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「水を飲むと肌が白くなるって本当？」
「肌をきれいにしたい！どんな飲み方をすればいいか教えて！」
水を飲むと肌が白くなるという噂の真相を、エスティシャンに聞きました。
水を飲むメリットや飲み方なども、詳しく解説しています。
監修者
株式会社Luce/健康検定協会
日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン
徳満友美 先生
経歴
大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。
contents
「水を飲むと肌が白くなる」と聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか？
「水を飲むと肌が白くなる」というのは、正しい部分もある反面、根本的に白くすることにはつながりません。
水分不足になり肌が乾燥すると、透明感がなくなり、くすんで見えてしまいます。そこで、水を飲み、細胞に水分を届けることで、一時的に肌の透明感が増して見えることがあるのです。これが「水を飲むと肌が白くなる」と言われる理由かもしれません。
水を飲むことで、美容面でのメリットがあることは確かです。
例えば
・肌の保水力が高まる
・肌のターンオーバーを正常に保つ
などが挙げられます。それぞれ詳しく解説していきます。
水を飲めば、細胞へ水分がチャージされます。それにより、透明感のある肌が目指せると考えられます。
乾燥肌の方や小じわが気になる方は、水分が足りていないことが多いです。少量の水分をこまめに水分補給しましょう。
水を飲むことで、細胞の生まれ変わりを促進する働きが期待できます。それにより、ニキビやシミ、シワの予防をサポートしてくれると考えられます。
また、水を飲むことで便秘解消につながるので、便秘が原因で肌トラブルを抱えている人にも効果的です。
こまめに水を飲むようにして、ターンオーバーを促しましょう。
先生！水を飲むことでニキビが増えたという話も耳にしました…。どちらの情報が正しいのでしょうか？
基本的には、水を飲むことでニキビが増えるとは考えにくいです。
ただし、新陳代謝やターンオーバーが活発化されて、一時的に皮脂が排出されるとニキビができる可能性もあります。
ニキビは、体内の老廃物の影響や、皮脂のバランスの悪化、ストレスなどが原因で発症します。
ニキビを治すには
など、水を飲む以外の対策も行うことが大切です。
飲み水として、1日1.2～1.5Lほど飲むことをおすすめします。
人が1日に必要な水分量は、平均2.5Lと考えられています。食事から1Lの水分を摂取すると考えると、残り1.5L程度の水分補給が必要になります。
1度にたくさん飲むと、一気に尿として排出されるのでNGです。
コップ１杯程度の量を、1日の中で何回かに分けて飲むようにしましょう。
美容面を意識して水を飲む場合は、温めて飲むことをおすすめします。白湯を飲み、体を温めることで、新陳代謝向上・血行促進などの効果が期待できます。
硬水は、ミネラルが多く含まれており、美容や健康に良いと考えられます。しかし、飲み過ぎによって、下痢を引き起こすこともあります。体調を見ながら飲みましょう。
ミネラルウォーターには、さまざまな種類があります。自分に合った種類を見つけることで、美容面での効果が期待できるでしょう。
肌の生まれ変わり（ターンオーバー）には、28日程度かかります。肌状態が良くなる・変化を実感するまでは、1ヶ月～1ヶ月半程度は様子を見るようにしてください。
ターンオーバーの周期を整えるためにも、水分補給は重要です。すぐに変化を感じなくても、継続して水をしっかり飲むことをおすすめします。
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