潰瘍性大腸炎を徹底解説。なりやすい人や性格は?ストレスが原因で発症する?

更新日:2023-04-18 | 公開日:2023-01-30
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潰瘍性大腸炎を徹底解説。なりやすい人や性格は?ストレスが原因で発症する?

潰瘍性大腸炎とは、どのような病気なのかを分かりやすくまとめました。

潰瘍性大腸炎の主な症状やなりやすい人、原因なども紹介するので、心当たりがないかチェックしてみましょう。

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎とは、大腸に炎症ができ、表面が赤く腫れたり、潰瘍ができたりする疾患です。

初期段階は、下痢と便秘を繰り返すことが多いのですが、症状が悪化すると血便や下血が現れる場合もあります。

どんな痛み?潰瘍性大腸炎の症状

症状チェック

  • 下痢
  • 血便(赤黒い色の血便、粘血便)
  • 激しい腹痛
  • 下腹部の違和感
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 貧血
  • 脱水
  • 食欲低下
  • 体重減少

下痢と血便を主症状として、激しい腹痛を伴うケースが多いです。

ゼリー状の粘液のような血便が出る場合もあります。
悪化すると、1日10回以上血便が出るようになります。

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潰瘍性大腸炎の原因

潰瘍性大腸炎の発症原因は未だ明確になっておらず、国の指定難病に定められています。
考えられる原因としては、免疫異常・遺伝的要因・環境要因が挙げられます。

潰瘍性大腸炎になりやすい人・性格は?

ストレス

  • ストレス過多・ストレスを感じやすい
  • 腸内細菌のバランスが崩れている
  • 生活習慣が乱れている
  • 家族が潰瘍性大腸炎やクローン病を発症している

発症に男女差はなく、男性の発症ピークは20~24歳、女性の発症ピークは25~29歳にみられます。

ストレスが潰瘍性大腸炎の直接的な原因となるわけではありません。
ただし、過剰なストレスは腸内環境の悪化や免疫力の低下につながるため、潰瘍性大腸炎の発症に影響するという意見もあります。
「ストレスが溜まっている」「ストレスを感じやすい性格」などの自覚があり、潰瘍性大腸炎の症状が見られる場合は、注意が必要です。

家庭内で発症するケースもあり、遺伝的因子も関与すると考えられています。
そのため、家族に同様の病気の人がいると、発病のリスクが高くなる可能性があります。

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潰瘍戦大腸炎を疑う場合は病院へ

潰瘍性大腸炎は再発しやすく、重症化して手術が必要になる場合もあるため、早めに病院を受診してください。

潰瘍戦大腸炎を疑う場合は、内科・消化器内科・胃腸内科の受診をおすすめします。

内科を探す

潰瘍性大腸炎の治療法

薬物療法

潰瘍性大腸炎の治療では、「薬物治療」「手術」が行われます。

薬物治療は、大腸の炎症を抑える薬、免疫機能を調整する薬などを使用します。
薬が効かない、症状が重いなど、薬物治療で対処できない場合に、大腸を全摘出する手術が行われることがあります。

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さやけん

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