RSウイルスに感染!保育園はいつから登園?報告は必要?|医師監修

RSウイルスに感染!保育園はいつから登園?報告は必要?|医師監修
2019-08-07 公開

子どもがRSウイルス感染症になってしまった!
「保育園は何日休むべき?」「先生に報告は必要なの?」

RSウイルスに感染したときの登園の判断目安注意事項を、荒牧内科の荒牧先生に聞きました。

監修者
荒牧内科
院長:荒牧竜太郎先生

【職務経験】
福岡大学病院
西田厚徳病院

1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業


いつから登園OK?

子どもの熱を測る

RSウイルス感染症は「何日休む」といった出席停止になる日数は定められてはいません
厚生労働省の保育所における感染症対策ガイドラインでは、登園の目安は「呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと」とされていますが、具体的にどういうことなのでしょうか?

保育園のいつから登園してもいいですか?
ママ
先生(男性)
咳・鼻水・熱などの症状が落ち着き、子どもが元気になったら登園しても大丈夫です。

咳や鼻水・発熱といった、風邪症状が主なRSウイルスによる症状となります。これらの症状が落ち着き、十分に元気であれば、登園しても大丈夫でしょう。

保育園に報告は必要?

RSウイルスに感染した場合、先生に報告は必要でしょうか?
ママ
先生(男性)
小さな赤ちゃんへの感染をふせぐために、保育園には一言伝えましょう。

RSウイルスは、1歳未満の子どもがかかると重症化することがあるウイルスです。冬に流行し、風邪症状を引き起こします。通っているのが保育園であれば、小さな赤ちゃんも多いはずです。その場合は、園に一言伝えておきましょう。

<1歳以下が感染した場合の症状>

  1. 風邪症状(発熱、咳、鼻水など)
  2. 呼吸困難(呼吸が速い・ゼイゼイ・胸がペコペコ凹む呼吸など)

<重症化しやすい赤ちゃん>

  1. 特に3ヶ月未満の赤ちゃんは、無呼吸やチアノージゼを起こし重症化する場合も
  2. 心臓や肺に疾病がある赤ちゃんや早産児、小さく生まれた子どもも重症化する可能性あり

子どもの年齢、月齢によって、症状が異なるので、保育園で流行っている際には、注意してください。1歳を過ぎていれば、多くの場合は重症化するリスクは軽減できていると考えられます。幼児や大人の感染は、鼻水といった鼻症状だけを引き起こす程度のウイルスです。

登園時に気をつけること

マスクをする

登園の際の注意

登園させる際、必要な処置はありますか?
ママ
先生(男性)
マスクを着用しましょう。

まだ、咳や鼻水の症状がある場合は、マスクを着用し、他の人に配慮しましょう。
子ども小さく、マスク着用が難しい場合は、咳やくしゃみがちゃんとおさまってから登園するようにすると他の子どもにはうつしにくいでしょう。

保育園内での活動

保育園でひかえるべき活動はありますか?
ママ(困り顔)
先生(男性)
体力が回復するまで、激しい運動は控えましょう。

通常の風邪と同様です。熱が下がり、元気に見えてもまだ、体は病気の時の疲労から回復できていない場合があります。プールや激しい運動は、体調を悪化させぶり返す要因となることがありますので、体力がちゃんと回復するまでしばらく控えましょう。

登園許可証はどこでもらう?

保育園の中には、登園許可証が必要な場合もあるので、RSウイルス感染症になったら、保育園の先生に確認してみましょう。

RSウイルス感染症の登園許可証は、何科でもらえますか?
ママ
先生(男性)
小児科や内科で診察を受けて、書いてもらうことができます。

保育園で指定の記入用紙があればそれに記載してもらいましょう。ない場合は、お医者さんに治癒証明や意見書の記入を依頼をしてください。最近は保護者の方が記入する登園許可証もあるようです。

どううつる?感染経路

くしゃみ

RSウイルス感染症は、どうやってうつるのでしょうか?
ママ
先生(男性)
くしゃみや患者との接触でうつります。

RSウイルスの主な感染ルートは、飛沫感染・接触感染です。患者の鼻水や咳を浴びたり、触ったりすると感染します。子どもから大人に感染する場合もあります。

RSウイルス感染症が流行しているとき、子どものどんな様子に気をつけて見ていたらいいでしょうか?
ママ(困り顔)
先生(男性)
熱・顔色・呼吸をチェックしましょう。

保育園に行く前には、熱を測り、顔色や鼻水が出ていないか、呼吸は普段通りかなどを確認しましょう。

RSウイルスは、1歳未満が特に気をつけるべき感染症です。子どもがまだ赤ちゃんであれば、自分で気をつけることは不可能です。保護者の方が、赤ちゃんの様子を毎日よく観察してあげてください。

再発予防のためにできること

手を洗う

RSウイルス感染症を予防するために、子どもができること、ママ・パパができることをそれぞれ聞きました。

子どもの予防法

感染予防のために、子ども自身ができることを教えてください。
ママ
先生(男性)
マスクの着用と手洗いうがいをしっかりとやりましょう!

咳や鼻水を出している人がいたら、マスクを着用し、うがい手洗いをいつも以上に念入りに行いましょう。

大人の予防法

ママ・パパはどうやって予防すればいいですか?
ママ
先生(男性)
予防には、うがい・手洗い・手指消毒が必要です。

RSウイルスは大人も感染します。感染すると、発熱・咳・くしゃみといった風邪症状が現れ流場合もありますが、多くの場合鼻の症状や軽い風邪症状で快方に向かうと思われます。
1歳未満の赤ちゃんのいる家庭では、大人から、赤ちゃんへ移す可能性がありますので、外出から帰ったらうがい・手洗い・手指消毒を行ってから、赤ちゃんに接するようにしてください。

参考
RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
保育所における感染症対策ガイドライン - 厚生労働
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf
こどもの病気治療の本当のこと“Dr.365”のこどもの病気相談室 著/白岡亮平(小学館)


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