調布眼科医院

当院では、眼科全般の疾患を扱っておりますが、特に白内障や緑内障、眼底疾患の診療を得意としています。白内障とは、目のレンズにあたる水晶体が白く濁り、白っぽくかすんで見える、まぶしい、物が二重に見えるなどの症状が起こる疾患です。白内障の手術をするときは、眼軸長（角膜頂点から網膜までの長さ）の測定で、できるだけ誤差を抑えるため、2台の測定装置を使用しています。誤差が生じますと、白内障治療で使用する、眼内レンズの焦点の位置がずれてしまい、見え方に影響します。手術では、超音波白内障手術装置を使い、切開幅を小さくすることで、切開による影響を防ぎます。

緑内障は、眼圧の上昇によって視神経が障害を受けて、見えない部分ができたり、視野が狭くなったりする疾患です。ゆっくりと進行する疾患のため、初期段階では、自覚症状がほとんどありません。一度失った視野がもとに戻ることはなく、悪化すると失明につながるため、早期発見・早期治療が大切です。当院では、視野や視神経の状態などを、さまざまな検査装置で調べ、症状の進行度を確認します。治療では、複数種類の点眼薬で進行を抑える方法が基本ですが、症状によっては、手術をおこないます。