西28デンタルクリニック

歯周病治療では、炎症を徐々に抑え「痛みをコントロールする治療」を目指しています。痛む部分の歯を抜いてしまうとお口のなか全体のバランスが崩れ、周りの歯に負荷をかけてしまうためです。一時的な痛みを抑えるための抜歯は避け、症状が進行している場合には歯の根の治療を併せておこないます。突然お口のなかに異変を感じた、虫歯ではないのに痛み始めたなどの症状がありましたら、気兼ねなくご相談ください。

歯が折れたり、割れたり、補綴が壊れたりする原因に「歯ぎしり」や「食いしばり」があります。長い間歯ぎしりの習慣が続くと、歯と歯の接地面がすり減り、神経に近い部分が露出してしまうと冷たいものがしみるという症状がでる可能性があります。また補綴の接着剤がはずれ、歯との隙間が生じると、そこから虫歯や歯周症菌が入り込んでしまうこともあります。痛みに直結しないからと治療をあとまわしにされている方も、早めに治療に取り組みトラブルを避けるようにしましょう。