【痛風で何科に行けばいいかわからない】受診すべき病院と治療方法|医師監修

更新日:2022-08-31 | 公開日:2021-03-31
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【痛風で何科に行けばいいかわからない】受診すべき病院と治療方法|医師監修

「痛風は何科で相談できるのか」を、お医者さんに聞きました。

医療機関で行われる検査治療方法費用なども解説します。
痛風発作を繰り返す恐れがあるため、痛みが治まったとしても放置は禁物です。

監修者
岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

痛風は何科に行けばいい?

医師男性
痛風が疑われる症状が出たら、まずは内科を受診しましょう。

医師には、なぜ痛風かもと思ったかの理由とお話ください。
痛みがある場合は、「いつから、どのように痛いのか」を伝えてください。

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痛風発作の特徴

医師男性
  • 手や足の指関節の激痛
  • 患部が赤く腫れる、熱を持つ

といった症状が出ます。

激しい痛みによって、しばらく歩けなくなる方もいます。

<症状が出やすい場所>

  • 足の親指の第一関節
  • 足の甲
  • 手関節

痛みが治まっても、病院行くべき?

医師男性
痛風の発作が落ち着いた後は、医療機関の受診をおすすめします。
痛みの根本は治っていないため、放置は危険です。

痛風の原因は、「尿酸値」が高いことにあります。
この状態をそのままにしておくと、体の組織へ尿酸が沈着して痛風が慢性化し、発作を繰り返しやすくなります。

さらに痛風は、

  • 痛風結晶
  • 尿路結石
  • 高脂血症
  • 糖尿病

などの病気を招きます。
これらの病気は腎臓に悪影響を与えるため、症状が悪化すると人工透析が必要になる恐れもあります。

悪化を防ぐためには医療機関を受診し、痛風を根本から治療する必要があります。

痛風によって引き起こされること

 

<痛風結節>
尿酸が過剰になって、結晶化し、その結晶化したものが皮下組織に沈着してかたまりとなった状態。

 

<尿路結石>
腎臓から尿道の間の尿路に結石ができてしまう状態。

 

<脂質異常症>
生活習慣病の1つで、悪玉コレステロール、中性脂肪が高い、または善玉コレステロールが低い病気。動脈硬化などを引き起こす。

 

<糖尿病>
インスリンの分泌がない、または十分に分泌されず、血糖値が慢性的に高い病気。

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どんな検査を受けるの?

痛風 何科に行けばいいかわからない

医師男性
自覚症状などを問診した後に、血液検査、尿検査などを行うのが一般的です。

検査では、痛風の原因となる“尿酸値”“尿酸の量”を調べます。
発作出現時には尿酸値が下がっていることがありますが、基本的には尿酸値が7.0mg/dlを超えると痛風と診断されます。

また、痛風がある方には、糖尿病・脂質異常症といった生活習慣に関わる病気が潜んでいる場合もあります。
そのため、同時にほかの病気の可能性も調べます。

治療方法は?

医師男性
痛風の治療は、薬の処方生活指導が基本です。

どんな薬を処方してもらえるの?

医師男性
鎮痛剤や、発作を防ぐ薬などを処方します。

鎮痛剤(非ステロイド非抗炎症薬)は、痛風発作が起きている最中に、早く痛みを抑えるために服用します。

また、痛風発作を防ぐ薬(コルヒチン)は、発作の予兆を感じたときに服用します。
たとえ痛風の痛みが落ちついたとしても、発作がいつ再発するかわかりません。
そのため、発作が起きたときを想定して、この薬を処方します。

生活指導ってどんなことをするの?

医師男性
尿酸値が6mg/dl以下になるように、食事をはじめとした生活習慣を見直します。

具体的には、

  • 飲酒の制限
  • プリン体の摂取制限
  • 適度な運動
  • 体重の減量
  • 1日2L以上の水を飲む

といった改善策を、生活で行う必要があります。
水を飲むことをすすめるのは、尿によって尿酸の排泄を促すためです。

“プリン体”が多い食べ物

プリン体は動物性食品に多く含まれています。
プリン体が多い、レバー、魚卵(いくら、すじこ)、白子、あん肝などは、しばらく控えましょう。

検査や治療にかかる費用は?

医師男性
検査や治療方針を決める際に実施する項目が多いため、トータルで10,000円程度かかる場合があります。

血液検査超音波検査は3割負担の場合、1つの検査項目に対して2,000〜3,000円程度かかります。
費用は医療機関にもよりますので、気になる方は電話等で事前に確認して受診することをおすすめします。

定期的な検査が大切です

つらい痛風発作を未然に防ぐためには、体のメンテナンスをしておくことも大切です。
定期的な検査によって尿酸値を確認し、自分の体の状態をきちんと理解しましょう。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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