もくじ
茶色いおりものがでて、「生理がきたかな?」と思ったら…
「生理の血がなかなか出てこない…?」
「茶色の出血が続いている…」
これって大丈夫?なんでこんなおりものが出るの?
お医者さんに、「原因」と「病院を受診する目安」を聞きました。
もくじ
茶色いおりものが出る原因として
が考えられます。
それぞれ詳しく解説します。
少しずつ始まっている生理の出血がおりものに混じったために起こります。
数日様子を見て生理が始まる場合は、問題ありません。疲れやストレスを溜めないようにして、体を冷やさないように温かいものを飲み、体を温める服を身につけリラックスして生活するようにしましょう。
生理前症状(下腹部痛・腰痛・イライラと落ち着かない・頭痛・肌荒れなど)の症状があります。
また、生理前には基礎体温が少し下がります。
一般的には、高温期(36.7度くらい)→低温期(36.3度くらい)になります。
着床出血は、生理予定日前後にあることが多いです。おりものに混ざって排出されることがあります。
茶色い出血の場合は、数日前の着床出血が遅れて出てきたと考えられます。
※出血の際に、チクチク痛や下腹部痛を感じる人もいます。
妊娠している場合、生理開始予定日が過ぎても、基礎体温が高いまま(目安:36.7度以上)になるのが一般的です。頭がボーっとする、体がポカポカと温かいという感覚になる方もいます。
その他にも
といった妊娠初期症状がでる方もいます。
※症状には個人差があるため「この症状がでていれば妊娠している」というものはありません。また、妊娠初期症状が全くない方もいます。
子宮筋腫は、過多月経・貧血・不妊症の原因となる場合もあるため、妊娠を望んでいる方は特に早く行ってご自身の状態を知ることが求められます。
「頸管ポリープ」があると、性行為の時に出血量が増え、鮮血が出ることがあります。
「子宮筋腫」があると、生理不順の他、貧血・生理痛が重くなる・毎回の生理の出血が増える・生理が長いという症状が出る人もいます。
妊娠していないのに生理が遅れる(止まる)原因として
があります。
ストレスの溜めすぎ、ダイエットのしすぎによって、女性ホルモンの分泌がとまって若くても閉経してしまう人もいます。
甲状腺の病気を疑う症状
生理の遅れに加えて
など
無月経につながることがある治療薬の例
など
茶色いおりものが1週間以上続く場合は、受診しましょう。
ただし、
などの症状も出ている場合は、早めに受診しましょう。
早く診察を受けることで、最小限の治療で済むかもしれません。
特に、将来妊娠を望んでいる場合は早めに受診しましょう。
反対に、病気を放置すると、病気が進行し最小限の治療では間に合わなくなり、手術が必要となるなどのリスクがあります。
基礎体温をつけている人は、基礎体温表を持参してください。
妊娠の可能性がある場合は、薬局などで販売されている妊娠検査薬での検査を実施しておくとよいでしょう。
を行います。
最後の生理日や生理周期を聞かれることが多いです。
また、痛みや違和感がある箇所があれば伝えましょう。
内診が行われます。
超音波器具を膣に入れて、子宮や内部をよく診察します。
子宮内膜が厚くなってきていて生理が来そうである兆候があり、状況からみて生理が遅れているだけであれば、数日様子を見ます。
ポリープや子宮筋腫、子宮内膜症、がんなども見つけることができます。
子宮内膜症や子宮筋腫などの疾病が認められる場合は、症状に合わせて治療が必要です。治療には、手術や薬の内服での治療があります。
鎮痛剤やホルモン剤による薬物療法、または外科的手術になります。
腫瘍や、子宮・卵巣を摘出をすることもあります。
子宮筋腫は無症状の際には経過観察となります。
治療のためには筋腫をちいさくするための薬物療法、または筋腫や子宮自体を摘出するための外科的手術を行います。
初診OK!
当日診療OK!
「PMSがひどい」
「肌荒れしてしまう」
医師と相談しながら、あなたに合うピルを見つけましょう。