片付けられない子どもを変える!イライラしないしつけ方。NG対応例も

片付けられない子どもを変える!イライラしないしつけ方。NG対応例も

公開日:2021-09-24

片付けが出来ない子どもにイライラ…。
どうしたら自分からお片付けしてくれる?

お悩みのママ・パパのために「片付けられない子どものしつけ方」を先輩ママ・パパ50人に聞きました。
成功したやり方からNG対応例も、体験談を通してご紹介します。
これ以上イライラしないため対策に、ぜひ参考にしてくださいね。


坂野真理 先生

監修者

虹の森クリニック

院長
坂野真理 先生

経歴

日本精神神経学会認定 精神科専門医

日本医科大学医学部卒
東京大学医学部附属病院小児科及びこころの発達診療部、医療福祉センター倉吉病院精神科等を経て、英国キングスカレッジロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(IoPPN)にて修士号取得
2018年 虹の森クリニック(児童精神科・精神科)開業
2020年 虹の森センターロンドン開設。日英両国において子どものこころに関する診療および情報発信を行っている。

片付けられない子どもにイライラッ!

おもちゃ

片付けられない子どもに対して「イライラした瞬間」をママたちに聞いてみると…。

ママ(困り顔)
何度も片付けるように言っているのに途中で遊び出したり、「自分は出してない」と屁理屈を言って片付けないとき。
忙しいのに、「なんで片付けできないの?」という気持ちになります。
(1歳と5歳の女の子のママ)
ママ
出したおもちゃを元の場所に片付けず、ポッと起きやすい場所に置いたまま忘れてしまって、後から「〇〇が無い!」と言い出す
毎回「ちゃんと片付けないからでしょ!」と言って一緒に探すことになる。自分で探せないなら、ちゃんと元の場所に戻せ、とイライラします。
(小学3年生の女の子のママ)

片付けが出来ない子どもに対してイライラしているママ・パパは多いです。

では、子どもに片付けをしてもらうために、どんな工夫をすればいいのでしょうか。

まずは、ここを見直してみよう!

おもちゃを片付ける

子どもにお片付けをしてもらうために、まず見直すべきポイントを見ていきましょう。

1.「片付けの工程」をシンプルにしよう

ママ
片付けも簡単に出来るようにおもちゃを細かく分類しない
(1歳と3歳の男の子と、4歳の女の子のママ)

お片付けの工程が複雑だと、片付け方がわからなくなることも。
片付けルールをシンプルにして、子どもにとってわかりやすくしてあげましょう。

フタをあけたり、収納箱を取り出したりといったことを省いて、「片づけの工程」を少なくするのもおすすめです。“入れるだけ”“ひっかけるだけ”など、できるだけシンプルにするだけでも、グッとハードルが下がります。

2.「片付ける場所」をわかりやすくしよう

ママ
わかりやすいようにおもちゃの写真を収納ケースに貼ってみたら、自分から片付けるようになった!
(3歳と小学1年生の男の子のママ)
ママ
目線の高さ以上の場所にはモノを置かないようにする。
(3歳と小学1年生の男の子のママ)

子どもがぱっと見て片付ける場所がわかるようにするといいでしょう。

3.親が「楽しく片付けする姿」を見せてあげよう

ママ
親が楽しそうにお片付けをする姿を見せると一緒にやってくれる時もある。
(1歳の女の子のママ)

どうやって片付けるのか、子どもがわかっていない可能性もあります。
まずはママ・パパがお手本を見せてあげるのがおすすめです。

片づけ後に「スッキリしたお部屋は気持ちいいね~!」と話すなど、片づけに対してプラスの印象を親子で共有するのもいいかもしれません。

4.おもちゃの数を減らそう

ママ
あればある分だけ出してしまうので、いらないおもちゃは捨ててしまうことが一番だと思います。
それでもまだ多い場合は、蓋付きのおもちゃ箱に入れて、子どもの届かないところへ置き、遊ぶときに遊びたい分だけ出すなど工夫しました。
(2歳と小学2年生の女の子と、4歳の男の子のママ)

おもちゃの量が多いと、それだけ片付けも面倒に感じてしまいます。
使うおもちゃ以外は処分するか、別の場所に収納しておきましょう。

片付けられない子どもへのOK対応

先生(女性)
  • おもちゃボックスに片付いた状態のおもちゃボックスの写真を貼る
  • 新しいおもちゃを一つ出したら、一つ片付ける決まりをつくる
  • 8割は親が片付けて、残り2割は子どもと一緒に片付ける
などの対応方法が挙げられます。

片付けはかなり高度な作業です。片づけるものを分類し、どこに何を入れるか記憶し、要領よく運ばないといけません。

また、子どもにとって片付けは特におもしろくもない作業ですので、動機づけも難しいです。

片付けがどうしても難しいお子さんの場合、片付けのどのような段階でつまずいているのかを見ていくと役に立つかもしれません。

ケース1.おもちゃの分類が苦手なお子さんの場合

視覚的な情報を処理しにくいお子さんの場合、片付けなければならないものを目で見て分類することに苦手意識があったり、もともと置かれていた場所を覚えられないことがあります。

その場合は、例えば、きれいに片付いている状態のボックスや引き出しの中身の写真を撮って、その場所に貼り、写真の通りに再現できるように促すと、片付けやすい場合もあります。

ケース2.他のことに気が移ってしまうお子さんの場合

片付けの最中に、他のおもちゃに気が移ってなかなか片付けが進まないお子さんの場合は、片付けが大変になる前に、一つのおもちゃを出したら、次のおもちゃを出す前にいったん片付けるという決まりをつくるのもよいでしょう。

こうすると、次のおもちゃを出したいという本人の思いを、前のおもちゃを片付ける作業への意欲にうまく活用できて、1回に片付ける量も少なくなります。

ケース3.片付けに意欲が向かないお子さんの場合

片付けに意欲が向かず、なかなか習慣にならないお子さんの場合は、最初から100%を求めなくてもよいかもしれません。

習慣づける目的であれば、例えば、8割は親が片付けて残り2割は本人と一緒に片付ける、というステップから始めることも手です。
そこでいったんできたことを褒め、その後、褒め言葉を絶やさないようにしながら、少しずつ本人の片付ける割合を増やしていくといいでしょう。

先輩ママのOK対応例

ママ
誰が1番多く片付けられるかな?と言って、お片付け競争をするようにしました。
(1歳と5歳の女の子のママ)
ママ
運動会の効果音を出しながら実況中継をすると意外に片付けをしてくれた。
(4歳と小学4年生の男の子のママ)
ママ
具体的な声かけをする。例えば「おもちゃを片付けて」ではなく、「電車をかごの中に入れてね 」と言う。
(2歳と4歳の男の子のママ)
ママ
1つの部屋を「おもちゃ部屋」にして、そのおもちゃ部屋の中に置くだけで「片付ける」という事にしました。
「ここから先はおもちゃ達の場所だよ」と、部屋におもちゃ専用スペースを作って、そこにおもちゃを置くだけでもいいと思います。
今、小学生になった娘たちは、とりあえず自分の部屋に持っていく習慣がついています。
(小学2年生と小学6年生の女の子のママ)

片付けられない子どもへのNG対応

先生(女性)
「片付けなさい」と言って、「え~やだ~」など口答えをされたときに、「さっきから言ってるでしょ」などと、口答えに応戦してしまうと、余計に子どもがやる気を失うことがあります。

口答えはできる限り無視して取り合わないようにしましょう。
「え~」と言いながらも少しでも遊びの手をとめて片づけに移行する気配を見せた時は、褒めるチャンスです。

片付けが最後まで完璧にできた時だけに与えるのではなく、子どもが遊びの手をとめて片付けの方向へ向かったときにはすかさず褒め言葉をかけ、さらに次の行動を促せるようにしてあげましょう。

子どもがいると、いつも部屋が片付かないのは、ある程度当たり前のことです。
でも、片付けても片付けても物が散らかった部屋を見てぐったりしてしまうのは、親の方ですよね。そうなるとついついイライラが募ってしまうこともあるでしょう。

また、「片付けるのがあたり前」という前提に立ってしまうと、どうしても片付けられないお子さんを、ただ叱るだけになってしまうこともあるでしょう。

ただ、叱って解決するようであればむしろ簡単ですが、どうしても片付けられないお子さんの場合は、何か理由もあると考えてあげましょう。
先述のように、もともと視覚的な情報を処理しにくいお子さんや、注意散漫なお子さんは片付けが難しいことがありますので、その場合は片付けの方法にも工夫が必要です。

怒っても解決しない場合にさらに怒っても、親御さんのイライラをただ子どもにぶつけるだけになってしまい、怒ること自体には子どもの行動を改善する効果がなくなってしまいますので注意したいですね。

先輩ママのNG対応例

ママ
片付けて!早くして!とか威圧的な言い方で言うと、不貞腐れて全く片付ける様子がなく余計にイライラするだけでした。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
ママ(困り顔)
片付けしないと捨てるよご飯食べられないよと言ってしまうと、ないことに気を取られて大泣きして余計に片付けが進まなかった
(4歳と小学4年生の男の子のママ)
ママ
片付けられないなら今日はおやつなしね!」とか「片付けられるまで外に遊びに行けないからね!」とか条件をつけてやらせる方法は、そのうち、「わかったおやついらない!とか今日は遊びに行かなくてもいいや!となってしまうので失敗だった。
(1歳と小学3年生と小学5年生の女の子のママ)
ママ
「片付けたらおやつをあげるね」と言うと片付けるのですが、ご褒美がないとやれない子になってしまいます。
(4歳の女の子のママ)

どうしても子どもにイライラしたときは…

おもちゃで遊ぶ

片付けられない子どもにイライラしてしまう!

そうならないために先輩ママが行っている「イライラしないための対策」を教えてもらいました。

ママ
朝に「よし!今日は散らかしてオッケー!」という日を決めると、かなり気持ちが楽です。
(2歳と小学2年生の男の子のママ)
ママ
スキマ時間でコマゴマとお片付けは親も疲れてしまうので、「完全にお片付けをするのは夕飯の前だけ」など1日1回に決めておくと親もイライラせずに済むと思う。
(1歳と5歳の女の子のママ)
ママ
その日に遊ぶおもちゃを決めるのも良いです。
例えば「今日は、車とウルトラマン!以上!」というふうに。
それが定着すると、「今日はねえ~〇〇で遊ぶ!」というふうに、子ども自身も楽しんで選んでやってくれました。
(2歳と小学2年生の男の子のママ)

遊ぶおもちゃを絞れば、「たくさんのおもちゃが散らかっていてイライラする!」ということを防げますね。

なかなか片付けが出来ない子どもに悩むママ・パパは、ご紹介した「片付けができない子どもへのしつけ方」をぜひ実践してみてくださいね。


坂野真理 先生

監修者

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院長
坂野真理 先生

経歴

日本精神神経学会認定 精神科専門医

日本医科大学医学部卒
東京大学医学部附属病院小児科及びこころの発達診療部、医療福祉センター倉吉病院精神科等を経て、英国キングスカレッジロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(IoPPN)にて修士号取得
2018年 虹の森クリニック(児童精神科・精神科)開業
2020年 虹の森センターロンドン開設。日英両国において子どものこころに関する診療および情報発信を行っている。

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