足の指がつる4つの原因&治し方|癖になる・病気の前兆ってホント?

公開日:2020-02-28 | 更新日:2021-02-10
623
足の指がつる4つの原因&治し方|癖になる・病気の前兆ってホント?

「足の指がつると曲がるのはなんで?」
「一度つると癖になるの?」
「病気の前兆って本当?」
この記事では、足の指がつる原因と予防法、隠れた病気の可能性まで、医師が詳しく解説します。


監修者

河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

足がつったときの治し方

医師男性
つっている足指の先を体側に引きつけ、つっている部分の筋肉をゆっくり伸ばしましょう。
  1. つっている部分の筋肉をゆっくり伸ばす
  2. つっている部分の筋肉を柔らかくほぐすようにマッサージする
  3. つっている部分の筋肉をだんだんと強めに圧迫する

上記のようにすることで、収縮・痙攣している筋肉がほぐれ、つっている状態から正常に戻りやすくなります。

Q.足の指がつると指が曲がってしまうのはなぜ?

 

A.つった指が曲がってしまうのは、筋肉の過度の収縮によると考えられます。
“つる”とは、無意識に体の一部の筋肉が突如痙攣を起こし、過度に収縮したまま固まってしまう状態です。痛みを伴い、数秒から数分間継続されます。

一度つると、クセになることも…

医師男性
一度起こすと繰り返しつりやすくなるケースが多いようです。

足がつることが慢性化する原因としては、

  • 筋肉量が減っている
  • 脱水状態
  • 冷え
  • 血行不良
  • 神経障害

等によるものが考えられます。

足の指がつる4つの原因

医師男性
  • 筋肉の疲労
  • 電解質不足
  • 水分不足(脱水)
  • 冷え

の4つが原因として考えられます。

筋肉の疲労

医師男性
運動等により筋肉を使い過ぎると、疲労が溜まり、神経系統とスムーズに連携できなくなります。
すると、筋肉が緊張状態になり、収縮や痙攣を起こし、つりやすくなると考えられています。

電解質不足

医師男性
筋肉の動きをコントロールする働きを持つマグネシウム・カリウム・ナトリウム等のミネラル成分不足により、筋肉が正常に機能できなくなると、筋肉の異常収縮が起こり、足がつりやすくなると考えられています。

水分不足(脱水)

医師男性
脱水状態になると、筋肉を拡張したり収縮したりする自動調節機能が低下し、筋肉が収縮状態のままもとに戻れずに足がつりやすくなると考えられています。

その他、服用している薬の影響(利尿薬、降圧薬、胃薬、抗甲状腺薬、脂質異常症治療薬、ステロイド等)で足の指がつることもあります。
足がつる主な原因を解説しましたが、足指がつる原因は多岐にわたるため、その原因を特定するのは困難なケースが多いです。

冷え

医師男性
寒くて足が冷えると、筋肉が硬直して血行不良を起こしやすくなります。
すると、筋肉が収縮し、足がつりやすくなる場合があります。

また、寒くて体をぎゅっと縮めていると、筋肉が緊張した状態になります。
すると、筋肉が動く(収縮する)ために必要な栄養分が届かなくなり、つりやすくなると考えられています。

ヒールを履くと足がつるのはなぜ?

ヒール

医師男性
慣れない状態で足に負担を掛けることで、筋肉の疲労や血行不良等を起こすためと考えられています。

また、ヒール以外にもぺたんこのパンプスやスニーカーでも足指をつるという人は、歩き方や歩く距離が普段と異なって、いつもはあまり使っていない筋肉を使った場合につりやすくなると考えられます。

足がつるのは「病気の前兆」ってホント?

医師男性
頻繁に足がつるのは、次の病気の可能性もあります。
電解質異常 低カルシウム血症
低カリウム血症
低ナトリウム血症
低マグネシウム血症等
多尿
口渇
食思不振
胃部不快感
頭痛 等
血管病変 血管炎
閉塞性動脈硬化症
下肢静脈瘤等
あざ
しびれ
倦怠感 等
代謝性疾患 低栄養
腎臓病
糖尿病等
疲れやすい
口渇
多尿 等
内分泌疾患 甲状腺機能低下症
アジソン病等
体重増加
食欲減退
倦怠感 等
脳疾患 脳梗塞等 手足のしびれ
脱力感 等
自己免疫疾患 スティッフパーソン症候群等 筋肉のこわばり 等
神経筋疾患 腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
筋萎縮性側索硬化症等
腰痛
首こり
しびれ
痛み
筋肉のこわばり 等
肝機能障害 - 食欲不振
倦怠感
浮腫 等

病気じゃないか心配…何科を受診すべき?

医師男性
まずは整形外科を受診しましょう。

糖尿病や腎臓病など、何か持病がある方は主治医に相談するのもいいですね。

整形外科を探す

もう痛いのは嫌!「足つりの予防法」

  • 運動前に準備運動を行う
  • 運動する際は、水分とミネラルを補給しながら行う
  • 運動後は、ストレッチ等行い、筋肉を休ませる
  • 日常生活に適度な運動を取り入れる
  • お風呂で体を温める等、冷やさないようにする(足湯、締め付けがないレッグウォーマー)
  • 漢方薬を使う(芍薬甘草湯等)
  • スニーカーなど、履きやすい靴を履く(インソールを入れて辛くない状態にしたり、ヒールに日頃から慣れるようにする)
  • 睡眠時間を確保して疲労を溜め込まない
  • 筋肉疲労を防ぐため、マッサージ等を行う
医師男性
上記の予防法をおこなってみましょう。

足がつるのを予防する「食べ物」

医師男性
  • ミネラルを含む食べ物
  • 血流改善が期待できる食べ物
  • タウリンやビタミンB1を含む食べ物

上記の3種類を意識して摂取してみましょう。

ミネラルを含む食べ物

  • わかめ
  • かぼちゃ
  • ひじき
  • アーモンド
  • しらす 等

血流改善が期待できる食べ物

  • 大豆製品
  • 鶏肉
  • 牛肉
  • クコの実
  • なつめ
  • 酢 等

筋肉疲労の改善|タウリンやビタミンB1を含む食べ物

  • タウリンを多く含む食べ物…イカ、タコ、貝類等
  • ビタミンB1を多く含む食べ物…豚肉、レバー、豆類等

整形外科を探す

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 623
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード