なぜ?更年期に下腹部痛&腰痛のWパンチ。原因はホルモン?痛みを和らげるには

更新日:2022-12-26 | 公開日:2022-07-28
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なぜ?更年期に下腹部痛&腰痛のWパンチ。原因はホルモン?痛みを和らげるには

なぜ?更年期に下腹部痛と腰痛が…
女性ホルモンは関係ある?

更年期に下腹部痛と腰痛が生じる理由を、お医者さんに聞きました。

不正出血がある方は、子宮ガンの疑いもあるため要注意です。
「痛みを和らげる方法」や「普段の生活でのポイント」も併せてチェックしましょう。

監修者
石野 博嗣 先生

石野医院

石野 博嗣先生

経歴

医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院

なぜ?更年期に下腹部痛&腰痛が起きる原因

医師男性
更年期の下腹部痛・腰痛の原因としては、まず、女性ホルモンの急激な減少による「体の冷え」が考えられます。

更年期は女性ホルモンが少なくなるため、自律神経のバランスが崩れやすい時期です。
これにより血行が悪くなると、体・内臓が冷えて腹痛や腰痛を生じやすくなります。

こんな「原因」も考えられます

 

  • 睡眠不足
  • 食事が偏っていて、栄養が足りていない
  • 運動不足
  • 普段の姿勢が悪い
  • ストレス・疲労が溜まっている

下腹部痛・腰痛がある場合、女性ホルモンの減少だけでなく、上記のような原因も考えられます。

特に腰痛に関しては、加齢による「腰周りの筋力低下」や「普段の姿勢の悪さ」などが影響しているケースもあります。

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痛みを和らげる方法は?

医師男性

冷えによって痛みが出ているときは、まずは体を温めることをおすすめします。

体を温める「4つの方法」

 

  1. 厚手の衣類で、足首・手首・首周りを温める
  2. 寒いときは、エアコンで室温を上げる
  3. ゆっくり入浴して湯船に浸かる
  4. 起床時にストレッチする

足首・手首・首回りを衣類で温めると、体全体が温まりやすくなります。
「冷えてから温める」よりも「冷える前に予防する」ことが大切なので、普段から体が冷えない程度に室温を上げておきましょう。

また、寝るときは「暖かいパジャマ」を着て、起床時から体を冷やさないようにしてください。
朝にストレッチするなど、軽く体を動かすのも、血流が良くなり冷え防止になります。

「規則正しい生活」で快方に向かうケースも!

医師男性
  • 起床時間・就寝時間を毎日同じにする
  • 毎日同じ時間に食事をする
  • 1日3食、欠食せずに食べる

などを意識して、規則正しい生活を送ってみましょう。
自律神経が整い、血行が良くなることで、体の冷えによる下腹部痛・腰痛の改善につながります。

毎日の起床時間・就寝時間を同じにすると、体のリズムが改善され、自律神経も正常になってくることが多いです。

食事では、特に朝食をしっかりとりましょう。
1日の始まりには、エネルギーをチャージして体温を上げることが大切です。

「疲労・ストレス」を溜めないようにしよう

医師男性

過度の疲労・ストレスも、自律神経が乱れる原因となります。
普段から、

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 疲れたら、無理せず休む
  • 好きなことしかしない日を作る

といった方法で、体と心をリフレッシュさせましょう。

ストレスの原因がわかっている場合は、そこから離れて逃げることも必要です。
また、普段から無理のないスケジュールを組むようにして、疲れを溜めないようにしましょう。

要注意!「病気」が隠れているケースも…

医師男性

下腹部痛と腰痛の症状がなかなか治らない場合、

  • 腎盂腎炎
  • 子宮頸ガン・子宮体ガン

といった病気が隠れているケースもあります。

腎盂腎炎や子宮頸ガン・子宮体ガンってどんな病気?

 

▼腎盂腎炎

腎臓の尿を溜めておくところや、その周辺で最近が繁殖し、炎症を起こしてしまう病気。

―主な症状

  • 腹痛
  • 背中・腰の痛み
  • 頻尿・残尿感・血尿

 

▼子宮頚ガン・子宮体ガン

「子宮の入り口」や「子宮体部」にガンができてしまう病気。

―主な症状

  • 腹痛
  • 腰痛
  • 下腹部からの出血(不正出血)

これらの病気を放置していると、悪化によって入院・手術が必要になるケースもあります。
また、「子宮頸ガン」「子宮体ガン」は、命に関わる恐れもある病気です。

セルフケアでなかなか改善しないときは、医師の診察を受けるようにしましょう。

婦人科を探す

痛みが続く・強くなるときは、「婦人科」で相談しよう

  • 体を温めても痛みが続く
  • 下腹部・腰の痛みが強くなっている
  • 痛みで仕事・家事に支障をきたしている
  • 頻尿・血尿を伴う
  • 不正出血がある
医師男性
上記の症状があるときは、早めに「婦人科」で受診しましょう。

病院で「薬の処方」などの治療を受けると、症状が快方に向かいやすくなります。

また、病気が隠れている場合、放置するとさらに痛みがひどくなるケースもあります。
悪化によるリスクを防ぐためにも、一度病院で診てもらいましょう。

医師に伝えるポイント

  • 下腹部痛・腰痛を感じ始めた時期
  • 1日の中で、いつ痛みを感じやすいか
  • 痛みの持続時間(痛みがおさまるまでにかかる時間)
  • 腹痛・腰痛以外の症状(頻尿・出血など)

受診の際は、上記の点を医師に伝えると、診察がスムーズに進みやすいです。
うまく話せるか心配な場合は、事前にメモしておくのもおすすめです。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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