ショック!3歳児が虫歯になったら…。見分け方・進行止め治療について|歯科医監修

ショック!3歳児が虫歯になったら…。見分け方・進行止め治療について|歯科医監修

公開日:2021-06-25 | 更新日:2021-07-16

まさか…虫歯?
「3歳児の虫歯」について、歯医者さんがわかりやすく解説します。

「虫歯の見分け方」や「虫歯の進行を止めるためにできること」についても聞きました。


3歳児の虫歯の「見分け方」

先生(男性)
虫歯の初期の歯の色は、ベージュ・透明感のなくなった白です。
歯茎と歯の隙間や、歯と歯の間、奥歯の溝などに周りの歯の色と違う「白」があったら要注意です。

進行すると、灰色のような色・茶色・黒といった色に変化していきます。

  • 歯と歯の隙間
  • 歯ぐきとの境目
  • 奥歯の噛み合わせの溝

にできやすいです。注意してみましょう。

初期虫歯の特徴

白い虫歯

先生(男性)
「白っぽい線」「白い塊のように見える筋」が虫歯です。一見すると白いので、歯の変色として見過ごしがちですが、これが初期の虫歯です。

虫歯が進行すると…

虫歯

先生(男性)
左の歯はまだ初期の段階で、くぼんだ部分には虫歯のザラザラがあり、色素もつきやすくなっています。
右の歯は溝に沿って虫歯が進行している段階で、茶色・黒っぽくなってきています。

さらに虫歯が進行すると…

虫歯

先生(男性)
内部まで、虫歯が進行している段階です。穴が空いて、神経まで虫歯が進行しています。乳歯はこの状態でも痛みが強く出ないことがあります。

虫歯はどんどん進行していき、下で成長してきている永久歯にまで悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

「虫歯がうつらないように」気をつけていたのに…

先生(男性)
虫歯菌は、虫歯菌を持っている大人の口からうつります。
自宅では注意していても、保育所や預け先の祖父母のお家で感染することもあります。

また、気をつけていてもうっかり同じ箸、スプーン、フォーク、食器、グラスなどを共有してしまったり、愛情表現のキスも感染源になります。

3歳ごろまでにお口の中の菌(いい菌も悪い菌も含めて)の数が決まり、大きな病気などなければ老齢になるまで同じ割合になります。
つまり3歳までに虫歯菌の感染を防いでいれば、ずっと虫歯になりにくいお口になれるということです。

乳歯の虫歯は「進行が早い!」

先生(男性)
乳歯は、エナメル質や象牙質といった“歯を守る成分”が永久歯の約半分程度とされており、虫歯も2倍以上のスピードで進行すると言われています。

永久歯に比べて歯が柔らかいので、それだけ虫歯菌の酸に弱いのです。

乳歯の虫歯を「放置すると…」

先生(男性)
乳歯の虫歯の放置は、下で育っている永久歯にも悪影響を及ぼします。乳歯の虫歯が根元まで進行すると、その下で成長している永久歯の変色、形の歪みなどをひき起こします。

また、虫歯によって①→②→③→④のような悪循環にもつながります。

  1. 歯の痛みで固い物が噛めなくなる・偏食になる
  2. 顎を左右均等に使えなくなる
  3. 顎が発達不足になる
  4. 永久歯の歯並びが悪くなる

3歳児の虫歯の「進行止め」のためにできること

先生(男性)
初期の虫歯であれば、「歯磨きを丁寧に行う」「フッ素の塗布」で進行を食い止められる場合があります。進行している虫歯は、歯科で診察を受け治療を行う必要があります。

乳歯の虫歯はよほど進行しない限り、痛みを伴うことがありません。そのため、お子さんから何か訴えてくることは少ないと思ってください。

虫歯のような歯を見つけたら、できるだけ早く一度歯科を受診しましょう。

3歳児の虫歯の「治療」について

先生(男性)
3歳児の虫歯は乳歯だからといって放置していると、永久歯にも影響を及ぼします。
ママ・パパが歯の変色や異常に気がついたらすぐに歯科を受診し治療を受けるようにしましょう。

初期虫歯の治療の特徴

先生(男性)
初期の虫歯であれば、ブラッシング指導や、虫歯を器具で削り、被せ物をするだけで済む場合も多いです。

虫歯が進行すると…

先生(男性)
神経に達していない場合は、歯を削る必要が出てくることもありますが、虫歯としてはまだ浅い状態なので痛みは少なく治療できます。

さらに虫歯が進行すると…

先生(男性)
内部の象牙質や神経のそばまで進行している場合は、治療に痛みを伴うので麻酔をかけての治療が必要となります。

小さなお子さんで、じっとしていられない・我慢できないという場合は、専門の医療機関で全身麻酔を行い治療するという方法が検討される場合もあります。

「虫歯になりやすい生活習慣」を見直そう!

  • 食事の時間を決めていない
  • 長時間だらだらと食べさせている
  • おやつの時間を決めていない
  • おやつを1日に何度も与えている
  • 飲食後に歯磨き・うがいを毎回していない

などは「虫歯になりやすい生活習慣」です。見直すようにしましょう。

時間を決めないで、だらだらとおやつや食事を取らせるのは虫歯菌を増やします。
初期虫歯を快方に向かわせる再石灰化は、口の中に食物が入っていない時間に行われるため、次の食事までに口の中に何も入っていない時間を作るようにしましょう。

虫歯を予防する「正しい歯磨き」を知ろう!

先生(男性)
「子どもに磨かせる歯ブラシ」と「仕上げ磨き用の歯ブラシ」を分けて、仕上げ磨きでは、より細かい部分まで磨けるようにヘッドの小さなものを選びましょう。
また、「デンタルフロス」も徐々に慣らして使用できるようにしましょう。

3歳になる頃には、乳歯が20本生え揃ってきます。それだけ、歯の隙間や歯の重なる部分も多くなるので、丁寧な歯磨きが必要です。

また、食後に歯磨きができないときは、うがいをするように教えましょう。
歯磨き粉はフッ素入りのものを選ぶと虫歯予防に働きかけます。

歯磨きを嫌がる…どうすれば?

先生(男性)
3歳児になってくると“なぜ歯磨きが必要なのか”をわかってくる時期なので、「虫歯に関する絵本」などを活用して、虫歯の怖さを教え、歯磨きができたら褒めてあげましょう。

ママ・パパが必死になってやらせようとすると、お子さんも嫌がります。歯磨きを楽しみながら食後にすぐ行う習慣をつけてあげましょう。

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