更年期のホットフラッシュ|漢方や薬、サプリで対策。症状はいつまで?

公開日:2019-10-16 | 更新日:2020-09-07
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更年期のホットフラッシュ|漢方や薬、サプリで対策。症状はいつまで?

更年期によくあらわれる症状「ホットフラッシュ」について解説します。
症状の改善が期待できる漢方や薬、サプリメントには、どのようなものがあるのでしょうか。
日常生活で実施できるホットフラッシュ対策もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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監修者

石野 博嗣 先生

石野医院

石野 博嗣先生

経歴

医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院

ホットフラッシュの症状

ホットフラッシュは、更年期障害であらわれる血管運動神経症状のひとつです。
症状としては、数分間続く発汗とほてり(熱感)が生じて脈拍数が増加すること等が挙げられます。
発汗やほてりは顔から起こり、頭部や胸部へと広がることが多いです。
また、自律神経がスムーズに機能しなくなると、体温調節も上手に行うことができなくなり、通常では不快な気温ではないのに、暑いと感じて放熱指令が出ることがあります
更年期の女性の約60%が経験するといわれており、その中の約10%は日常生活に支障が生じるほど重症化することもあると考えられています。

ホットフラッシュの対処法

① 服のボタンを開けるなどして、通気性をよくする。
② ゆっくり深呼吸(腹式呼吸)をする。
首筋を冷やす。(特に首の頚動脈周辺の太い血管辺りを冷やすと効果が期待できます)

ホットフラッシュの原因

ホットフラッシュは、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少し、脳の視床下部が刺激され、血管の収縮、拡張をつかさどる自律神経が崩れることが原因で起こると考えられています。
視床下部には、血圧、血管、発汗、体温、皮膚、心拍等の血管運動神経である自律神経を調節する働きがあるため、ホルモンのバランスが崩れると自律神経も乱れてしまいます。
自律神経は、血管を収縮、拡張することで体温調節をしています。

ホットフラッシュの症状はいつまで?

個人差があります。4割の方は経験しない方もおり、長い方では閉経前後5年(計10年)の更年期の間続く方もいます。
更年期障害の後半、つまり50歳後半になると和らいでくる方が多いです。

病院で処方される薬や漢方

更年期 ホットフラッシュ 1

ホットフラッシュは、更年期障害の治療法である「HRT」(ホルモン補充療法)や漢方薬、精神症状を抑える抗うつ薬等が処方されることが多いといわれています。
特にHRT(ホルモン補充療法)は、女性ホルモン薬を補充する治療法で、ホットフラッシュのような血管運動神経症状に非常に効果的といわれています。
HRTには月経の有る無し、子宮の有る無しによって投与法が異なります。

  • 周期的併用投与法
    エストロゲンを毎日(定期的ニ)服用して、12~14日間のみ連続でプロゲステロンを併用するという治療方法。
  • 持続的併用投与法
    エストロゲンとプロゲステロンを毎日服用する治療方法。
  • エストロゲン単独投与法
    エストロゲンのみを毎日服用する治療方法。

気分が落ち込む、焦燥感や不安感が強いような場合には、抗不安薬、抗うつ薬等の向精神薬も有効といわれています。
漢方薬は、副作用が少なく安全性が高いと考えられていますが、体質や症状によっては合わない場合もあるので医師としっかり相談したうえで使用することが大切です。

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ホットフラッシュを予防・軽減|運動やサプリ

更年期 ホットフラッシュ 2

下記を意識すると、多少症状が軽くなる方がいます。

  • できるだけ通気性のよい服装にする。
  • ウォーキングを習慣化する。(しかし体調に合わせて無理のない範囲で行うようにする)
  • 香辛料等の刺激が強い物、カフェイン、塩辛い物は血管を収縮させやすいため控える。
  • 生野菜や果物、冷たい物の摂り過ぎは体を冷やすのでほどほどに。
  • ミントは気の流れをスムーズにして、イライラ感を落ち着かせる効果が期待でき、また急に出てくる汗や多汗、のぼせにも効果的といわれているので、アロマを活用する。
  • 血流改善や冷えの緩和等の効果が期待できるので、カルシウムや大豆イソフラボンを積極的に摂取する。

大豆イソフラボンは、市販のサプリメントからも摂取できます。※サプリメントの働きには個人差があります。
この他にも、ブラックコホシュというハーブも市販でありますが、効果があるかはまだ研究結果に結論の一致をみていません。

まとめ

更年期障害の症状のひとつであるホットフラッシュですが、自己判断で決めつけることは危険です。
時期や症状の内容でホットフラッシュではないかと思っていても、実は何らかの疾患が隠れている可能性があるからです。
そのため、ホットフラッシュの症状に加えて、頭が重い感じ、手足のしびれ、動悸、息切れ等の症状や、頻脈、体重減少、イライラ感等の症状も生じている場合には、高血圧甲状腺機能亢進症等の病気を発症している恐れもありますので、医療機関を受診することをおすすめします。

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