赤ちゃんの鼻血の止め方!ぶつけた、鼻水吸引や熱のとき|医師監修

赤ちゃんの鼻血の止め方!ぶつけた、鼻水吸引や熱のとき|医師監修

公開日:2019-10-31 | 更新日:2022-09-07

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赤ちゃんから鼻血が!
正しい鼻血の止め方をお医者さんに聞きました。
鼻血を出す原因や、病気がかくれている可能性についても解説してもらいました。

武井 智昭 先生

監修医

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

赤ちゃんの鼻血の止め方

ママ
赤ちゃんが顔をぶつけて鼻血が!正しい処置方法を教えてください。
1. 縦抱きで抱っこして、血がのどに流れないようにしましょう。

2. 鼻の入り口にティッシュを当てて、出てくる血を受け止めましょう。

通常、鼻血は数分で止まります。

先生(男性)
<お医者さんが教えるコツ>
赤ちゃんは、ティッシュを当てようとしても嫌がって、とってしまう場合もあります。抱っこするときにおくるみで包みましょう。

赤ちゃんは、鼻の粘膜が弱く、少しの刺激でも大人より出血しやすくなります。赤ちゃんの鼻血だからといって特別な治療は必要ありません。

赤ちゃんの鼻から血のかたまりが…!

赤ちゃんの鼻から血のかたまりがでてきました。大丈夫でしょうか…?
ママ
先生(男性)
キチンと鼻血が止まっているようであれば、問題ありません。

【原因別】赤ちゃんの鼻血の処置方法

縦抱擁

Case1. 突然鼻血を出したとき

出血した傷が完全に治癒していなく、活発に動き回った・血流が良くなった(室温が高い、厚着など)などで、同じところから出血する場合もあります。また、お母さんが見ていない時に手で鼻を触って、鼻血を出してしまう場合もあります。
特に冬場は、気候が乾燥していて、鼻粘膜も乾燥しやすく簡単に出血しやすい状態です。

先生(男性)
飲み込まないような体制にして、血が止まるまで、ティッシュを鼻の入り口に当てましょう。

Case2. 熱を出して鼻血が出たとき

発熱していていると血流が良くなって、まだ治癒していない傷口から鼻血が出る場合があります。

先生(男性)
暑がっているようであれば、涼しい格好にさせ、衣類を緩めます。鼻血がおさまるまで、横には寝かせず、ティッシュをあて止まるまで安静にさせましょう。

Case3. 鼻水吸引中に鼻血が出たとき

吸引機で、刺激を受け毛細血管が傷ついてしまったと考えられます。

鼻血を出さないように鼻水吸引するコツはありますか?
ママ
先生(男性)
鼻の入り口程度に入れるようにして無理なく吸い取りましょう。

吸引機は、奥まで入れたり、力を込めて動かしたりすると 粘膜を傷つけてしまう場合があります。

病院受診が必要なとき

先生(男性)
赤ちゃんの場合、10分以上経っても、出血量が変わらない場合は、念のため病院を受診しましょう。

傷が大きい、顔面蒼白、意識がない場合は、救急車を手配しましょう。

心配なのは、ティッシュが大量に血に染まるような大量の鼻血です。どこかに思い切りぶつけて、鼻や顔周りの骨折などで出血している可能性があります。

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病気の可能性は?

よく鼻血を出すのですが、病気が隠れていることはありますか?
ママ(困り顔)

赤ちゃんや子供の鼻血の多くは、鼻ほじりが原因です。通常、赤ちゃんでも鼻がかゆい、鼻がムズムズすると指を入れてほじってしまいます。まだ、加減もわからないのでよく出血します。

先生(男性)
ただし、「鼻中隔湾曲症」といい、鼻中隔を作る骨や軟骨が左右のどちらかに曲がっているのが原因で鼻から出血することがあります。
また、「鼻の中に腫瘍」があり、出血する場合もあります。

これらは、耳鼻咽喉科や小児科で確認できますので、鼻血が多く心配であれば一度、確認してもらいましょう。

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