50代になってから「疲れやすい…」対策は?男性にも更年期障害があるってホント?

更新日:2023-04-24 | 公開日:2022-03-31
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50代になってから「疲れやすい…」対策は?男性にも更年期障害があるってホント?

「50代男性の疲れやすさ」を改善する対策を、医師に聞いてみました。

おすすめの食事・運動方法などを詳しく解説します。

病院で行われる「男性更年期障害の治療法」も必見です。

監修者
岡村 長門 先生

岡村クリニック
院長

岡村 長門先生

経歴

戸田中央総合病院
埼玉医科大学
公立昭和病院
岡村医院
岡村クリニック

50代男性に多いお悩み「最近…疲れやすくなった」

医師男性

50代の男性で疲れやすくなったと感じるのは「男性更年期障害」を生じていることも考えられます。

これは、加齢に伴う男性ホルモンの減少が影響しています。

また、体力も低下していくため、若い頃と同じ働き方や生活習慣では疲れやすくなってしまうでしょう。

特に栄養不足・睡眠不足は疲れやすさにつながります。

忙しさで食事や睡眠が疎かになっている方には、まずは生活習慣を見直すことをおすすめします。

“活力を取り戻す”ための4つの対策

医師男性

50代男性が“活力を取り戻す”ためには、

  1. 1日3回、バランスのよい食事をとる
  2. 睡眠をしっかりとる
  3. 規則正しい生活を送る
  4. ストレスをこまめに発散させる

以上、4つの対策をおすすめします。

対策① 1日3回、バランスのよい食事をとる

医師男性
欠食せずに、1日3回食事をとるようにしましょう。特に、朝ごはんは抜かないようにしましょう。

体に必要な栄養素が摂れていないと、疲れやすくなることがあります。

バランスのよい食事をとり、体に必要な栄養分をしっかり補給しましょう。

食事内容は、“和定食”をイメージしてみましょう。

  • 主食(ご飯・パンなど)
  • 主菜(肉・魚など)
  • 副菜(野菜サラダ・ワカメの味噌汁など)

が揃っているとよいです。

朝ごはんはしっかり食べて、夜ご飯は遅くなりすぎないようにしましょう。

遅い時間の夕食は、睡眠の質の低下させ、翌日に疲れを引き引きずる原因となります。

睡眠までに時間が取れるよう、夜ご飯は18~19時頃までに食べるとよいでしょう。

自己判断での“サプリの摂り過ぎ”には要注意!

 

やみくもにサプリを摂取するのは、やめましょう。

栄養素の過剰摂取となり、健康被害をきたすこともあります。

対策② 睡眠をしっかりとる

医師男性

毎日の睡眠時間は6~7時間を目安に確保しましょう。

疲れを感じているときは、ご自身がスッキリする時間(例:8~ 9時間)休むことをおすすめします。

しっかり体を休ませて疲労を回復させると、翌朝の疲労感の軽減につながります。

休日の“寝過ぎ”はかえって疲れてしまうことも

 

「休日だから」と寝過ぎてしまうと、体内時計が乱れて疲れやすさやダルさを感じやすくなることがあります。

睡眠は規則正しい生活リズムの中でとるようにしましょう。

対策③ 規則正しい生活を送る

医師男性
  • 朝起きたら日光を浴び、体内時計をリセットする
  • 日中に活動して夜はしっかり休む
  • 平日も休日も同じリズムで生活する

などを心がけるとよいでしょう。

不規則な生活は自律神経のバランスを乱し、疲労感や活力の低下につながります。

生活リズムを整えて、活気ある疲れにくい体にしましょう。

対策④ ストレスをこまめに発散させる

医師男性
  • 趣味の時間をつくる
  • スポーツを楽しむ
  • 映画を観る

など、ご自身の好きな方法で気持ちをリフレッシュさせましょう。

過剰なストレスは「男性ホルモン」を生成する能力を低下させ、更年期障害の悪化につながります。ストレスは溜めずに発散しましょう。

【運動不足の方におすすめ】基礎体力UPトレーニング

医師男性

基礎体力をつけることで、疲れにくくなると考えられます。

特に下半身を鍛えられる「スクワット」がおすすめです。

“下半身の筋肉を動かす運動”をすると、男性ホルモンの分泌量が増加するといわれており、更年期障害の悪化抑制・活力UPなども期待できます。

効果を上げるために「正しいやり方」で行い、しっかりと筋肉を使いましょう。

「スクワット」の正しいやり方

  1. 脚を腰幅~肩幅に開く
  2. つま先は膝と同じ向きにする
  3. 胸の前で手を軽く組む
  4. 太ももと床が並行になるまでお尻を下げる
  5. お尻に力を入れたまま、ゆっくり元の位置に戻す

 

1セット10回、1日3セット行いましょう。

「男性更年期障害」の治療が有効なケースも

医師男性

更年期障害と聞くと、女性のイメージが強いですが、実は男性にもあります。

医療機関では「男性更年期障害」の相談も受け付けており、治療によって症状が和らぐ方も多くいます。

「男性更年期障害」症状チェックリスト

  • 疲れやすい・眠れない
  • 筋肉痛・関節痛
  • 肥満
  • 不安感が増して、気分が落ち込む
  • イライラして怒りっぽくなる
  • 集中力・判断力・意欲の低下
  • 記憶力の低下
  • 性欲の低下
  • 頻尿
  • 発汗・ほてり 
医師男性

上記の症状が当てはまる人は「男性更年期障害」も疑えます。

症状がなかなか改善しないときは、医療機関で相談してみるとよいでしょう。

病院で行われる「男性更年期障害の治療」

医師男性

病院では、生活指導に加えて

  • 男性ホルモンの補充療法
  • 薬物療法

などを行います。

男性ホルモン補充療法

医師男性

男性ホルモンのテストステロンを注射で投与する治療方法のことです。

血液中に直接男性ホルモンを補填するため、即効性があります

1ヶ月に1~2回程度、腕やお尻に注射を打ちます。

ただし、テストステロンを投与することで精巣機能が低下するケースがあるため、“子どもを希望している”場合は、別のホルモンを注射する場合があります。

また、投与量が多すぎると脳梗塞を起こすリスクがあります。そのため、治療中は定期的に血液検査を行います。

薬物療法

医師男性

症状が比較的軽い場合には、飲み薬での治療も可能です。

漢方薬を処方するケースもあります。

男性更年期障害って…何科?

医師男性

男性の更年期障害は、「泌尿器科」で診療をしていることが多いです。

医療機関によっては受け付けていないケースもあるため、事前に問い合わせて対応しているか確認しましょう。

初診時には、

  • いつ頃から症状が出ているか
  • 現在治療中の病気はあるか
  • 飲んでいる薬はあるか
  • 体に他の不具合はあるか

などを伝えられると、スムーズな診察につながります。

「男性更年期障害」放置すると…?

医師男性

更年期障害の放置は、「うつ病」「自律神経失調症」の発症リスクがあります。

症状がつらいときは我慢せず、一度病院で相談してみましょう。

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