自然に治る?赤ちゃんが頭の形が「長い」「向き癖がある」いつまでに整える?

自然に治る?赤ちゃんが頭の形が「長い」「向き癖がある」いつまでに整える?

公開日:2019-09-02 | 更新日:2021-04-02

赤ちゃんの頭の形が「なんか長い?」、「向き癖があっていびつ…」と心配するママ・パパは多いです。

赤ちゃんの頭の形の整える対策や矯正が必要なケースについて、お医者さんにお話を伺いました。


武井智昭 先生

監修医

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

頭の形「自然に治る?」

Q.赤ちゃんの頭の形は、自然に治っていくものでしょうか?
ママ(困り顔)
先生(男性)
A.1歳くらいになると、だんだん目立たなくなることが多いです。

1歳くらいになると、寝ている時間が減り、歩くなどの行動が盛んになります。頭蓋骨の成長に伴って、だんだんとゆがみは目立たなくなることが多いです。

先生(男性)
生まれた後、いろいろな方向に向いて寝させることができれば、自然と対称的な丸い形になるといいます。

頭の形「治るのはいつまで?」

Q.赤ちゃんの頭の形が変わるのは、いつごろまでですか?
ママ(困り顔)
先生(男性)
A.生後7~8か月頃までは、頭の骨が柔らかく、変形しやすいと言えます。

9~11ヶ月頃

それまでよりぐっと頭が大きくなり、安定した状態になってきます。

1歳~1歳半頃

頭の形状がある程度、定まってくると考えられています。

先生(男性)
頭の形の矯正が必要な場合、生後6ヶ月くらいまでに始めるのがよいです。

おすすめの「枕」

Q.頭の形を整えたい場合、どんな枕を使えばいいでしょうか?
ママ(困り顔)
先生(男性)
A.ドーナツ枕や、向き癖矯正枕がおすすめです。

ただし、「枕が硬すぎる」、「ドーナツの穴が大きすぎる」タイプは、頭の形の矯正には向かない恐れがあるので注意してください。

頭の形の整え方「頭の形がいびつ」

先生(男性)
向き癖があると、頭の形が左右非対称になりやすいです。この状態を「斜頭症」といいます。

正面からみても、目や耳の位置が変わる等の変化が分かる場合もあります。赤ちゃんによくみられる状態です。

頭の形の整え方

先生(男性)
タオルを棒のようにくるくると巻いたものを、よく向く方向に入れて、体を斜めにして逆の方向に向かせる方法があります。

※首が座らない3ヶ月前までは、目を離さないようにしましょう。
※この方法を行う際は、まめに首の位置や体勢を調整してあげましょう。

その他にも、ママ・パパは以下のことを意識的に行ってみてください。

  • 授乳は、左右交互に行う
  • 向き癖とは反対側から声掛けをして、逆側にも向くように促す
  • お気に入りのおもちゃを向き癖とは反対側に置き、逆側にも向くように促す
  • 首が安定してきたら、短時間でもいいので「頭に何も触れない時間」を増やす(腹ばい状態にする、縦に抱っこをする等)

歪み方が激しいケースでは、病院での治療が必要な場合があります。

頭の形の整え方「頭が長い」

先生(男性)
ずっと横向きで寝ていると、頭が長くなりやすいです。この状態を「長頭症」といいます。

抱っこや眠る際にいろいろな方向を向かせてあげましょう。

頭の形の整え方「頭の後ろが絶壁」

短頭

先生(男性)
ずっと仰向けの状態で寝ている赤ちゃんは、後頭部が全体的に平たくなりやすいです。この状態を「短頭症」といいます。

同じ方向で寝かせないようにしましょう。

病院に行く目安

先生(男性)
ゆがみが激しい場合は、病院を受診したほうがいい場合もあります。

「ゆがみがどのレベルになったら受診」とは言い切れないのですが、親または本人にとって気になりすぎる場合は、一度受診をしましょう。

病院は何科?

小児外科、小児科、形成外科等を受診する方が多いです。

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矯正ヘルメットの費用について

赤ちゃんの頭の形を矯正するための医療用ヘルメットがあります。ただし、保険適用治療ではありません。費用目安は40万~60万程度です。

ヘルメット治療開始の目安時期は、出生後3~7か月で、ヘルメットを使用する期間は、6か月程度です。この治療は小児専門の形成外科医師で対応します。

頭の形がいびつになる「病気」

病気が原因で、赤ちゃんの頭の形がいびつになる場合があります。

小頭症

小頭症とは脳の発達が遅れている、もしくは止まることにより、頭が同年代のお子さんと比較してとても小さくなる状態です。
出生時に頭が小さいのはよくあることなので心配はいりません。ただし小頭症では、いつまでも年齢に合った大きさの頭に成長しません。そして、けいれん発作、運動・知的障害を併発する可能性もあります。

狭頭症

頭の骨同士のかみ合わせが一部欠けてしまう等が原因となり、頭蓋骨が脳の発達に見合った成長を遂げることができず、頭の形がいびつになってしまった状態です。眼球突出、顔面変形を併発する可能性があります。

水頭症

脳脊髄液が頭の中に大量に溜まることで、脳室が膨脹し、頭蓋骨が押し広げられて頭が大きくなる状態です。先天的な脳構造の異常を伴う事があり、シャント術が必要となることがあります。

頭蓋骨縫合早期癒合症

生後6か月までには開いているはずの大泉門(頭のてっぺんの凹み部分)が閉じてしまう病気です。
この病気では、脳の発達が停止する、脳の骨に問題が生じる等が起こる恐れがあるため、注意が必要です。

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武井智昭 先生

監修医

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

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