自費「子どもの血液型検査」費用はいくら?どこで調べる?保険適用にならないのはなぜ?

自費「子どもの血液型検査」費用はいくら?どこで調べる?保険適用にならないのはなぜ?

公開日:2021-05-24 | 更新日:2022-11-16

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子どもの血液型検査って必要?
保険適用外って聞いたけど…なぜ?

お医者さんに「子どもの血液型検査」とその費用について聞きました。

武井 智昭 先生

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

【自費】子どもの血液型検査の費用

先生(男性)
血液検査費用は実費の場合、2000円~3000円程度です。

血液型検査は、基本的に保険適用外のため実費になります。

子どもの血液型検査が“任意”なのはなぜ?

先生(男性)
基本的に、病気などを治療するうえで“事前に知っておく必要がない”ためです。

新生児の血液型は調べにくく血液型が必要になることも少ないので、基本的には必要のない検査と考えられており、任意での検査になることがほとんどです。

「血液型検査が必要」なケース

先生(男性)
血液型検査が必要なケースは、「輸血」が必要な場合です。

何らかの事故や怪我、病気が発見されて手術などで輸血が必要だという場合は、その場で血液型が調べられて輸血を行います。

※事前に血液型を調べていたとしても、輸血が必要な時は再度検査を受けて、その時点での血液型で輸血が行われます。そのため、事前に調べておく必要はありません。

どこで調べられる?

先生(男性)
子どもの血液型は小児科、内科などで調べられます。

ただし、治療に必要なければ実施していない医療機関もあります。
事前に電話やHPで確認をしましょう。

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よくある質問:保険適用にならないのはなぜ?

先生(男性)
血液型は、病気を治療したり健康的に生きていくために必要な情報ではないためです。

検査が保険適用になるのは、“病気を判断するために必要な検査・治療のみ”です。
子どもの血液型を知りたいだけでは保険適用になりません。

そのため、手術や悪性腫瘍などで輸血を要する場合は、血液型が必要になるため保険適用となります。

よくある質問:どうやって検査をするの?

先生(男性)
血液を少量(2ccほど)採取し、その血液で検査します。

血液型は、どのくらいでわかるの?

先生(男性)
治療に必要ない検査、急いでいない場合は通常の場合、2~3日程度で分かります。

よくある質問:何歳から調べられる?

先生(男性)
血液型を調べたい場合は、血液型が固定されてくる4~5歳以降が望ましいとされています。ただし、個人差があるため、より正確な血液型を調べるには小学生以降での検査がよいでしょう。

治療に必要なければ、個人的に知りたいということが無い限り必要にならないため、子どもが採血の痛みや意味をわかってからでもよいでしょう。

万が一、ケガをしたり事故にあった際にも、口頭で血液型を確認して輸血が行われることはありません。必ず病院で輸血前に再度血液型検査が実施されるため心配はいりません。

赤ちゃんの頃に検査しない理由は?

先生(男性)
赤ちゃんの血液型は調べにくく、正確な結果がでないことがあるためです。

血液型は、抗原と抗体、両方から判断するのが正確ですが、赤ちゃんの血液には、通常ある抗原と抗体のうち、抗原しか存在していません。

抗原から判断しても、のちに違っていたということが起こり得るため、必要なければ血液型検査は赤ちゃんの頃に行わない場合が多いのです。

普段の生活では通常必要になることのない血液型ですが、子どもが興味を持ち始めたころに検査してみるのもいいかもしれませんね。

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