もくじ
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「寝てる時、出っ歯のせいで口が開く…」
「治し方が知りたい！」
寝ている間に口が開いてしまうときの対処法を、歯医者さんに聞きました。
出っ歯の治療法、費用目安なども併せて解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
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などを行ってみましょう。
口呼吸防止テープとは、寝ている間に口が開かないように唇を固定して口呼吸を防止する専用のシールのことです。かぶれにくく、はがれにくいので、絆創膏などで代用せず、専用の口呼吸防止テープを使用してください。
出っ歯の人は、歯や骨が上唇を押し出してしまうので、寝ていると自然に口が開いてしまうことが多くなります。日中も口呼吸をしていると出っ歯が悪化して、さらなる口呼吸になるおそれがあります。日中は鼻呼吸をするように意識しましょう。
意識しないと口が閉じられない、歯が出すぎていて口を閉じられないといった場合は、一度、歯医者で相談することをおすすめします。
などのリスクが生じると考えられます。
また、口を開いていると唇で歯を抑えることができないため、歯が前に出てきやすくなるとも考えられます。
また、寝ているときに口が開いてしまうと、いびきをかきやすくなるため、無呼吸症候群のリスクが高くなります。
無呼吸症候群になると、ぐっすりと眠ることができず疲労が回復しないため、日中のひどい眠気に悩まされます。
大人は子供と異なり、顔まわりが完成された状態なので、マッサージやトレーニングだけで出っ歯を矯正するのは困難です。
出っ歯の矯正方法には、
などがあります。
「表側矯正」は、強制力が強く、出っ歯が強い場合に選択されます。
「裏側矯正」は、見た目は気にならないようになりますが、強制力はやや落ちるため、軽度の出っ歯の場合などに選択されます。
ワイヤー矯正自体は、
など人に用いられます。
不要な歯がある場合は、先に抜歯を必要とすることもあります。
歯全体を矯正するのか、一部分だけ矯正するのかによっても費用は異なるため、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。
＜ワイヤー矯正のメリット＞
＜ワイヤー矯正のデメリット＞
マウスピース矯正は、
などの人に用いられます。
＜マウスピース矯正のメリット＞
＜マウスピース矯正のデメリット＞
骨格手術は、
など、骨の異常が影響している場合に使われます。
ただし、「顎変形症」と診断されれば、保険適用で治療が行えます。
一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。
＜骨格手術のメリット＞
＜骨格手術のデメリット＞
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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