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子どもが転んでおでこを打った！
後頭部を強打した！
お医者さんに「たんこぶの正しい処置」を聞きました。やってはいけない処置や、なかなか治らないときの対処法も解説します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
冷やす時間は、20〜30分程度を目安にしましょう。それ以上の時間冷やしても腫れは引きません。時間は守ってください。
保冷剤をガーゼやタオルなどに巻いて患部に当てます。直接保冷剤を当ててしまうと冷え過ぎてしまいます。
その後は、頭を打っていますので安静にさせましょう。
元気がなくなる・具合が悪くなるなどの症状が現れたらすぐに病院を受診できるようにしておきましょう。
温めるとたんこぶ周辺の血流が良くなって余計に腫れてしまいます。
たんこぶができている場合は、脳にも衝撃や傷などの影響があることもあります。
特に嘔吐する・顔色が悪いという他にも「子どもの様子がいつもと違う」「なにかおかしい」という場合はすぐに病院を受診しましょう。
痛みがなく、とても元気な場合は、入浴しても構いません。
しかし、痛みがある、たんこぶができている、腫れを冷やしたばかりという場合は、入浴は避けましょう。体が温まると血流が良くなり腫れが大きくなる・痛みがぶり返すことがあります。
赤紫色だったものが、徐々に黒っぽくなり、吸収されてなくなっていくので基本的に心配ありません。
ケガをした当日は冷やしますが、その後は温めると早く吸収されていきます。入浴で体を温めましょう。運動なども行えます。
嘔吐や気分が悪いなどがなければ、当日は冷やして様子を見ても大丈夫です。次の日に念のため病院を受診し、医師の指示に従いましょう。
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