赤ちゃんをなかなか授からない…。妊娠できないのは、なぜ?
妊娠できない人の特徴と不妊の対処法ついて、お医者さんに聞きました。
病院での治療が必要な場合もあるので、不妊にお悩みの方は確認してみましょう。
病院での治療以外に、
の4つを日常生活に取り入れましょう。
ストレスはホルモンのバランスを崩す原因の一つです。
適度な運動はストレスの発散にもなるので、不妊改善につながります。
女性だけではなく、男性にも“適度な運動”は必要です。
男性の場合、体の機能が向上し勃起力や射精力が高まります。
「◯◯さえを食べれば妊娠しやすくなる!」とは考えないようにしましょう。
大事なのは“栄養バランス”です。
主食(ごはん、パン、麺など)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(野菜、きのこ、海藻など)などバランスのよい食事を心がけてください。
ノンカフェインのハーブティーはリラックス効果もありおすすめです。
また、性生活についても「月に約何回程度あるのか」など詳しく聞かれることがあります。
話しづらいかもしれませんが、不妊治療では必要な情報なので答えましょう。
基本的な治療の流れは3ステップです。
という流れで進むことが多いです。
まずは、婦人科検査を行います。
子宮がん検査、超音波検査、クラミジア感染症や淋菌感染症の検査、採血検査などを行います。
次に、基礎体温の記録を行なうように指導します。そしてタイミング指導を行います。タイミング指導とは、ホルモン値や卵胞の状態を計測し、妊娠しやすい性行為のタイミングを医師が指導する方法です。
※タイミング指導を行っても妊娠が難しい場合、人工授精(※1)や高度生殖医療(※2)とステップアップして治療を行っていきます。
※1 人工受精…あらかじめ採取した男性の精子を、排卵日前日~当時に子宮内に直接注入する不妊治療のこと。
※2 高度生殖医療…卵子や精子を採取して、体の外で体外受精や胚移植などを行う不妊治療のこと。
WHOの調査によると、女性側だけに問題がある場合が41%、男性側だけに問題がある場合が24%、男女両方に問題がある場合が24%でした。
※3 精子形成障害…精巣に異常があり精子が生産されにくくなる病気。
※4 無精子症…精液中に精子が認められない病気。
男性側にも問題がある可能性はおおいにあり、きちんと検査を行う必要があります。
女性だけで悩まず、パートナーと一緒に治療を進めていきましょう。