生理が終わらない…病院に行くタイミングは?長引くのはなぜ?医師監修

更新日:2023-12-28 | 公開日:2021-03-30
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生理が終わらない…病院に行くタイミングは?長引くのはなぜ?医師監修

「どうしよう…生理が終わらない。」
「どのタイミングで医療機関に行けばいいの?」

出血していても医療機関で診てもらえるのか、お医者さんに聞きました。
長引く生理は“病気のサイン”かもしれないので、注意しましょう。

監修者
石野 博嗣 先生

石野医院

石野 博嗣先生

経歴

医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院

生理が終わらない…どのタイミングで病院行くべき?

医師男性
生理日の長さは個人差がありますが、いつもより3日以上長い・短い場合は婦人科を受診しましょう。量が多い・少ないなど変化がある時も婦人科の受診をおすすめします。

通常3日〜7日程度で生理は終わります。8日以上続く生理を「過長月経」と呼び、「子宮筋腫」など病気が原因で出血が長びいているかもしれません。

生理中でも診てもらえる?

生理で出血しているのですが、受診しても大丈夫でしょうか?
女性
医師男性
出血していても、受診して大丈夫です。
経血なのか不正出血なのか判断するため、婦人科を受診してください。

出血していても内診はある?

出血していても内診はありますか?
女性
医師男性
出血している時は内診をせず、問診・視診・超音波検査を行うことが多いです。

※症状によっては内診を行う場合もあるので、心配な場合は医療機関へ問い合わせることをおすすめします。

婦人科を受診するときの服装

医師男性
下着を楽に脱ぎ着しやすいように、スカート系がおすすめです。
ウエストがゴムのものだと、下腹部を出す際も楽に行えます。

パンツやつなぎは着脱に時間がかかるので、おすすめできません。超音波検査では下腹部を出し、内診では下半身を出して検査します。

婦人科ではどんなことを話すの?

医師男性
婦人科を受診するときはご自身の体調生理の状況など、できるだけ情報をまとめておきましょう。
  • 通常の月経周期(直近半年分程度)
  • 通常の月経期間
  • 経血の色や量の変化
  • 基礎体温表
  • 生理痛の程度
  • いつもの月経と違う症状など

生理が終わらないのはナゼなの?

医師男性

生理が終わらない場合

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮内膜症

を発症している可能性が高いです。

原因① 子宮筋腫

医師男性
子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍です。

子宮筋腫があると月経で剥がれる子宮内膜の量が増えるため、生理が長引き、血液の量が増えることがあります。

子宮筋腫を発症しやすい人

  • 30歳代前半~閉経前の女性
  • 初潮が早かった人
  • 妊娠、出産の経験がない(少ない)人

主な症状

  • 月経時にレバーのような血液の塊が出る
  • 月経痛が重くなる
  • 腰痛が起こる
  • 貧血になる
  • 下腹部が膨れる(子宮筋腫のしこりが大きくなると下腹部が突き出す)
  • 下腹部が痛む
  • お腹に圧迫感がある
  • むくみが出る
  • 不正出血が起こる
  • 性交時に痛みがある
  • 妊娠しづらい など

病院での治療方法

医師男性
お腹に小さな穴を開けて子宮筋腫を摘出する手術を行うことが多いです。
女性ホルモンを4週間に1度のペースで注射するという治療法もあります。

注射を用いた治療法の治療期間は個人差があります。
健康保険のルールにて限度が6ヶ月がと決まっています。
副作用として汗をかきやすくなったり、顔が赤くなったり更年期のような症状が現れることがあるので、医師と相談しながら治療を進めていきましょう。

原因② 子宮内膜ポリープ

医師男性
子宮内膜ポリープとは子宮の内側を覆う「子宮内膜」の細胞の一部が増殖してできるイボ状の良性腫瘍です。

ポリープができることで子宮内の表面積が大きくなり、出血が止まらなくなったり、出血量が増加したりします。

子宮内膜ポリープを発症しやすい人

  • 40歳~50歳代の女性
  • 閉経前後の人

主な症状

  • 不正出血が起こる
  • 生理時の出血量が増える
  • 妊娠しづらい
  • 閉経後に出血がある
  • 下腹部が痛む
  • 貧血 になる

病院での治療方法

医師男性
ポリープが小さいく、症状がない場合は治療せずに経過観察することがあります。
とった方がいい場合は膣から内視鏡器具を入れて摘出することが多いです。

妊娠を希望するかどうかを考慮して、医師と相談しながら治療を進めていきます。
経過観察は3〜6ヶ月ごとに婦人科へ通うケースが多いです。

原因③ 子宮内膜症

医師男性
子宮の内側にしかないはずの子宮内膜組織が、卵巣・腸・卵管など子宮以外の場所で増殖したり、剥がれたりする病気です。

生理がくるたびに、生理痛がどんどんひどくなる(痛くなる)という特徴があります。
子宮内膜が異常に分厚く増殖し、剥がれ落ちる子宮内膜の量が多いため生理が長引き、出血量も増えます。

子宮内膜症を発症しやすい人

  • 20〜40代 の女性
  • 妊娠、出産の経験がない(少ない)人
  • 月経周期が短い人
  • 月経の期間が長い人

主な症状

  • 生理時の出血量が増える
  • 不正出血が起こる
  • 貧血になる
  • 下腹部が痛む
  • 腰痛が起こる
  • 妊娠しづらい など

病院での治療方法

医師男性
症状が軽い場合は女性ホルモンを調整するお薬による治療が多いです。
年齢や妊娠を希望するかどうかを考慮して、医師と相談しながら治療を進めていきます。

進行状況によっては、病巣部のみを除去する手術や子宮・卵巣を全部摘出する手術を行うことがあります。

治療期間は個人差があります。
薬は、あくまでも“症状悪化を抑える”“痛みを抑える”というもので、内膜症を治すという考えではありません。

子宮内膜症の根治手術は、子宮と両側の卵巣を摘出することです。
病巣を摘出したら、治療はそれで終了ですが、再発もしやすいため、その後は長期的に経過観察です。

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必ず“早めに婦人科で相談”しましょう!

生理が終わらない 病院に行くタイミング

医師男性
生理期間が長引くのは、婦人系の病気のサインである可能性が高いです。

婦人科系の病気を放置すると、子宮・卵巣摘出手術など大掛かりな治療が必要になるケースがあります。
症状が悪化すると不妊や流産のリスクが上がるため、異常を感じたら速やかに婦人科を受診しましょう。

婦人科を探す

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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