もくじ
痛み、しびれ、むくみが生じたら糖尿病のサインかも!
糖尿病によって足にあらわれる、初期症状を解説します。
そのまま放置すると、重い合併症を引き起こすリスクがあります。
症状に心当たりないかチェックしましょう。
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これらの症状は、糖尿病のせいで血流が悪くなり、神経の細胞に十分な「酸素」や「栄養」が行き届かなくなることで起こります
健康であれば、膵臓から出る“インスリン”や“グルカゴン”というホルモンが働き、糖の量を調節しています。しかし、糖尿病になると血糖値をコントロールできなくなるため、血糖が高い状態が続いてしまいます。
高血糖は血流の悪化や血管にダメージ与える原因となるため、体にさまざまな不調を引き起こします。
糖尿病を疑う場合は、まず医療機関を受診しましょう。
特に、
などに心当たりのある方は、糖尿病の発症リスクが高いため要注意です。
放置するとどんどん悪化していくため、早めの受診によって病気の進行を防ぎましょう。
2型糖尿病の場合、
を行います。
また、ダメージを受けた腎機能を補うために、人工透析を生涯続けることになるケースもあります。
糖尿病は、放置している間にもどんどん進行していきます。
「初期症状に心当たりがある…」という方は、早めに医療機関を受診しましょう。
生活習慣の見直し、血糖値のコントロールを正しく行うことで、重い合併症を引き起こすリスクを下げられます。
糖尿病が悪化すると
などの重い症状を引き起こす恐れがあります。
神経障害で足先の感覚が鈍くなると、怪我や火傷などの発見が遅くなります。
糖尿病の方は傷が化膿しやすいため、傷を放置すると足の壊死が起こります。
足が壊死した場合、切断を避けることはできません。
壊死を防ぐには、足にできた傷を根気よく手当てする必要があります。
糖尿病に合併して起こる目の障害は「糖尿病網膜症」と呼ばれています。
動脈硬化とは、慢性的なダメージによって血管が硬くなっている状態です。
血管の通り道が狭くなったり、血栓ができたりすることで、脳卒中・心筋梗塞を引き起こします。
いずれも命に関わる病気であるため、
などの症状には要注意です。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。