腕にぶつぶつができる理由|ストレス?アレルギー?自力で治せる?病院の治療法も

更新日:2022-08-12 | 公開日:2020-03-27
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腕にぶつぶつができる理由|ストレス?アレルギー?自力で治せる?病院の治療法も

「腕のぶつぶつが気になる!」
「恥ずかしくて二の腕を出せない…!」

腕にぶつぶつができる原因について、お医者さんに聞きました。
対処法病院での治療についても詳しく解説します。

監修者
経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長 就任

腕のぶつぶつの「よくある原因」

日焼け

腕のぶつぶつの主な原因は次の通りです。

❶ニキビ

医師女性
顔だけではなく、腕にもぶつぶつとしたニキビできることがあります。

脂腺性毛包という皮脂分泌が活発な毛穴が詰まると、白いニキビが生じやすくなります。
また、その内側でにきび菌が増加して赤いニキビが生じるケースもあります。

❷毛孔性苔癬(角質がたまっている状態)

医師女性
・肌のターンオーバーが正常ではない
・角質層の水分不足
・過剰な皮脂分泌
などにより、角質が毛穴の中にたまり過ぎて、皮膚表面にブツブツが出現すると考えられています。

この場合、痛みやかゆみを伴うケースは少ないです。

ただし、毛穴周辺で炎症が生じて赤くなったり、色素沈着を起こして肌が黒ずむ場合があります。

❸湿疹

医師女性
刺激(汗・衣服の擦れ・乾燥など)によって、湿疹が生じることがあります。

かゆみを伴う小さいぶつぶつや、赤みのある小さい水疱が生じます。
慢性化すると、皮膚がザラザラして色素沈着する場合があります。

 

湿疹が発生する原因は様々です。

  • 化粧品・衣服のこすれ・汗などの刺激
  • 毛虫
  • 金属
  • 洗いすぎ・擦りすぎ
  • 気候(暑さ・寒さ、乾燥)

などが挙げられます。

❹蕁麻疹

医師女性
アレルギーの原因(ダニ・カビ・腕時計・薬など)が原因で、蕁麻疹が起こることがあります。

❺毛包炎(もうほうえん)

医師女性
皮膚常在菌によって、毛穴で生じる炎症です。

アクネ菌、ブドウ球菌、マラセチア等が原因菌となる、かゆみを伴うぶつぶつが生じるケースが多いです。

❻疥癬(かいせん)

医師女性
疥癬虫というダニの一種が皮膚に寄生して起こる疾患です。

すぐにかゆみが生じたり、ぶつぶつが出たりせず、少し経ってから強いかゆみを伴う赤いぶつぶつが出てきます。
また、皮膚の表面に白いフケのようなものが生じる場合(鱗屑)もあります。

「ストレス」が原因のケースも!

医師女性
ストレスや疲労が原因で蕁麻疹を発症する場合があります。

原因不明のぶつぶつが生じている場合、毎日繰り返しぶつぶつが生じる場合は、ストレスが原因で蕁麻疹を発症しやすい体に変えていると考えられています。

「日光」が原因になることも!

医師女性
日光を浴びたために皮膚が過剰反応し、炎症が生じて皮膚炎になる場合があります。

日光蕁麻疹

日光蕁麻疹は、日光に浴びた後に比較的早くかゆみや赤みを伴います。

日光が当たった部位が赤く腫脹する場合があります。

多形日光疹

多形日光疹は、3~4時間後と数時間後に現れることが多いです。ときに最長で数日間出現しないこともあります。

日光が当たった部分にかゆみを伴う赤いぶつぶつが生じます。
多形日光疹は、ぶつぶつが24時間以上続きます。

自分でできる「対処法」

医師女性
  • 保湿を徹底する
  • 紫外線から肌を守る
  • 栄養バランスの良い食事を摂る

ことにより、症状出現の予防・快方に向かうことがあります。

 

お風呂から上がったら、入念に保湿しましょう。
また、夏に限らず、一年中紫外線ケアを徹底してください。

その他、次の6つを意識するとよいでしょう。

  1. 服・アクセサリーは天然素材を選ぶ
  2. 規則正しい生活を送る
  3. 良質な睡眠を十分とる
  4. ストレスを溜め込まない
  5. 適度に運動して代謝を上げる
  6. 過度に擦らない

腕のぶつぶつの「市販薬」

医師女性
❶にきび
❷毛孔性苔癬
は、市販薬で改善できる可能性があります。

❶にきびの場合

医師女性
乾燥による過度の皮脂分泌を抑制するための保湿成分(ヒアルロン酸 コラーゲン プラセンタ、セラミド 等)を配合している市販薬が有効とされています。

❷毛孔性苔癬の場合

医師女性
角質除去に有効とされる尿素、肌代謝の正常化に有効とされるトコフェノール酢酸エステル、抗炎症作用をもつグリチルリチン酸モノアンモニウム等を配合している薬を使用する場合があります。
  • メンソレータム皮フ軟化クリーム
  • メソッドS 等

市販薬を使用しても症状の改善がみられない場合は、皮膚科等の医療機関を受診してください。

治らない場合は皮膚科へ

医師女性
症状が改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。

一般的な皮膚科での治療例をいくつかご紹介します。

毛孔性苔癬の治療例

血行促進に有効とされているビタミンEを配合する薬、角質軟化、保湿に有効とされている尿素、サリチル酸ワセリン等を配合した外用薬を用いた治療を行います。

蕁麻疹の治療例

抗ヒスタミン剤による治療を行います。

疥癬の治療例

クロタミトン(外用薬)、イベルメクチン(内服薬)を用いた治療を行います。

ダニ(虫刺され)の治療例

ステロイド軟膏、抗アレルギー剤(内服薬)を用いた治療を行います。

アトピー性皮膚炎の治療例

皮膚炎治療のための外用薬とかゆみを緩和する内服薬、皮膚角層のバリアを回復させる保湿剤等を用いた治療を行います。

汗疹の治療例

出現している症状に合うステロイド薬(外用薬)、抗生剤等を用いた治療を行います。

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