なぜ?ウォーキングをしたら「外側のすねが痛い」歩き方に原因があるケースも

更新日:2022-01-27 | 公開日:2022-01-27
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なぜ?ウォーキングをしたら「外側のすねが痛い」歩き方に原因があるケースも

「ウォーキングをしたら、すねが痛くなった…」

運動による“すねの痛み”の原因を詳しく解説します。
痛みを治す方法、整形外科に行く目安も要チェックです。

監修者
河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

なぜ?ウォーキングをしたら「すねの外側」が痛い…

医師男性
普段動かしていない部分に負荷がかかったために、痛みを発症したと考えられます。
この症状は、シンスプリントとも呼ばれています。

シンスプリントとは

医師男性
脛骨周りの「骨膜」という部分からくる、すねの内側・外側・前面の痛みを指します。
オーバートレーニング、急な運動などによって引き起こされることが多いです。

痛みの特徴

 

すねのズキズキとした痛みが特徴で、運動中から痛みます。

安静にすれば痛みは取れますが、同じようにトレーニングを始めるとまた痛みます。

シンスプリントになりやすい人

医師男性
今まで運動をしていなかった人運動量を増やした人などに多く発症します。

\こんな「歩き方」は要注意/

  • 足(下半身)だけに力を入れて歩いている
  • 硬い地面を長く歩いている
  • 「クッションが弱くなった」シューズを使っている
  • 「かかとがすり減っている」シューズを使っている

上記は足に負荷をかける原因となるので要注意です。

シンスプリントって「どうすれば治るの?」

医師男性
軽度であれば、安静にしていればよくなります。
痛みがあるうちは運動を控えましょう。

痛みが出たばかりのときは、アイシング冷却スプレーなどを使って冷やすと、症状が和らぎやすいです。

シンスプリントの予防・改善するために

医師男性

シンスプリントの再発を防ぐために、

  1. 運動前にストレッチする
  2. シューズを見直す
  3. ダイエットする(肥満傾向の人)

といった対策をおすすめします。

改善方法① 運動前にストレッチする

医師男性
すねの周辺をストレッチしてから、運動やトレーニングするようにしましょう。
筋肉が柔らかくなると血流が良くなり、運動しても痛みが出にくい状態になります。

特に普段あまり運動しない人は、丁寧に時間をかけてストレッチしてください。

ストレッチの方法

  1. 壁に両手をつく
  2. 片足ずつ曲げて、腓腹筋・ヒラメ筋を伸ばす

※勢いよく伸ばさないようにしましょう。

改善方法② シューズを見直す

医師男性
  • かかとの磨り減っている
  • 弾力が乏しくなっている

などのシューズは、足の負担になってしまいます。

すねの痛みが出るという人はシューズを新しくしましょう。
また、インソールで足のアーチを形成することも、シンスプリントの予防につながります。

「長距離に適したもの」「短距離に適したもの」など、それぞれ運動に合ったシューズがあります。
シューズ選びに悩むときは、靴屋のスタッフに相談してみると良いでしょう。

改善方法③ ダイエットする(肥満傾向の人)

医師男性
体重が重いと、すねに過度の負荷がかかりやすいです。
肥満傾向の人にはダイエットをおすすめします。

体重は月に1、2キロ程度の減量を目標にしましょう。
栄養バランスの良い食事を摂りつつ、運動でエネルギーを消費させてください。

運動する際は、事前のストレッチを欠かさないようにしましょう。

食事を減らしすぎるのはNG

 

食事を極端に減らすなどして、増えた分を一気に落とすのはよくありません。

急激に体重を落とすとリバウンドしやすいうえ、健康にも悪影響があります。

シンスプリントを放置すると…痛みが長引くことも

医師男性
シンスプリントの痛みが悪化すると、何もしていない時も痛むようになります。
また、難治性のシンスプリントの場合、放置すると慢性化して痛みが半年以上続くケースもあります。

整形外科を探す

整形外科の受診をおすすめするケース

医師男性
  • 冷却をしても痛みが治まらない
  • 安静にしてもよくならない
  • 運動するたびに痛む

などの症状がある場合は、一度整形外科で相談しましょう。

冷やす、安静にするといったケアでよくならない場合は、疲労骨折も疑われます。
骨折は医療機関での治療が必要です。

「痛みがいつもと違う」「痛みが長引いている」といったときは、放置せずに受診しましょう。

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