【医師監修】生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?生活リズムの整え方も

【医師監修】生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?生活リズムの整え方も

公開日:2021-12-02 | 更新日:2022-05-18

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生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の目安や生活リズムの整え方について、お医者さんに聞きました。

寝る時間が短い(長い)場合の成長への影響や、一日の過ごし方、おすすめの睡眠グッズなども詳しく紹介していきます。

武井 智昭 先生

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間

先生(男性)

平均的には、15〜18時間ほど眠る赤ちゃんが多いです。

多くの場合、連続して3~4時間は眠りますが、個人差があります。

なかには、連続して6時間程度寝る子どももいます。
体調に問題がないのに睡眠時間が短い・長い場合、もともとの体質であることが多いです。

お昼に日光浴をさせたり、体を使ったり(足の運動など)すると、その日はよく眠る子どももいます。

昼夜の判別はついている?

先生(男性)

生後3ヶ月頃になると、だんだんと昼夜の判別がつき始め、昼間に起きている時間が少しずつ長くなってきます。

朝は何時頃に起きるといい?

先生(男性)

一般的には、朝とされる7〜9時頃までに起きるとよいでしょう。

夜は何時頃に寝るといい?

先生(男性)

20〜21時頃が一般的です。

しかし、授乳やミルクで寝た後、赤ちゃんが3~4時間後に起きるとすれば、保護者の方もその時間に起きなくてはなりません。授乳のタイミングから逆算して寝かせるのがよいでしょう。
(例)親が22時ごろ眠るのであれば、19時くらいには寝かせるなど

親の睡眠時間の確保も大切!

生後3ヶ月、疲れが溜まっているママ・パパも多いのではないでしょうか。
ママ・パパ自身の睡眠時間の確保も大切です。
例えば、

  • 寝かしつけをパートナーや同居の家族と日替わりにする
  • 夜間のミルクを分担する(※)
  • 赤ちゃんと一緒にお昼寝する

など工夫して、一人に負担がかからないようにしましょう。

母乳にこだわり過ぎず、夜間はミルクにして誰でもあげられるようにしてもよいでしょう。

「うちの子…寝すぎでは?」長く寝すぎるとよくない?

先生(男性)

寝る時間の長さには個人差があるので、過度に心配しなくても大丈夫です。生後3ヶ月程度であれば、無理に起こす必要はありません。

寝ている時間が長いと、この先に昼夜逆転や生活リズムが整わないなどの懸念はあります。

しかし、まだ生後3ヶ月であれば、その子の体質に合わせて寝かせてあげましょう

「眠る時間が極端に短い」体調に問題がある?

先生(男性)

睡眠時間が極端に短い場合などは、病気・体調不良を疑いましょう。

\こんな症状でていませんか/

  • 鼻づまり
  • 浅い多呼吸
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 38℃以上の発熱

など

これらがない場合は、眠らせている部屋の温度・湿度・照明を見直してみてください。
衣類が多く、熱がこもっていないかなどもチェックしましょう。暑すぎたり、寒すぎたりすると、大人と一緒で赤ちゃんでも眠れません。

また、埃が多いと、くしゃみ・咳が出て眠れないこともあります。

睡眠不足だと風邪を引きやすくなることも

先生(男性)

赤ちゃんが「眠りたいのに眠れない」場合は、リンパ球機能の低下などで免疫低下を引き起こし、ウイルス感染(風邪など)を引き起こしやすくなることもあります。

生後3ヶ月ごろの小さな赤ちゃんの体の変化は見逃さないようにしてください。

生後3ヶ月の赤ちゃんの「生活リズムを整えるポイント」

生後3ヶ月の赤ちゃんの「生活リズムを整えるポイント」について解説します。

ポイント1 同じ時間に起こす

先生(男性)
起床時間を一定にすることで、朝〜夜のリズムが整いやすくなります。

起こしたい時間になったら、ママ・パパの朝の支度の音が聞こえる空間に連れて行き、日光が入る部屋で過ごしてください。

赤ちゃんを起こす方法


「朝の光を浴びる」
カーテンを開けて陽の光を当てましょう。
日光の刺激により、朝・夜を認知するホルモンが分泌され、朝〜夜のリズムが整いやすくなります。


「ミルク・授乳をする」
起こしたい時間になったら、授乳の用意やミルクの用意をして赤ちゃんの口に吸い口を近づけましょう。匂いや感覚で、ミルクを吸いながら目を覚ましてきます。


「オムツを替える」
起こしたい時間になったら、布団をはがしてオムツを変えましょう。
涼しくなることで目が覚めます。

ポイント2 同じ時間にお風呂に入る

先生(男性)

お風呂の時間を決めると赤ちゃんのリズムが整いやすいです。

新生児の頃は、朝方入れていた人が多いと思いますが、そろそろ夕方ごろの時間に移行しましょう。

入浴で体が温まった後に体の熱気が取れると眠くなりやすいので、眠る2~3時間前を目安に入浴させましょう。

ポイント3 寝る前のルーティンを決める

寝る前の行動を決めて「お風呂の後に寝る」、「寝るとき専用の部屋に行く」など、寝る前のルーティンを(入眠儀式)を決めてしまうとよいでしょう。

眠る時の環境を毎日同じに揃えていくと、「眠る時間」だと体が認識しやすくなります。

赤ちゃんの睡眠をサポートするアイテム

先生(男性)
  • 寝かしつけ用の「おくるみ」
  • 眠るとき用の「おしゃぶり」
  • 眠りに誘う「音楽」

などを活用することで、赤ちゃんが眠りやすくなることもあります。

寝かしつけ用の「おくるみ」

寝かしつけ用の「おくるみ」を用意しておくと、胎内にいた時のような安心感でよく眠る赤ちゃんもいます。

眠るとき用の「おしゃぶり」

眠る時だけ「おしゃぶり」をつけるというのも、赤ちゃんの安心感、充実感を高めることがあります。

眠りに誘う「音楽」

真っ暗にして、いつも同じ歌を歌うなども効果的ですが、いつまでも赤ちゃんが眠らないと歌う方も大変ですね。

眠りに誘う音楽CDなどを用意しておくと、赤ちゃんと一緒に寝かしつける人もリラックスできます。

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