唾を飲むと耳がバリバリ・プチプチと鳴るのは「耳管開放症」かも。病院に行くべき?

公開日:2020-08-21 | 更新日:2020-09-15
23
唾を飲むと耳がバリバリ・プチプチと鳴るのは「耳管開放症」かも。病院に行くべき?

唾を飲むと耳からバリバリ・プチプチ音が聞こえる…これはなぜ?

その症状は「耳管開放症」かもしれません。

耳に異音が聞こえる原因をお医者さんに聞きました。病院に行く目安もご紹介します。


監修者

瀬尾 達 先生

瀬尾クリニック
院長

瀬尾 達先生

経歴

大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。

耳からバリバリ・プチプチ音「耳管開放症」とは

医師男性
耳管開放症とは、鼻の奥と耳をつなぐ管である耳管が開いたままになってしまう病気です。

通常、「耳管」は安静時には閉じており、あくびをするときや食べ物や飲み物を飲み込むときに開きます。

どうしてバリバリ・プチプチ聞こえるの?

開いたままになっている耳管を通って、咽頭(鼻から食道に繋がる部分)から中耳に音が届くことで、バリバリ・プチプチと言った音が聞こえます。

なぜ私が?耳管開放症の「原因」

耳管開放症は、次の要因によって引き起こされることが多いです。

  • 急激な体重減少
  • 妊娠
  • 出産
  • ストレス
  • 鼻をすする
  • 運動をした後の脱水状態
  • 病気の後の体調不良状態

耳管開放症の主な症状

  • 自分の声や呼吸音が耳の中で響く
  • 耳がふさがった感じ
  • めまい
  • 頭が痛い
  • 肩こり
  • 鼻声
  • 鼻づまり
医師男性
自分の声や呼吸音が耳の中で響く、耳がふさがった感じがするなどの症状は、他の耳の病気でも起こりやすい症状です。

ただし、耳管開放症の場合は、横になったり前かがみになったりすると、これらの症状が軽くなったり、消えたりするのが大きな特徴です。

耳管開放症は自然に治る?

医師男性
耳管開放症は、症状が軽い場合は自然に治るケースもあります。

ただし、症状が軽いかどうかを判断するためにも、病院で検査を受けることをおすすめします。

自分でできる対処法

医師男性
ストレスを溜めないようリラックスして過ごしましょう。

十分な水分補給を心がけて、体調がすぐれない場合は安静にして過ごすようにしてください。

また、鼻をすすると症状の悪化に繋がるので、避けましょう。

病院に行った方がいい?

医師男性
耳管開放症を疑う場合は、症状の重症度にかかわらず、一度病院を受診するようにしましょう。

特に、横になる・前かがみになる・鼻をすするといった行為で、一時的に症状が軽くなったり消えたりする場合は、早めに病院に行きましょう。

何科を受診する?

医師男性
耳鼻いんこう科を受診しましょう。

耳鼻いんこう科を探す

早めの受診をすすめる理由

唾を飲むと耳がバリバリ

耳管開放症を治療せずに放置していると、不快感が続いたり、自分の声が響くことで会話がしにくくなったりして、日常生活に支障をきたす可能性があります。

また、耳管開放症が重症化すると、真珠腫性中耳炎(※)という深刻な病気に繋がります。ストレスによって発症している場合は、うつ状態や自殺未遂の原因になる可能性もあります。症状がある場合には、早めに受診して、適切な治療を受けましょう。

耳鼻いんこう科を探す

※真珠腫性中耳炎
鼓膜が内側にへこみ、耳垢が排出されずにたまっている状態です。鼻をすすることで発症しやすくなると言われています。初期には難聴や耳だれなどの症状を起こし、進行するとめまいや顔面神経麻痺を生じることがあります。
治療は、局所麻酔や全身麻酔での手術で、およそ10~14日間入院することになります。
参考
一般社団法人 日本耳科学会 耳管開放症診断基準案2016
https://www.otology.gr.jp/common/pdf/guideline_jikan2016.pdf
公益社団法人 前橋市医師会 耳管開放症
https://maebashi.gunma.med.or.jp/healthmemo/%E8%80%B3%E7%AE%A1%E9%96%8B%E6%94%BE%E7%97%87/
専門医通信 耳管開放症の診断と治療
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/120/7/120_946/_pdf/-char/ja

監修者

瀬尾 達 先生

瀬尾クリニック
院長

瀬尾 達先生

経歴

大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。

お薬手帳「また忘れた…」からサヨナラ!
お薬手帳ダウンロード(ゴールドパスポート)

薬局で必ず聞かれる
「お薬手帳はありますか?」

「つい忘れがち」という方には、スマホで使える「EPARKお薬手帳」がおすすめ。

\DLキャンペーンを実施中!/
【期間限定】お薬手帳アプリDL&ログインで美容院やヘアサロンで何度も使える
プレミアム優待券ゴールドパスポートをプレゼント!

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 23
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション)

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード