女性の痛風の特徴|どんな痛み?初期症状は?病院は何科?

更新日:2022-04-22 | 公開日:2021-04-01
204
女性の痛風の特徴|どんな痛み?初期症状は?病院は何科?

「女性の痛風って、何か特徴はあるの?」
「男性に多い病気なのに、どうして女性も発症するの?」

お医者さんに、女性が発症する痛風について詳しく聞きました。
足の親指あたりに違和感があらわれていたら、要注意です。

監修者
岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

女性の痛風の特徴は?どんな痛み?

医師男性
女性の痛風は、更年期に起こりやすいという特徴があります。

これは、女性ホルモンの分泌量の低下が関係しています。
男性に比べ、極端に女性の痛風患者が少ないのは、女性ホルモンが過剰な尿酸を排出してくれているからです。
しかし、なんらかの原因(更年期など)で女性ホルモンが減ると、女性も男性と同じように発症リスクが上昇します。

痛風発作の痛み方

医師男性
手や足に突然激しい痛みが起こります。
痛みは一箇所に生じ、複数が一気に痛むということはありません。

また、痛みのある部分が赤く腫れることもあります。
2~3日は歩けないほどの痛みが続き、その後1~2週間で徐々に治まっていきます。

<症状が出やすい場所>

  • 足の親指の付け根
  • 足の甲
  • 手関節、手首

初期症状ってあるの?

医師男性

痛風発作の初期症状として、

  • 足のピリピリ・ムズムズ感
  • 手足の関節の違和感

などがあります。

しかし、前触れなく突然発作が起こる場合もあります。

痛風に使用できる市販薬

医師男性
痛風発作の痛みがある場合は、ロキソプロフェン、イブプロフェン、ナプロキセンが配合された鎮痛剤をおすすめします。
なお、アスピリンが配合された薬は、痛風を悪化させるので服用しないでください。

また、ほかの病気を治療している方は、医師の指導のもと服用してください。

服用しても良い薬 服用してはならない薬
ロキソニンS、イブA など バファリン など

 鎮痛剤は痛みを抑えることしかできません。
痛風を根本的に改善させるには、病医療機関での治療が必要です。

女性の痛風の原因は?

医師男性
男性と同様、血中の尿酸が高い状態によって痛風は発症します。
血中で溶け切れなかった尿酸が結晶となり、関節炎を引き起こします。

発症リスクを上昇させる原因には、

  • 暴飲暴食
  • 重度の肥満
  • 腎臓機能の低下
  • 激しい運動

などが挙げられます。

発症しやすい女性

医師男性
  • 閉経前後(40~50代以上)
  • お酒をたくさん飲む
  • よく早食い、大食いをする
  • 不規則な生活を送っている

といった方は要注意です。

中高年の男性に多かった病気ですが、食生活の変化・生活の男性化に伴い、最近は痛風を発症する女性が増加しています。

「プリン体」に気をつけましょう

“プリン体”は食べ物の旨みに関係する成分です。
プリン体は体内に入ると尿酸に変化するため、尿酸値が高い人は痛風の発症リスクを高めます。
魚卵、レバーなど、プリン体の多い食事には注意が必要です。

※ただしプリン体の8~9割が体内で作られ、食べ物は尿酸を作り出す原因の1~2割ほどです。プリン体の1日の摂取量が400mgを越えないようにしましょう。

私、痛風かも…病院は何科?

女性 痛風 特徴

医師男性
痛風が疑われる場合は、内科を受診しましょう。

内科を探す

痛みが治まっても放置はNG!

医師男性
痛風が悪化すると慢性化し、発作を繰り返す恐れがあります。

慢性的な痛風は、糖尿病といった病気の発症リスクを高めます。
また、腎臓に悪影響を与えるため、腎障害、腎不全になる恐れもあります。

痛風を自分だけで治すのは難しいです。
痛風発作が治まった場合も、早めに医療機関を受診しましょう。

痛風によって引き起こされるリスク

 

<痛風結節>
尿酸が過剰になって、結晶化したものが皮下組織に沈着してかたまりとなった状態。

 

<尿路結石>
腎臓から尿道の間の尿路に結石ができてしまう状態。

 

<脂質異常症>
生活習慣病の1つで、悪玉コレステロール、中性脂肪が高い、または善玉コレステロールが低い病気。動脈硬化などを引き起こす。

 

<糖尿病>
インスリンの分泌がない、または十分に分泌されず、血糖値が慢性的に高い病気。

どんな治療を受けるの?

医師男性
まずは血液検査、尿検査などを行い、痛風の原因となる“尿酸値”“尿酸の量”を調べます。
痛風と診断した場合、薬の処方生活習慣の見直しによって、症状の改善を図ります。

検査で尿酸値が7.0mg/dlを超えると、痛風と診断されます。
処方する薬には、鎮痛剤痛風発作を防ぐ薬(コルヒチン)などがあります。

生活指導では、プリン体の摂取制限や適度な運動、体重の減量などを促し、尿酸値を下げることを目指します。

内科を探す

 

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

「今日も、疲れがとれないな…」

「ぐっすり眠りたい…」
「リラックスして、スッキリしたい」

あなたにぴったりの入浴レシピがスグわかる!医師監修の入浴アプリ「Onsen*」で、いつもの入浴を”癒やしのスパ”にしませんか?

※現在、iOSのみ対応しています。

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 204
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

おすすめ記事
関連記事