【妊娠線とは】できやすい人もいるの?消えないって本当?でき始めたら…

【妊娠線とは】できやすい人もいるの?消えないって本当?でき始めたら…

公開日:2021-06-08 | 更新日:2022-05-12

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「妊娠線、作りたくない…」
「妊娠線は一度できると消えないってホント?」

皮膚科のお医者さんに、妊娠線ができやすい人について聞きました。

妊娠線はあっという間にできます。早めのケアが大切です。

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任

形成外科、美容皮膚科、皮膚科、外科など様々な分野を担当。
学会、大学病院、研究施設などへのアプローチ発表など、常に手を尽くして研究を行っている。
女性目線で、きめ細やかなケアと笑顔で診療することを心がける。
執筆を通し、様々な経験に基づいた根拠ある情報の提供を行う。

妊娠線とは

妊娠線 できやすい人
先生(女性)
 
 
妊娠によって現れる、いわゆる「肉割れ」の線を妊娠線といいます。

なぜ妊娠線ができるの?

妊娠線の仕組み

妊娠線は、

  • 妊娠によって皮下脂肪が増える
  • 子宮が大きくなる
  • 赤ちゃんがお腹の中で大きく育っている

などが影響して、皮下脂肪と皮膚の表面の間の真皮層が引き伸ばされ、切れることで現れます。

また、妊娠によってホルモン分泌が変化して、コラーゲンの生産が減少していることも一因と考えられています。コラーゲンは、肌の弾力を保ってくれている真皮に多く存在している物質です。コラーゲンの減少も真皮層を弱くしているのでしょう。

妊娠線が「できるまでの見た目の変化」

最初は、妊娠線ができる皮膚が硬く水分が失われているような状態になります。
次第に、シワシワとした薄い線が見えてきます。
最終的に、赤紫色のストレッチマークが残ります

妊娠線と正中線の違い

先生(女性)
「妊娠線」は、妊娠によって大きくなる下腹部や乳房などに何本もできることがあります。

「正中線」は、おへそから下腹部に向かって1本だけで色は、妊娠線の赤紫とは違い、黒っぽい色をしています。

妊娠線は、一度現れると消すことは難しいとされています。一方、正中線は、妊娠中だけ濃くなりますが(出てこない人もいます)出産してホルモンバランスが元に戻れば通常消えていきます。

妊娠線の「予防はいつから始める?」

先生(女性)
妊娠がわかったらすぐに始めましょう。

見た目にはわからなくても、妊娠によって体はどんどん変化しています。気がついた時には妊娠線ができているということがないよう、事前の予防が大切です。

妊娠線は「いつ頃からできる?」

先生(女性)
個人差がありますが、多くの場合は妊娠中期ごろ〜後期に現れます。

ただし、妊娠初期から、皮下脂肪が増える・子宮が大きくなるなどの身体の変化ははじまるため、もともと皮下脂肪が少ない人細身の人は急激な下腹部の変化によって初期から妊娠線がうっすら出てくることもあります。

妊娠線が「できやすい人」

  •  細身・妊娠前は皮下脂肪が少なかった
  • 妊娠によって急激に太った
  • 過去に体重の増減が少なく、お腹や乳房の皮膚に緩みがない
  • 皮膚が乾燥気味でパサパサしている

人などは、特に妊娠線ができやすいとされています。

妊娠線が「できやすい季節」

先生(女性)
秋冬は、乾燥が強くなり妊娠線ができやすい時期です。

ただし、夏でもエアコンのきいた部屋で皮膚を乾燥させていると起こりやすいこともあり1年中、ケアが必要になります。

「1度できたら消えない」って本当?

先生(女性)
妊娠線は、一度できると消すことは難しいです。
出産後は、色が徐々に白っぽく変化しますが、ゴワゴワした線はほぼ残ります

妊娠線は、深い傷と同じで皮膚の内部が崩れてしまっているので皮膚表面からのケアでは消えることはまずありません

「妊娠線ができ始めている…」どうすれば?

先生(女性)
皮膚の保湿を行いましょう
肌表面からは、化粧水、乳液、クリームなどを使って水分と油分をたっぷり補給させます。

入浴後と朝に1日最低でも2回は保湿ケアを行いましょう。時間がある場合は、気がついたら保湿しましょう。また、塗り込む際に優しく肌表面をマッサージするのもおすすめです。

皮膚表面が潤うと、皮膚自体柔らかくなるので、しなやかさが加わり、大きく引き伸ばされるのに耐えられることもあります。

妊娠線の予防方法

先生(女性)
体の外側からできる妊娠線の予防は、保湿です。特にお腹が大きくなってから行うのではなく、妊娠がわかったらすぐにケアを初めてください

お腹が大きくなるのには個人差があり、初期でも妊娠線ができる人もいます。

妊娠線のケア方法

入浴後・朝・時間がある時に化粧水、乳液、クリームなどで保湿する
塗り込む際に、優しく肌表面をマッサージする。

「保湿する」以外にできる妊娠線予防はある?

  • 皮膚を作る栄養を摂取する(たんぱく質・ビタミン・ミネラル など)
  • 入浴
  • 適度な運動(お腹や体に負担がかからないもの)

などが、効果的とされています。

皮膚を作る栄養の補給は、皮膚をしなやかなにして妊娠線を予防します。
また、入浴や適度な運動は、血流、発汗を促して細胞の生まれ変わりを促進し、新しい細胞を積極的に増やして妊娠線の予防につながります。

先輩ママたちはこうやった!

ママ
1に保湿、2に保湿。
お風呂上がりにこれでもかってくらい塗っていました。朝起きても塗る!
(0歳・5歳・小学1年生の女の子のママ)
ママ
早めにケアして悪いことはないです。
お腹が大きくなり始める時期からケアを始めていいと思います。 ナチュラルマーククリーム がおすすめです。
(4歳の女の子のママ)
ママ
妊娠がわかってからすぐに妊娠線予防のクリームを塗りました。
入浴やシャワー後にお腹全体、太もも、おしりにクリームが馴染むようにしっかりと塗りました。
(0歳の男の子のママ)

妊娠線を消す治療について

病院で医者に診てもらう 女性

治療名:フラクショナルレーザー

《どんな治療?》
皮膚にレーザーを当てて、真皮層まで傷をつけて自身の再性機能で肌の入れ替え作用をして傷を馴染ませる治療です。

《費用目安》
1回1万円〜(治療範囲にもより変動あり。自由診療のため、料金は医療機関によって異なる)

《何科で受けられる?》
皮膚科や美容皮膚科、美容外科など

治療名:ダーマペン

《どんな治療?》
髪の毛よりも細い超極細針を使用して、皮膚の表面に小さな穴を一時的につくり、自身の再性能で肌の入れ替え作用をして傷を馴染ませる治療です。

《費用目安》
1回3万円〜

《何科で受けられる?》
皮膚科や美容皮膚科、美容外科など

※フラクショナルレーザー・ダーマペン、どちらの場合も保険適用外になります。妊娠線の治療は、赤みを伴うダウンタイムが発生するものが多いです。

治療時期などは、体調が戻ってから医師と相談して進めましょう。

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