超カンタン【うつ病診断テスト】お風呂に入りたくないは危険サイン?

公開日:2018-10-31 | 更新日:2020-02-12
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超カンタン【うつ病診断テスト】お風呂に入りたくないは危険サイン?

やる気が出ない・イライラがとまらない・不安でしかたがない、これらは心理的なストレス反応ですが、
「今までできていたことができなくなる」というのも、心理的ストレス反応のひとつであり、うつ病のサインです。

病院に行く時間は取りづらいし…自分でチェックできる方法を探している方は必見です。

精神科でも待って、薬局でも待ちますか?
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監修者

丸井 友泰 先生


医学博士

丸井 友泰先生

経歴

2010年名古屋大学医学部卒。2018年同大学院博士課程修了。医学博士。
名古屋大学医学部付属病院精神科などを経て、現在は複数の企業と契約し、労働者の総合的な健康状態の向上を目指して、助言や指導、研修や衛生講話を通じた安全衛生教育などといった産業保健活動に取り組んでいる。
また、総合病院心療内科にも勤務し、がん患者の終末期医療も担当している。その他、Webマガジン「現代ビジネス」で、メンタルヘルスを主なテーマに、記事の執筆・監修を行っている。

前までできていたのに、できなくなる…

どんなに疲れていて遅く帰ってきたとしても、お風呂に入ってリラックスしてからベッドに入る、という今まで当たり前のように行ってきた習慣を、おっくうに感じるようになっていたら、実はうつ病を発症しているのかもしれません。

たまたま疲れているだけ、という場合もありますが、2週間以上このようなおっくう感が続く場合は、うつ病を発症している可能性があり、治療が必要な場合があります。
ただ、病院に行くのは少し勇気がいります。
そのようなとき、まずは自分でうつ病診断をやってみませんか?

カンタン!自分でできるうつ病診断

 自己評価法

うつ病診断にはZungによる自己評価法やSDS抑うつ状態の評価法、Beckのうつ状態評価法、東邦大式うつ評価法など、うつ病を発見する手がかりとなる自己検査法がいくつかあります。

うつ病の症状は、疲労感を感じやすい、集中して物事に取り組めない、何をやるにもおっくうに感じるなどの症状があるため、自己評価を行う際は、できる限り負担を感じにくい評価方法を用いる必要があります。

評価のための質問項目は多すぎず、かつ、質問内容も答えやすいものがよいでしょう。
東邦大式の自己診断チェックシートをご紹介します。質問数は18問です。今の状態を知り、メンタルケアを早めにスタートするきっかけにしてみてはいかがでしょう。
下記の質問に対し、「いいえ」「ときどき」「しばしば」「つねに」で、お答えください。

1) からだがだるく、疲れやすい
2) 騒音が気になる
3) 気が沈んだり、重くなることがある
4) 音楽を聴いて、楽しいですか?
5) 朝のうち、特に無気力である
6) 議論に熱中できる
7) 首筋や肩こりが気になる
8) 頭痛もちである
9) 眠れないで朝早く目覚める
10) 事故やけがをしやすい
11) 食事が進まず、味を感じない
12) テレビを見ていて楽しい
13) 息が詰まる、胸が苦しい
14) 喉の奥に物がつかえているような感覚がある
15) 人生がつまらない
16) 仕事の能率が悪く、おっくうに感じる
17) 以前にも、現在と似た症状を感じていた
18) 本来は仕事熱心で几帳面な性格だ

■各々の答えについて
いいえ・・・・・・・0点
ときどき・・・1点
しばしば・・・2点
つねに・・・・3点

合計点を計算します。
*ただし、質問2、4、6、8、10、12に関しては加点しない。

■判定
10点以下:抑うつはなし
11~15点:境界領域
16点以上:抑うつ傾向あり

このチェックシートで現在の自分の状態を評価でき、うつ病を発見する手がかりにできます。
定期的に行うことで、過去と現在の変化を比較し、今の状況を客観的に見ることができます。

自己評価法は正確なの?

自己評価はそのときの状態に左右されやすく、複数回行うことでより正確に評価ができます。

自己評価法の結果、うつ病が疑われる場合

抑うつ気分と意欲低下が2週間以上続く場合は、一般的にうつ病と診断されるケースが多いようです。詳しい診断基準はさておき、イライラが続く、眠れない、くよくよと考えこみ、気持ちの切り替えができないなどの症状のため、生活に支障をきたす状態が続くようであれば、一度自己評価法を行ってみましょう。

 必ずしもうつ病と診断されるとは限らない?

自己評価法の結果、うつ病が強く疑われる場合でも、必ずうつ病と診断されるわけではありません。適応障害(明確なストレス因が存在し、それから離れると、症状は改善する)と診断される場合もありますし、発達特性による生きづらさに起因した抑うつ状態であれば、発達障害と診断される場合もあるなど、さまざまです。

 国内外のうつ診断の事情とは?

うつ病診断には、アメリカ精神医学会が出版するDSM5(精神障害の診断と統計マニュアル)が使用されることが多く、この診断基準をもとにうつ病と診断され、薬物治療が必要であると判断されれば、抗うつ薬が処方されることが多いです。抗うつ薬はさまざまなメーカーから開発されていますが、日本国内と海外では認められている薬が違うという現状もあります。

また、抗うつ薬がうつ病に対して100%効果を示すわけではなく、なかには、3回以上抗うつ薬の種類変更を行なったにもかかわらず、症状に改善がみられない難治例もあります。

眠れない、食欲がない、いらいらするなどの症状により、生活に支障をきたしている期間がある程度の期間継続しているのであれば、うつ病を発症しているかもしれません。しかし、『自分がうつ病にかかるわけがない』、『これは単なる自分の甘えだ』、『がんばりが足りないだけだ』などと、なかなかうつ病を発症したことを認めるのに抵抗を感じ、病院を受診するのを躊躇してしまうのが多いのも事実です。

自身のストレスに気づき、周囲の人に対して上手に発信し、十分な休息をとれば改善する場合もありますが、一方で、自身で行うストレスケアだけでは改善しない場合も多いです。

うつ病に対して高い治療効果が得られる薬も開発されています。ストレスを抱えやすい現代社会だからこそ、早めに対処することが大切です。今の心の状態を知るきっかけとして、うつ病の自己評価法をやってみませんか?

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監修者

丸井 友泰 先生


医学博士

丸井 友泰先生

経歴

2010年名古屋大学医学部卒。2018年同大学院博士課程修了。医学博士。
名古屋大学医学部付属病院精神科などを経て、現在は複数の企業と契約し、労働者の総合的な健康状態の向上を目指して、助言や指導、研修や衛生講話を通じた安全衛生教育などといった産業保健活動に取り組んでいる。
また、総合病院心療内科にも勤務し、がん患者の終末期医療も担当している。その他、Webマガジン「現代ビジネス」で、メンタルヘルスを主なテーマに、記事の執筆・監修を行っている。

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