【生後8ヶ月】お座りできないけど大丈夫?いつできる?練習すべき?

【生後8ヶ月】お座りできないけど大丈夫?いつできる?練習すべき?

公開日:2022-06-03 | 更新日:2022-12-06

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8ヶ月だけど、まだお座りができない…
まだ大丈夫?練習した方がいい?

生後8ヶ月の赤ちゃんの「お座り」について、お医者さんに聞きました。
お座りしないときによくある原因や対応の仕方について解説。
先輩ママ・パパの体験談も紹介します。

武井 智昭 先生

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

生後8ヶ月で「お座りできない」…まだ大丈夫?

読者質問:生後8ヶ月の赤ちゃんが「お座り」できません…。ほかの子はもうできているみたいで心配です。大丈夫なのでしょうか?
ママ
先生(男性)

生後8ヶ月で「お座り」するかどうかは、赤ちゃんの体の成長や体格によって変わってきます。

  • 支えながらなら「お座り」ができる
  • 倒れそうになったら体を支えようと手を出す
  • 手で物をつかめる
  • 左右の手で持ち替えができる
  • 「ママ」や「ダダ」などの言葉を発している

などの発達が見られる場合には、過剰に心配する必要はありません。経過をみましょう。

赤ちゃんがお座りしない・できないときによくある原因

先生(男性)

赤ちゃんがお座りしない・できないときには、

  • 筋力がまだついていない
  • お座りをしたいと思う動機がない

といった原因が考えられます。

筋力がついていない子の特徴

先生(男性)
予定日よりも早く産まれた」、「出産時の体重が軽かった」子の場合は、他の子に比べてお座りの時期が遅くなる傾向があります。

筋力がついていないと、お座りひとつとっても赤ちゃんにとっては大変なことです。
またその姿勢をキープするのも辛いのです。
支えなしで座った状態を保つには、筋肉が十分に発達して、体のバランスを取れるようになることが必要です。

自然と「お座りしたい」と思わない子もいる

お座りは赤ちゃんにとって大変な姿勢だからこそ、お座りをしたいと思える動機がないと挑戦しない子もいます。
座って楽しいことがあれば姿勢を保とうと頑張ることもあります。

ママ
たくさん意識して練習をするというよりも、ベビーチェアにクッションを挟んだり、お座りの状態で夢中になれるおもちゃや遊びを側に置いておくことで気付いたらお座りのままバランスが取れるようになっていました。
(2歳の女の子のママ)

お座りはいつまでにできればOK?

座っている赤ちゃん

先生(男性)
「お座り」は生後9〜10ヶ月頃までにできれば問題ないでしょう。

赤ちゃんを抱っこしたときに「体がついてくる」ような動きがあれば、筋力がついてきている証拠です。成長とともに徐々にできるようになるでしょう。

ただし、こんなケースは注意!

  • 首の座りが遅い(生後5ヶ月以降)
  • 抱っこしてもダランとしている
  • 手足を常に突っ張るような仕草がある

という場合は、筋肉の疾病や脳性の病気が関係している可能性もあります。


また、言語の発達不良、身長・体重の増加不良である場合にも、神経系の疾患(筋肉・神経の疾患)、内分泌疾患、遺伝性疾患などが考えられます。
早めに小児科を受診してください。

お座りの練習はすべき? or しなくてもいい?

先生(男性)

お座りするには、足の筋肉や腰、背骨などの発達が必要です。

  • 寝返りがまだできない
  • 座らせても体を丸めて前に倒れてしまう

場合は、まだ準備が整っていないので、無理に練習させない方がよいでしょう。

体の準備ができていない子に無理に練習をさせると、できるようになるどころか、まだ発達していない赤ちゃんの体に負担をかけてしまいます。
寝返りなどができてきたら、できることを何度もやらせて体の筋肉をつけるようにしましょう。

準備ができたら…こんな練習をしてみよう

赤ちゃんとお母さん

先生(男性)
大人が広げた脚の間に赤ちゃんを座らせて、後ろから上体を支えてあげましょう。

赤ちゃんが後ろや左右に倒れそうになったら、しっかりと支えてください。
また、倒れても危なくないようにクッションや毛布などを周りに置いて行いましょう。

※体の負担になるため数分程度行い、長時間は行わないようにしましょう。
※赤ちゃんが嫌がっていない・ご機嫌なときに行うようにしましょう。

【先輩ママ・パパの体験談】うちの子はこうやってお座りした!

ママ
お座りはなるべく布団など安全な場所でさせるようにしました。
お座りの補助は授乳クッションを使用し、中にスポッと座らせると安定して座れたので良かったです。
(1歳と4歳の男の子のママ)
パパ
バンボのベビーソファーを使って練習しました。
また倒れても良いように授乳クッションを赤ちゃんの腰においてあげました。
(5歳と小学2年生の男の子のパパ)

お座りの時期は「赤ちゃんによって違う」

先生(男性)
「お座り」の時期は体格差や個人差が大きいです。そのため「うちの子はまだできない…」と過剰に心配しなくても大丈夫です。

体全体に筋力がついてくるとできるようになっていきますので、まずは赤ちゃんの経過を見ながら、赤ちゃんが「できるようになったこと」を繰り返しやらせてあげて、筋力をつけさせてあげてくださいね。

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