「若いのに手のしわが多いけど、なんで?」
「手のしわを改善させる方法が知りたい!」
若い世代でも手のしわができる原因を、皮膚科の先生に聞きました。
簡単にできるセルフケアや、美容医療での治療なども、詳しく解説しています。
監修者
よこはま港南台形成クリニック
本間有貴 先生
経歴
札幌医科大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
関東労災病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜市立大学附属病院 形成外科
平成30年10月より小田原銀座クリニックに勤務
令和2年6月よりよこはま港南台形成クリニックに勤務
まだ20代なのに手がシワシワで悩んでいます…(泣)
これは一体なぜでしょうか?
若いうちから手のしわが多い原因として
・紫外線ダメージ
・乾燥
などが考えられます。
紫外線は、肌の水分を減少させ、しわやシミなどの肌老化を加速させると考えられます。
手は、紫外線にさらされていることが多いため、ダメージを受けやすいです。
紫外線を浴びている時間が長い人ほど、シワが多い手になります。
手は、皮脂腺が少ないので、元々乾燥しやすい部位です。
乾燥はしわの原因になるので、若い世代の方でも、手にしわができてしまうと考えられます。
特に、水仕事が多い方や洗剤をよく使用する方は、手が乾燥して荒れやすいです。
手荒れが発生すると、刺激が入り込み、シワが増える原因となります。
このシワは、セルフケアでなくすことはできるんでしょうか…?
若いころの乾燥小ジワは、適切なケアで目立たなくなると考えられます。
しかし、生まれつきのシワや既に深く刻まれたシワは、セルフケアで薄くすることは難しいです。
シワが深くなる前に、若いうちからしっかりとケアしていきましょう!
手のシワを予防するには、日常生活での心がけが大切です。
・濡れた手はすぐに拭く
・紫外線対策を徹底する
・こまめに保湿する
などを実践して、シワのない手を目指しましょう。
濡れた手を拭かないでいると、水が蒸発する中で、肌に必要な水分や油分まで奪われてしまいます。そうなると、手のシワを引き起こしやすくなってします。
洗い物などの水仕事が多い方は
などのことを実践すると、乾燥によるダメージを軽減できるでしょう。
紫外線対策をしっかりと行うことで、手のシワを予防することにつながります。手にも日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
手作業が多いと、日焼け止めは取れてしまいます。数時間おきに、塗りなおしましょう。
強い紫外線を受けながら作業するときは、UVケアができるアームカバーをつけることをおすすめします。
紫外線を多く浴びた日は、保湿などのスキンケアを念入りに行いましょう。
手のシワの原因は、乾燥や肌への刺激によって引き起こされます。そのため、こまめに保湿ケアを行うことで、手のシワを予防につながると考えられます。
ハンドクリームを塗る際は、しわの溝までクリームをなじませましょう。
時間があるときはハンドマッサージをしながらつけると、手の血行促進につながります。
ハンドクリームなどの保湿アイテムは、
を選ぶと良いでしょう。
シワケアにおすすめの成分 | ・コラーゲン ・レチノール ・ナイアシンアミド ・アルジルリン など |
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保湿におすすめの成分 | ・セラミド ・ヒアルロン酸 ・グリセリン ・尿素 など |
深いしわや、生まれつきのしわが気になる場合は、美容医療がおすすめです。
セルフケアよりも、早く確実な変化が得られるケースが多いです。
手のしわを治療する方法は、主に2つあります。
・ダーマペン
・ヒアルロン酸注入
です。効果や費用などを詳しく見ていきましょう。
肌に細い穴を開けて、自然治癒力を高める治療方法です。美容成分を、開けた穴から浸透させていくことも可能です。
繰り返しの治療で、ふっくらとしたシワの目立たない手に導きます。
効果 | 手のシワ改善など |
副作用 | 治療中の痛み(医療機関では、麻酔クリームの使用が可能)治療後の赤み |
費用目安 | 1回20,000円〜 |
手のシワにヒアルロン酸を注入して、ふっくらとさせる治療です。
シワや血管が浮き出ているのが気になる方におすすめです。
効果 | 手のシワ改善など |
副作用 | 治療中の痛み(医療機関では、麻酔クリームの使用が可能)治療後、内出血の可能性あり |
費用目安 | 50,000円〜 |
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