白斑の初期症状|どこに出やすい?拡がるスピードは?ストレスが原因のケースも

更新日:2022-08-31 | 公開日:2021-03-26
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白斑の初期症状|どこに出やすい?拡がるスピードは?ストレスが原因のケースも

体に白い斑点がでているけど、痛くもかゆくもない…。
それは、“白斑の初期症状”かもしれません。

「ストレスが原因って本当?」
「どうやって治すの?」
といった疑問に、お医者さんが答えます。

監修者
経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長 就任

白斑の「初期症状」

医師女性
白斑は、体のあらゆる場所に生じます。
白斑の場合は、正常な皮膚との境界線がはっきりしているのが特徴です。

白斑にはいくつか種類がありますが、一般的にいう白斑は「尋常性白斑」です。白斑は、神経支配領域とは関係なくおこる汎発型、神経支配領域におこる分節型、その混合型に分かれます。

初期の症状としては、まずは発疹ができ、不完全な脱色素斑が起こり、だんだんとその箇所の色が抜けていきます。

白斑が広がるスピードは?

医師女性
白斑は、少しずつ広がっていくことが多いです。
まれですが、急速に広がることもあります。

白斑は見た目以外のリスクはありませんが、自然に治ったり、市販薬で治療できる病気ではありません。

早期に医療機関で検査を受けることで、初期であれば色素を再生したり、白斑の拡大を防いだりできる可能性があります。

小さい白斑が1つだけできた場合でも、早めに医療機関へ行きましょう。

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白斑の原因はストレス?

医師女性
皮膚の色を作る細胞の「メラノサイト」が減少・消失することで白斑が生じます。
メラノサイトが減少する原因は、今のところはっきりとわかっていませんが、「ストレス」「自己免疫の異常」「持病」「物理的損傷」などが関係していると考えられています。

原因① ストレス

重度の精神的ストレスが原因で白斑が生じることがあります。
ストレスにより、皮膚に栄養を与える血液が滞ることで白斑が生じると考えられています。

原因② 自己免疫の異常

自己抗体が自分自身のメラノサイトを破壊し、白斑を発症するケースがあります。

原因③ 持病

特定の病気を発症している人も、白斑を生じることがあります。
関連性が強い病気としては、「バセドウ病(甲状腺の活動過剰)」「甲状腺機能低下症(甲状腺の活動不足)」「糖尿病」「アジソン病」「悪性貧血」が挙げられます。

原因④ 物理的損傷

洗浄剤や漂白剤による化学熱傷や日焼け、不適切なレーザー治療が原因で白斑を生じることがあります。

白斑ができたら、どう対処する?

医師女性
白斑ができている部分は、日焼けしやすいので、衣服で保護したり、日焼け止めを塗ったりしましょう。
ご自身で白斑を治すことは難しいです。皮膚科など医療機関へ相談してください。

白斑の治療法は?

医師女性
現時点では白斑を完治させる治療法はありません。
医療機関では「ステロイド入りの塗り薬や飲み薬の使用」「皮膚移植術」「紫外線照射」などを行います。

大部分が脱色した進行型の白斑だと、色素沈着は期待できないので、残った色素を脱色することもあります。

ステロイド(副腎じん皮質ホルモン)の塗り薬

症状が軽い場合や初期段階は、ステロイド入りの塗り薬を使用することが多いです。
初期段階は塗り薬のみで色素が再生することが多いですが、時間が経ったものでは効きにくくなります。

副作用は大丈夫?

副作用は比較的少ないです。
しかし、長期間使用すると皮膚の萎縮や毛細血管に異常が出る可能性があるので、効果がないと判断された場合は他の治療法を検討します

ステロイド(副腎じん皮質ホルモン)の飲み薬

白斑の症状が進行している段階や、白斑が大きくなり全身に増えていく「汎発型」と言われるケースは、ステロイド入りの飲み薬を使用することが多いです。

副作用は大丈夫?

長期間の内服は副作用が起こる可能性があり、注意が必要です。
高血圧・高血糖・骨粗しょう症・胃腸の異常などが出る可能性があるので、医師の指示に従って服用してください。

皮膚移植術

皮膚の神経に沿って白斑が現れる「分節型」の場合、皮膚の移植手術を行うことがあります。
白斑の部位を削り、体の他の部位の皮膚を移植する方法です。

紫外線治療

広範囲に白斑がある場合は、紫外線治療を行うことがあります。
光感受性薬剤というお薬を塗る、または飲んだ後に紫外線を照射する「PUVA療法」が一般的かつ有効です。
そのほかに、薬剤も必要としない「ナローバンドUVB療法」もあります。

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