お腹が張って気持ち悪い…どう対処すればいいか教えて!
不快な膨満感と気持ち悪さの対処法を、お医者さんに聞きました。
ひょっとすると「過敏性腸症候群」を発症しているかもしれないので、要注意です。
もくじ
これといった原因が思い当たらないのに膨満感や吐き気があったり、症状を繰り返していたりする場合には、注意が必要です。
お腹の張りと気持ち悪さでお困りの方は、次の方法を試してみましょう。
胃腸点は、中指を曲げたときに指先が触る部分と手首の真ん中あたりにあるツボです。
気持ちが悪いときは、衣類の締め付けをゆるめてください。
また、吐き気がある時には、無理して水分や食事をとらず、落ち着いてからに飲食してください。
ただし、感染性胃腸炎の可能性がある場合は、使用を控えた方がいいでしょう。ウイルスや細菌を体の外に排出しようとする働きを止めてしまうからです。
使用する場合は、医師や薬剤師に相談してからにしましょう。
これはNG!症状を悪化させる行動
オートミールやきくらげ、おからなどの不溶性食物繊維の過剰摂取は避けましょう。摂りすぎると、余計にお腹がはることがあります。
無理なく続けられる軽い運動を取り入れることもおすすめです。30分程度のウォーキングやジョギングを習慣化してみましょう。
また、毎日決まった時間に就寝・起床するようにし、規則正しい生活を心がけてください。質の良い睡眠、ストレス発散も大切です。
これはNG!お腹の不快感を招く習慣
食後すぐに横になる行為は、胃酸が逆流して症状の悪化に繋がります。やめましょう。
お腹が張って気持ち悪い場合、
が原因となっている場合が多いです。
3ヵ月間の内、月に3日以上にわたりお腹の痛みや不快感を繰り返し、排便により症状が緩和されたり、症状とともに排便回数や便の状態が変化したりすると、この病気と診断されます。
原因ははっきりとわかっていませんが、腸の働きが過剰になることで症状があらわれます。
ストレスや不安を感じたときに症状が出やすく、20~30歳代の女性に好発します。
月経がはじまると症状が軽くなったり無くなったりします。
ホルモンバランスの変化から自律神経のバランスが乱れ、症状が起こります。
生活習慣が乱れていたり、ストレスや疲労がたまっている人は、症状がでやすいと考えられます。
下痢や嘔吐の症状がひどくて、脱水症状を起こしている場合は、すぐに受診してください。
過敏性腸症候群が疑われる場合は、消化器内科や胃腸内科を受診しましょう。
月経前症候群が疑われる場合は、婦人科を受診しましょう。