歯を食いしばるのやめたい!寝てる時・イライラした時の噛みしめを治す方法

更新日:2023-04-24 | 公開日:2021-11-26
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歯を食いしばるのやめたい!寝てる時・イライラした時の噛みしめを治す方法

「歯を食いしばるのをやめたい…」
「どうすればいい?」

歯の食いしばりの対策・改善方法を歯医者さんに聞きました。
受診をおすすめするケースも併せて解説します。

歯を食いしばるのをやめたい…!どうすれば?

医師女性
  • 上下の歯が当たらないように意識する
  • 枕を低くして眠る
  • 筋肉の緊張をほぐす

といった対策を行うと、軽度の食いしばりであれば改善が期待できます。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

対策① 上下の歯が当たらないように意識する

医師女性
上下の歯が当たらないように意識しましょう。
一日の中での「上下の歯が当たる時間」を、20分以内に抑えることが理想です。
  • 「上前歯の裏側の付け根」に舌を添える
  • 集中しているときほど歯の状態をチェックする

といった点を心がけましょう。

舌の位置が歯茎に上手く収まっていると、自然と上下の歯が当たらない状態をキープできます。

また、作業などに集中しているときほど、歯を食いしばりやすいものです。
上下の歯が当たっていると気が付いたときは、歯を離すようにしてください。
「歯を当てない」というメモを、目につきやすい場所に貼るのもおすすめです。

対策② 枕を低くして眠る

医師女性
就寝中の上下の歯の食いしばりは、枕の高さを低くすることで予防できるケースもあります。
枕を低くすると頭が上方に向くため、上下の歯が当たりにくくなります。

また、

  • 首の付け根付近に枕を当てる
  • リラックスして眠りにつくようにする
  • 就寝前はあまり頭を使わない

といった対策もおすすめです。

睡眠中の「歯の理想的な位置」をチェックしよう!

  1. 眠りにつく前に上下の歯を強く噛み締める
  2. 1~2秒後に顎の力を脱力させる

①②を行うと、口が少し開きます。

この口が少し開いた状態が、歯の食いしばりを予防できる理想的な歯の位置となります。

対策③ 筋肉の緊張をほぐす

医師女性
  • 肩まわりのストレッチを行う
  • ストレス・疲労を溜め込まない
  • 顎・口まわりをリラックスさせる

といった点を心がけると、筋肉の緊張がほぐれやすいです。

肩周りのストレッチの方法

  1. 上方に向かって両腕を上げる
  2. 一気に脱力して両腕を下ろす

という簡単なストレッチで、筋肉の緊張緩和が期待できます。

歯医者で相談する目安

医師女性

食いしばりが原因で、

  • 歯が欠けた・割れた
  • 歯茎が腫れている
  • ものを噛むと痛い
  • 歯がグラグラする
  • 朝起きると舌の先端や側面に歯型ついている
  • 頭痛・肩こりがひどい

などの症状が出ているとき、歯科で受診することをおすすめします。

食いしばりを放置していると、歯や全身にさまざまな悪影響を与える可能性があります。

▼歯・口内への影響…
歯が折れる、歯の摩耗、歯の痛み、歯がしみる、虫歯ができやすくなる、ドライマウス、舌痛症、歯周病などを起こす恐れがあります。

▼顎への影響…
顎関節症、開口障害などを起こす恐れがあります。

▼全身への影響…
頭痛、肩こり、顔面痛、腰痛、しびれ、倦怠感、むち打ちしたような痛みなどを起こす恐れがあります。

医師女性
食いしばりに悩んだら、歯科に相談しましょう。

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どんな治療を受けるの?

医師女性
  • マウスピースを用いた治療(ナイトガード)
  • 噛み合わせの調整

などの治療を行うケースが多いです。

「マウスピースを用いた治療」は、歯型に合わせて作成されたマウスピースを歯に装着する治療法で、就寝中の食いしばりの予防が期待できます。

「噛み合わせの調整」は、歯を削るなどして治療を行います。
歯の噛み合わせが悪いことで、食いしばりを起こしているケースに検討されます。

治療にかかる費用は?

マウスピースを用いた治療

保険適用で、5000円程度
保険適用外で、1万円~10万円程度必要になるケースが多いです。

※保険適用の場合と保険適用外の場合があるため、受診する医療機関で確認してください。

噛み合わせの調整治療

保険適用で、1000~2000円程度必要になるケースが多いです。

治療にかかる期間は?

医師女性
「マウスピースを用いた治療」は、食いしばりを緩和させる治療であるため使用期間には個人差があります
まずは歯医者を受診して診断を受けましょう。

初診から、マウスピースの受け取りまでには、1~2週間ほどの期間がかかります。

また、噛み合わせ治療をした場合、1~2ヶ月に1回ほどの間隔で通院が必要となります。
個人差がありますが、半年~2年ほど行った後、保定期間に入ることが多いです。

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