思春期ニキビは皮膚科で治そう!早め受診が大事。保険適用になる?【皮膚科医監修】

思春期ニキビは皮膚科で治そう!早め受診が大事。保険適用になる?【皮膚科医監修】

公開日:2020-08-03 | 更新日:2022-11-17

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「皮膚科に行くべきか…?」
悩みますよね。
思春期ニキビは皮膚科を受診しましょう。お医者さんが、思春期のニキビケアについて解説します。

思春期ニキビは皮膚科へ!

ニキビで皮膚科に行ってもいいですか?
女の子
先生(女性)
思春期にできるニキビは、皮膚科で治療を受けることができます。
皮膚の専門医の診察を受けて早くきれいにニキビを無くしたいですね。

ニキビは、赤みがある状態は毛穴の中で炎症を起こしている状態です。また、進行すると膿を持って膿が出てきてしまうこともあります。その状態になると、皮膚にニキビ跡が残り、炎症や膿がなくなっても皮膚に凹凸が残る場合があります。

また、ニキビ跡は、色素沈着といって色が残ってしまうこともあります。最初は、赤っぽい色だった色素沈着も、時間の経過とともに徐々に茶色のシミに変化していきます。

先生(女性)
「炎症期のニキビ」は保険診療が可能ですが、「ニキビ跡」になってしまったものは保険診療では対処出来ません。美容皮膚科等での治療となります。

皮膚科の受診目安

先生(女性)
ニキビができたなと感じたらいつでも受診可能です。

ニキビには段階があり、早めの治療スタートが跡を残さずに皮膚を回復させるコツです。

<ニキビの段階>

段階1.「白ニキビ・黒ニキビ」
皮脂分泌の異常や過多で、毛穴の周りの角質が厚くなり、毛穴の入り口が狭くなる。そこに皮脂が詰まり白ニキビができる。
詰まった皮脂は、時間とともに酸化して黒く変化する場合もある。これを黒ニキビという。

段階2.「赤ニキビ」
詰まった皮脂にアクネ菌が増殖して皮膚に炎症・かゆみを起こす。赤いニキビとなる。

段階3.「黄色ニキビ」
炎症が膿んで、膿がたまる。黄色いニキビとなる。

段階4.「ニキビ跡」
膿が周りの皮膚組織を巻き込んで排出されるとニキビ跡になることもある。((無理に潰しても跡になる。)

“皮膚科の治療”でできること

ホームケアでは、一度できてしまったニキビの進行を止めるのはなかなか難しいです。そかし、皮膚科で処方されるニキビの薬は、ニキビの段階によって様々あります。
どんな段階のニキビでも、薬によって治療することで減らしていけるのがホームケアとの違いです。

早期受診のメリット

ニキビは、炎症を起こし、膿んでしまうとニキビ跡に残りやすいので、皮膚に負担が少ない初期段階で、治療を始めるのがおすすめです。

早期に受診して治療をスタートすれば、悪化させることが少なくなります。

その自己ケア間違ってない?

先生(女性)
やりがちな「間違った自己ケア」、あなたはやっていませんか?
  • ニキビをなくそうと、こすり洗いをする
  • ニキビを潰して、中の皮脂や膿を出す
  • ニキビ部分にも、たっぷり保湿剤をつける
  • ニキビに悪いと考えて、日焼け止めをつけない など

正しい思春期ニキビケアを知ろう!

ニキビは、皮膚を清潔に保ち悪化させないケアが必要です。

洗顔のコツ

先生(女性)
洗顔は、きめ細かく泡立てた洗顔料を使い、優しく汚れと皮脂を洗い流します。

擦り洗いは必要ありません。

洗顔後のケア

先生(女性)
洗顔後は、ニキビの部分には必要な薬を塗りましょう。

乾燥によってニキビができている場合は保湿剤を使います。目の周りやニキビの出ていない部分には、化粧水・保湿剤を使用しましょう。

日中のケアのコツ

先生(女性)
日中は、薬を塗った上から日焼け止めを塗りましょう。

紫外線による皮脂の酸化を防いでくれます。また、ニキビ部分にメイク用品をつけるのはおすすめしません。メイク用品は油分が多く含まれており、ニキビが酸化する元になります。ニキビの赤みを隠したい場合は、ニキビ用のパウダー(赤みをカバーする色付き)を使用しましょう。

先生(女性)
\ワンポイント・アドバイス/
汗をかいた場合は、早めに洗顔で汗を流しましょう。汗はニキビを刺激して炎症を進めます。

日常にひそむ「ニキビを悪化させる原因」

  • 洗顔不足
  • 夜更かし
  • ストレス
  • 油分の過剰摂取(スナック菓子や脂っこい食事)
  • ビタミン・ミネラルの少ない食事
  • 枕カバーや布団カバーを変えていない
  • 便秘など
先生(女性)
生活リズムを整えて、肌のターンオーバーを良好にしてください。
また、栄養バランスの良い食事はニキビのない美肌の基本です。特にニキビの快方には欠かせないビタミンB2、B6、ビタミンCは体内にストックできないのでこまめに補給が必要です。
参考
公益社団法人日本皮膚科学会 Q&Aにきび
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa3/q01.html

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