イヤイヤ期はいつからいつまで?原因とあるあるエピソード|看護師監修

イヤイヤ期はいつからいつまで?原因とあるあるエピソード|看護師監修

公開日:2019-08-15 | 更新日:2022-11-08

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イヤイヤ期がいよいよ始まる・・・!
「いつから始まるの?」「どうやって乗り越えていくの?」

心配ごとがつきないママ・パパにかわって、イヤイヤ期の疑問を久野銀座クリニックの看護師・細野理恵さんにイヤイヤ期について解説してもらいました。
50人の先輩ママ・パパから「イヤイヤ期のエピソード」も聞いたので、心構えをしておきたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。

監修者

医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック

看護師
細野 理恵

イヤイヤ期はいつからいつまで

子どもによって時期も期間も程度も違うイヤイヤ期、いつから始まっていつ終わるのか先輩ママ・パパ50人に聞いてみました。

イヤイヤ期はいつから始まった?

1歳半未満    6%
1歳半~2歳未満  52%
2歳~2歳半未満  26%
2歳半~3歳未満  10%
3歳~3歳半未満  4%
3歳半~4歳未満  2%
(50人のママ・パパにアンケート「イヤイヤ期はいつから始まった?」)

1歳半~2歳の間に始まったと答えたママ・パパが半数以上!その次に多かったのが2歳~2歳半。2歳の誕生日が近づいてきたら、「そろそろイヤイヤ期がくるかも…」と覚悟しておいたほうがよさそうです。

イヤイヤ期はいつまで続いた?

3ヶ月未満       12%
6ヶ月未満       18%
9ヶ月未満       8%
1年未満         6%
1年以上         18%
継続中         38%
(50人のママ・パパにアンケート「イヤイヤ期はどれくらい続いた?」)

どれくらい続いたかに関しては、票がバラける結果に。それだけ子どもによって個人差が大きいということがわかります。

イヤイヤ期が早い

イヤイヤ期が早いと賢い?

 「イヤイヤ期が早いと賢い」って聞いたのですが本当ですか?
ママ
女性
イヤイヤ期が早いからといって、賢いとは断言できません。

イヤイヤ期には個人差があり、その程度も一人一人違います。
イヤイヤ期が早いと感じる子どもの場合、「自分で何でもやってみたい」という感情が早い段階で芽生えているケースが多いようです。

イヤイヤ期が遅い

イヤイヤ期が遅いと心配?

「イヤイヤ期が遅い、もしくはない場合は、発達障害の可能性がある」と聞いたのですが本当ですか?
ママ
女性
イヤイヤ期が遅い、もしくはない場合、発達障害の可能性があるとは断言できません。

このような子どもの特徴としては、性格的におだやかである、情緒が安定している、ご家族が子どもの主張を受け入れ支えてあげている等が挙げられます。

イヤイヤ期に現れる状態と、発達障害にみられる行動が重なる部分もあり不安が募ると思いますが、必要に応じて専門家に相談しながら成長過程を見守りましょう。

イヤイヤ期の原因

イヤイヤ期の原因は自我の芽生え

 イヤイヤ期はなぜ起こるのでしょう?
ママ
女性
イヤイヤ期の原因は、自我の芽生えにあると考えられています。

イヤイヤ期の子どもは、前頭前野(感情をコントロールする機能)が未熟なため、自分の欲求を抑制できず、イヤイヤという形で訴えているのです。
その一方で1歳を過ぎると自分でできる行動が増え、自分自身の存在を認識するようになります。これが自我の芽生えです。

女性
自分でやってみたいと思う反面、それらの欲求を自分でコントロールする能力は未熟なため、自分でやってもできないとイヤイヤ状態を起こすと考えられています。

男の子の女の子のイヤイヤ期の違い

男の子と女の子でイヤイヤ期に差はありますか?
ママ
女性
性別による差よりも個人差の方が大きいと考えられています。

しかしながら一般的には女の子は言語能力の発達が早いため、自分の思いを言葉で表現できるようになると暴力的な行為等は減少傾向になるといいます。

イヤイヤ期の心構え

挑戦

ママ・パパが知っておくべき、「イヤイヤ期の子どもとの向き合い方」を教えてください。
ママ
女性
イヤイヤ期は、子どものやってみたいという自己主張を受け入れて、出来る範囲でやらせてあげることが大切です。

子どもの気持ちをご家族が受け止め、一緒にやってみたり、失敗しても諦めずにどうしたらうまくいくかを伝え続けたりすることで、知能の発達を促す場合があります。

イヤイヤ期のエピソード

先輩ママ・パパ50人に聞いた「イヤイヤ期あるある」のエピソードを聞きました。

中には「そんなこともあるの?」とイヤイヤ期未経験のママ・パパにとってはびっくりしてしまう行動も。心構えもかねて、ぜひ読んでみてください。

「自分でやる!」とこだわる

ママ(困り顔)
出かけようとしている時に、自分で靴下を履きたいけれどまだ上手くできないので怒り始めた。時間がなくなってきたので私が履かせようとすると玄関でひっくり返って大泣き。手伝うふりをしながら上手く靴下を履かせて何とか出かけられました。
(1歳8ヶ月のママ)
ママ
なんでも自分でやってみたくて、ちょっとでも手伝おうとすると「じぶんで!」と言って、手伝おうとして出した手を払いのけられていました。しかし、自分でやってみてできないと癇癪を起こして大泣きするので困りました。
(5歳と8歳の女の子のママ)

着替えを嫌がる

パパ
とにかくこだわりが強く、朝の着替えで自分の気に入った服しか着ようとしないのは困りました。なぜか順番にもこだわりが強く、靴下を履く順番(右→左)を指示されたときは参りました。
(2歳の男の子のパパ)
ママ
その日に着る洋服が自分の好みでないと怒って着替えてくれません。回避するために今は3コーデを提案しています。その中の1コーデくらいは娘の気分と合致するものがあるようで、朝からイライラすることは少なくなりました。
(3歳の女の子のママ)

泣き止まない

ママ
スーパー、道の真ん中、バス、電車、本当にどこでも気に入らないことがあると泣き叫んでいました。しかも泣き止まない!自分の欲求が通るまでずーっとでした。周りの方の目が痛かったです。
(2歳と7歳の女の子のママ)
パパ
玄関先で癇癪起こしたことがあって、そのときは隣の部屋の人に大丈夫ですかと声をかけられてしまいました。
(3歳・4歳の男の子のパパ)

床に寝転ぶ

ママ
ショッピングモールなどで、飽きてしまいやだやだと床に寝転んで言うことを聞いてくれなくなった時は、みんな見てくるし冷や汗をかきました。
(3歳の女の子のママ)

物を投げる

パパ
気に入らないことがあると、食べ物だろうが、飲み物だろうが物を、無差別に投げます。大きさや重さに関係ないので、本当に危ないです。
(5歳の男の子のパパ)

自傷行為をする

ママ
怒ると頭を打ち付ける事がありました。4歳まで続きました。額を打ち付けるので青あざが。風邪などの病気をした後はとくに酷かったです。
(10歳の女の子のママ)

何もかも嫌がる

ママ(困り顔)
洋服を着るのもイヤ、歯を磨くのもイヤ、ご飯を食べるのもイヤ、飲み物を飲むのもイヤ私から提案したものは全てイヤで中々やらせてもらえませんでした。今までスムーズにいってたものがすごく時間がかかり疲れ果てています。
(1歳の男の子のママ)
ママ
保育園に行く時に歩きたがるのですが、途中で絶対歩かなくなります。けれど抱っこは嫌がるので立ち往生状態。でも仕事に行かなければならないので早く登園させたいと毎日困っています。そしてこれは降園時も同じです。
(2歳の女の子のママ)

いつかやってくるイヤイヤ期に向けて、「具体的な対応方法」を知っておきたい、というママ・パパはこちらの記事とをチェックするのがおすすめです。

子どものイヤイヤ期の対応のコツ。イライラしない方法も|看護師監修
https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-tantrum-correspondence_9894/

先輩ママ・パパからの応援メッセージ

最後に、先輩ママ・パパからの応援メッセージをお伝えします。

パパ
ときには子どもの言うことを尊重して受け入れてあげてください。
(5歳の男の子のパパ)
ママ
イライラしてしまうことも多いですが、子どもの成長過程だと思って頑張りましょう。
あまり神経質になると疲れるので、ほどよく手を抜いて、リフレッシュしながら育児できるといいですね。
(2歳の女の子のママ)

イヤイヤ期は「子どもの成長過程」ということを忘れずに、つらくなったらパートナーやママ友、まわりの人々を頼ってくださいね。
素適な子育てライフをエンジョイできますように!

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