ノロウイルスの感染経路|キスでうつる?家族間の予防対策について

公開日:2019-09-25 | 更新日:2021-04-28
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ノロウイルスの感染経路|キスでうつる?家族間の予防対策について

ノロウイルスの感染経路について解説します。
牡蠣から感染することで有名なノロウイルスですが、キスやくしゃみなど唾液からも感染するのでしょうか?
これから本格的に流行するノロウイルスを予防するためにも、感染経路について詳しく知っておきましょう。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの感染経路としては、

  • 経口感染
  • 接触感染
  • 飛沫感染
  • 塵埃(じんあい)感染 ※便や嘔吐物が乾燥し、空間に飛び散っているものを吸い込み感染する

などが挙げられます。

それぞれの感染経路の割合

食事中の子ども

ノロウイルスの感染経路の多くが、経口感染(食品、糞口)です。

たとえば、下記のようなケースで感染します。

  • 「人から人へ」すでに感染している人の便や嘔吐したものを触り口からウイルスが侵入した。
  • 「人から食品へ」感染者が触ったものや調理した食事を食べた。
  • 「食品から人へ」汚染された食品を生で摂取・ウイルスのついたものを加熱不十分で摂取した。
  • ノロウイルスに汚染されている水を消毒不十分で摂取した。

キスや咳から感染する?

ノロウイルスは感染者の口の中に、なんらかの形で残っている場合があります。
そのため、感染している人とキスをすれば、唾液を介してうつってしまう可能性があります。
ノロウイルスは、感染後、数十時間〜24時間ほどで多くが発症しますので、感染した可能性がある人は、パートナーやお子さんとのキス、接触はしばらく控えましょう。
また、ノロウイルスは、大変感染力が高いので、感染者の介抱や同じタオルを使うなどしてもたくさんの人が感染しています。

ノロウイルスの感染を予防するには

手洗いで感染予防を!

手を洗う

手についたウイルスが口から入る場合が多いので、手洗いの徹底が予防には役立ちます。食事の前や帰宅時に石鹸を使い、手を洗いましょう。
吐瀉物や便の飛沫からも感染する可能性があるので、感染者から唾が直接口に入るという状況が無い場合でも、手洗いの徹底は重要です。

家族や身近な人がノロウイルスを発症したら、気を付けることは? 

まず、感染者は嘔吐や下痢症状がおさまるまで、安静に自宅で待機しましょう。
ノロウイルスは塩素系消毒剤でなければ消毒できません。下痢便や嘔吐物を掃除する際には、マスク、手袋、ゴーグルなどで感染を防ぎます。拭き取った雑巾などは、捨てましょう。
その後、家庭用塩素系洗剤を希釈したもので下痢便や嘔吐物があった部分を広めに拭き掃除してください。汚れた衣類は、洗濯機に入れる前に水洗いと塩素系洗剤で消毒してください。

ノロウイルスへの感染が疑われる場合の対処法

下痢や嘔吐があり、ノロウイルスに感染したかも。病院に行くべき?

症状が快方に向かっていれば自宅で様子を見て良いでしょう。健康な成人であれば、発症後数日で症状はおさまります。

しかし、症状が1~2日経ってもよくならず悪化している、脱水症状がある、また、ノロウイルス感染ではあまり高熱が出ることはありませんが、38℃を超える高熱が下がる気配がないという時は病院を受診してください。

また、感染の可能性がある、症状が現れている場合は、「キス」は避けてください。キスした相手にも感染するおそれがあります。

自宅でできる対処法

水

ノロウイルスには、抗ウイルス薬が存在しないので、体の中からウイルスが排出されるのを待ちましょう。病院でも対症療法が取られます。自宅では、安静にして、水分補給を心がけてください。

下痢止めを使うと、ウイルスが体の中で止まってしまう場合があるので、使用しないようにしましょう。下痢が数十回も続く場合は、病院を受診して、医師の診察を受けてください。

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まとめ

ノロウイルスは、感染力が非常に高いので、唾液のついた手での接触やキスでも感染する可能性があります。感染している人がいる場合は、マスクをして手洗いをしっかり行いましょう。
また、タオルや食器などの共有は避けましょう。

<参考>
厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

IDSC感染症情報センター ノロウイルス感染症とその対応・予防
http://idsc.nih.go.jp/disease/norovirus/taio-b.html


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

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