赤ちゃんの寝かしつけ方のコツ。NGや抱っこ以外の方法も|看護師監修

赤ちゃんの寝かしつけ方のコツ。NGや抱っこ以外の方法も|看護師監修
2019-08-02 公開

「赤ちゃんの寝かしつけってどうやるの?」
「はやくぐっすり寝る方法が知りたい!」

そんな疑問を持つママ・パパは必見!
久野銀座クリニックの看護師・細野理恵さんに、赤ちゃんの寝かしつけ方のコツを聞きました。

医療法人 小田原博信会 
久野銀座クリニック
看護師 細野理恵

基本の寝かしつけとNGな寝かしつけ

赤ちゃんの寝かしつけ方の基本とやってはいけないNGをチェック!「赤ちゃんが自分で寝る力をつけるためにできること」も聞きました。

赤ちゃんの寝かしつけ方の基本

ママ(困り顔)
「基本の寝かしつけ方」を教えてください。

以下の3ポイントを意識してみてください。

1.寝る前のルーティーンを決めて行う

入眠儀式とも呼ばれ、毎日同じ時間に同じ手順で行います。
例えば、就寝時間の30分前に絵本を読み聞かせる等、眠りにつくことを知らせるために何らかの行動を習慣化します。パジャマ(寝る服)に着替えるというのも良いですね。

 2.眠りにつく前は子どもとゆっくり過ごす

一緒にお風呂に入る、スキンシップをとる、添い寝をする等、子どもとの時間を持つと、心穏やかに落ち着いて眠りにつけるといいます。

3.寝室環境を整える

朝と夜の明るさの違いを教えるために、夜眠る前は光を遮るようにしてください。
また入眠を妨げないように、子どものおもちゃも寝る前に片付けて、お気に入り一つを側に置いてあげるようにしてください。
暑すぎる、寒すぎる寝室も注意しましょう。

NGな寝かしつけ方法

ママ(困り顔)
こんな寝かしつけはNG!というものがあれば教えてください。

1. 長すぎる入眠儀式

寝る前の入眠儀式がおすすめとご紹介しましたが、入眠時間に使う時間は長過ぎないようにしてください。乳児の場合は数分、幼児の場合は15分を目安に行いましょう。

2. 寝るギリギリまでテレビ

眠りにつく1時間前にはテレビを消して、部屋の照明も暗くし、寝る状態を意識できるようにしてください。

3. 添い乳

添い乳は、寝かし付けやすい方法と考えられていますが、先を見据えた場合、添い乳以外では寝付けないという状態に陥るリスクがあるため要注意です。

自分で寝る力をつけるために

ママ
自分で寝る力をつけるために、どういう対応をしたらいいのか教えてください。

自分で寝る力をつける方法としては、何かしないと眠れないという状態を解消する必要があります。
そのために、抱っこ状態から寝るのではなく、はじめからベッドや布団で寝かせるなど、寝る前に何もせず、眠りやすい環境だけを作ってあげる等の方法が挙げられます。

寝かしつけのコツ

赤ちゃん寝かしつけ2

抱っこで寝かしつける場合と、抱っこ以外で寝かしつける場合、それぞれのコツを聞きました。どんな寝かしつけグッズを使ったらいいか、音楽は流してもいいのかも解説していただきました。

抱っこで寝かしつけする場合

ママ
抱っこで寝かしつけをしています。抱っこでぐっすり寝てくれるようなコツはありますか?

1. 体にくっつけるように抱っこ

赤ちゃんは、生まれる前のママのお腹の中が心安らぐ環境といわれています。この温かい環境に近づけるために、体をくっつけるように抱っこしてあげましょう。

2. 縦抱っこ

縦抱っこは、お母さんの心臓音が聞こえやすくなり、落ち着いて眠れるといいます。

3. コアラ抱っこ

背中が緩くカーブしながら、足を広げて木に登っているコアラのような姿勢が赤ちゃんにとって楽な姿勢といわれています。

4. トントン

添い寝しながらトントンする際、トントンする場所は、肩、背中、お尻等がおすすめです。

ママ(困り顔)
抱っこの状態からベッドに置くと、すぐ起きて泣いてしまいます。
起こさないように腕を抜きたいです。なにかいい方法はないのでしょうか?

こんな方法を試してみてはいかがでしょうか?

  1.  赤ちゃんの移動がしやすい前開きの抱っこひもで寝かし付けて、そのままそっとベッドへ下ろす。
  2. おくるみでくるみながら抱っこして寝かせて、そのままベッドに置く。
  3. 赤ちゃんが自然な状態で寝姿勢をキープできるビーズベッドを使用する。
  4. お母さんの腕に装着できるタイプの枕を使用する。

抱っこ以外のの方法で寝かしつけする場合

ママ
抱っこ以外のおすすめの寝かしつけ方を教えてください。

1. 手を握る

手を握る

添い寝をしながら、手を握ってあげると心が落ち着いて眠りやすくなるといいます。

2. ラッコ抱き

お母さんの胸やお腹に子どもの顔を乗せる体勢で抱っこする「ラッコ抱き」をすると、お母さんの心臓音がよく聞こえるので気持ちよく眠れるようです。しかしうつ伏せ状態になるので、眠りについたところで仰向けや横向きに変えてください。

3. ママの声を聞かせる

絵本を読んであげる等、お母さんの声を聴きながら横になると、リラックスして眠りにつけるようです。

4. 優しくスキンシップ

顔や足を優しく触ってあげると、心地よく眠りにつけるといいます。

5. 足のマッサージ

足の土ふまず部分を親指で優しく押したり、足の指を軽くつまみ、そっと5回ほどまわしてあげたりすると眠りにつきやすいようです。

寝かしつけのグッズ

おくるみ

赤ちゃんの寝かしつけをサポートしてくれる「お助けグッズ」はないのでしょうか?どんな便利グッズがあるのか聞きました。

寝かしつけグッズを使う場合

ママ(困り顔)
なかなか寝ないときに使えるおすすめ寝かしつけグッズがあれば、教えてください。
  1. おくるみ
    通気性、保湿性に優れたおくるみを使って抱っこしながら眠りにつかせてあげる。

  2.  寝かしつけ専用枕
    寝かしつけ専用の枕を使うことで、スムーズに布団に寝かせやすくなる。

  3. アロマ
    赤ちゃん専用のブレンド精油(ラベンダー等)を試してみる。

  4.  ルームシアター
    赤ちゃんがリラックスして楽しい気持ちになれる映像や音楽を活用してみる。

寝かしつけの音楽を流す場合

ママ
寝かしつけのための音楽を流すのはアリでしょうか…?

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいるときから、いろいろな音を聞いています。
そのため、音がまったく無い静かな環境では不安をおぼえるケースがあるといいます。
そこでおすすめは、小さい音でヒーリングミュージックを流してみたり、心臓音に似ているメロディーを流したりすることです。

赤ちゃんの睡眠時間

ママ(困り顔)
先輩ママに聞いていた赤ちゃんの睡眠時間と、うちの子の睡眠時間が大分違うようです。最低何時間は寝るべき、という指標があればあわせて教えてください。

子どもの睡眠時間の目安は、0~1か月児は15~20時間、2~3か月児は14~15時間、3~6か月児は13~14時間、6か月~1歳児は11~13時間といわれています。

しかし、この時間はあくまでも目安なので、この時間に縛られることはありません。子ども一人一人に眠りのサイクルがあるので、生活のリズムを整えることが大切です。

寝かしつけの悩みQ&A

すぐ起きてしまったり、大泣きして寝るどころではなかったり・・・。よくある「寝かしつけの悩み」をぶつけてみました!

寝てもすぐ起きてしまう

ママ(困り顔)
寝てもすぐ起きて泣いてしまいます。ある程度は放っておいてもいいものなのでしょうか?

対応方法も状況によりますが、弱いぐずり泣きの場合は、完全に目が覚めていないケースもあるので、少し様子を見るのもひとつの方法です。
逆に大きな声で泣いている場合は、起こしてあげたり、抱っこしてあげたり、ミルクをあげたり等の対応が必要です。

大泣きして眠れない

ママ(困り顔)
寝かしつけようとしても、大泣きして寝るどころではありません。
こういうとき、どういう対応をすればいいのでしょうか?

寝かしつけの前に、以下の2点をチェックしてみてください。

  1. 赤ちゃんは、お腹が空いていると気持ちよく眠りにつくことができません。そのため、眠る前にはミルクや授乳を忘れないようにしてください。
  2. きれいなおむつで快適に眠れるようにしてあげてください。

あまりにも泣き止まない場合は、気持ちが落ち着くまで抱っこしてあげましょう。

夜泣きがひどい

ママ(困り顔)
夜泣きが激しく、なかなか泣き止みません。放置するという意見も聞きましたが、どうするのが正しいのでしょうか?

なかなか泣き止まなくても、抱っこせずに少し様子をみる方法もあります。
しかし、激しい夜泣きには何らかの理由がある場合もあるので、抱っこして不安を取り除いてあげることも必要と考えられています。
また、毎日の生活リズムを整えることで、夜泣きが減る場合もあるようです。

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