もくじ
「子どもに口内炎がよくできる」
「同じ場所に何度もできて、なかなか治らない。」
口内炎が多発する原因は何?
早く治すにはどうすればいい?お医者さんが解説します。
この場合、通常は数週間で自然治癒します。
しかし口内炎の痛みが強く食事がとれず栄養補給ができていない、生活リズムが崩れていて睡眠不足が続いている状態だと、リンパ球機能の低下もあり、口内炎はなかなか良くなりません。また、新しい口内炎もできやすくなります。
なってしまう原因は一概には言えないことが多いです。歯磨きやうがいが足りない、口の中が不衛生、歯ブラシで口の中を傷つけてしまった、アレルギーなどが原因で発症すると言われています。
症状は、口の中の口内炎だけで、通常は10日前後で快方に向かいます。病院では、軟膏薬などで治療します。
高熱ととともに、喉の痛みや口の中の痛みを訴えていたらヘルパンギーナに感染したのかもしれません。口の中にできた発疹は、水ぶくれになって強い痛みを伴います。
ヘルパンギーナに特効薬はありません。病院では、対症療法が行われます。
小さな子ども~小学校低学年くらいまでがかかりやすい病気「手足口病」。ウイルスが何種類もあるため、1度かかってよくなっても、再度同じ病気にかかります。
手足口病の主な症状は、手のひら・足の甲・足の裏・口の中などにできるポツポツと赤い小さな水ぶくれです。口の中以外の発疹は、基本的に痛みやかゆみが少ない場合が多いのですが、口の中の発疹は唇や舌、喉の中にまで広がることがあり、潰れて口内炎となります。この口内炎の痛みが強いこと多いので、食事がとれない子どもが出ます。特効薬はありません。対症療法で必要な治療を行います。
口内炎ができやすい場合は、ビタミンC・ビタミンB群などを意識してバランスが良い食事が取れるようにします。
特に、口内の粘膜を強化してくれるビタミンB2は積極的に取り入れましょう。(豚・牛・鳥のレバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品)
ビタミンb2は水溶性ビタミンなので、一度に多く食べても使われない分は、排出されてしまいます。こまめな摂取を心がけましょう。
また、栄養面だけでなく、生活リズムを整えて疲労やストレスを溜めないように調節してあげましょう。適度な運動、ゆっくり入浴、たっぷりの睡眠で、体調管理をしましょう。
長期間、食が細くなり栄養が体に取り込めないと、脱水症状を引き起こしたり、様々な病気の症状が長引いたりする傾向があります。
一般的には、軟膏薬・内服薬などで治療します。
参考
NIID国立感染症研究所 手足口病とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/441-hfmd.html
NIID国立感染症研究所 ヘルパンギーナとは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html
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