なぜ?外くるぶしの下が「歩くと痛い」…病院行くべき?医師監修

更新日:2022-08-12 | 公開日:2021-06-18
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なぜ?外くるぶしの下が「歩くと痛い」…病院行くべき?医師監修

「歩くと外くるぶしの下が痛い…」
「痛みを抑えるにはどうすればいい?」

歩くときに外くるぶしの下が痛む症状について、お医者さんに聞きました。
痛みの原因や正しい対処法も解説します。

監修者
河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

歩くと外くるぶしの下が痛い…これはなぜ?

医師男性
歩くと外くるぶしの下が痛む場合、過剰な負荷などによって、痛い部分の筋肉や骨に炎症が起きている可能性があります。
また、不自然な形で関節をひねることで発症する、捻挫の可能性も考えられます。
  • 傷やケガによる炎症
    →そのままでもズキズキと痛みを感じます。
  • 捻挫
    →歩きにくく、局所を押すと強く痛みを感じます。

こんな“心当たり”ありませんか?

外くるぶしの下が痛む原因は様々ですが、

  • 足に合っていない靴を履いている
  • ヒールの高い靴を履くことが多い
  • 足に傷を作りやすい仕事や作業をしている
  • 足を使ったスポーツ

などが考えられます。

「ケガ」による炎症の対処法

医師男性
ケガによる炎症の場合は、外傷があれば傷口を水洗いし、ガーゼで保護しましょう。

その後、なるべく早く医療機関で処置を受けましょう。傷跡を残したくなければ、軽症でも早めに医療機関を受診しましょう。

「捻挫」の対処法

医師男性
捻挫をした場合は、「RICE処置」を行ってください。

下記の「RICE処置」を適切に行うことで、症状の回復を助ける効果が期待できます。

RICE処置のやり方

(1)REST(安静にする)
痛む場所を動かさないでください。なるべく安静にします。包帯やテープなどを使い、固定するのも良いでしょう。

(2)ICE(患部を冷やす)
シップや氷水などを使用して、早めに患部を冷やします。氷を直接、皮膚にあてて冷やすと皮膚にダメージを与えてしまう可能性があるため、ビニール袋に入れて、タオルなどに包んでください。

(3)COMPRESSION(患部を圧迫する)
軽く圧迫します。すぐに医療機関へ行けない場合は、数時間ごとに包帯や圧迫の力を緩めてください。あまりに長く圧迫すると、血流が悪くなります。

(4)ELEVATION(患部を持ち上げる)
内出血、腫れを悪化させないために、患部を心臓より高い位置にあげます。

ただし、「ただの捻挫」だと思っていても、骨折軟骨・靱帯損傷を起こしている事もあります。この場合は、医療機関で治療を受けないと後遺症が残る事もあります。

自然に治る?病院行くべき?

医師男性
軽い捻挫や擦り傷であれば、適切な処置を行えば数日で回復に向かい自然と治るでしょう。

※ただし、適切な処置を行った場合です。

こんな場合は病院へ!

  • 傷跡を残したくない
  • 捻挫して歩けない
  • 痛みが強い
  • 腫れて内出血している
  • 傷口が膿んでいる
  • 出血が止まらない

といった場合は、早急に病院を受診しましょう。

上記のような症状がある場合、細菌感染・重度の捻挫・骨折などを起こしている恐れがあります。少しでも心配な場合は医療機関を受診しましょう。

骨折が疑われるケース

  • 今までにない痛み
  • 内出血・腫れがひかない
  • 骨がこすれる音がする(コツコツ・ポキポキなど)
  • 見た目に変形がある

という場合は、「捻挫」ではなく「骨折」している可能性が高くなります。

病院は何科?

病院

医師男性
外くるぶしの下に痛みがある場合は、整形外科を受診しましょう。

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痛みが続く場合は必ず病院へ!放置すると…

医師男性
痛みが続くけがや捻挫を放置すると、症状の悪化や後遺症が残ってしまう恐れもあります。
少しでも心配な場合は早めに医療機関を受診しましょう。

ケガを放置すると…

けがを放置すると、悪化して治癒まで時間がかかることが多く、傷跡が大きく残ったり色素沈着を起こしたりします。
また、傷口から細菌に感染し、症状の悪化や他の病気に繋がる恐れもあります。

捻挫を放置すると…

捻挫が重度の場合は、軟骨や靭帯損傷を起こしている可能性があり、そのままにすると後遺症が残ります。

後遺症の症状としては、くるぶしの不安定性が残り、捻挫を繰り返すようになります。また、痛みが断続的に続いてしまうケースも少なくありません。

医師男性
心配のいらない場合もありますが、放置した際のリスク軽減や、医師から適切な処置法の指示を受けるためにも、早めに医療機関を受診しましょう。

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