はつかいち乳腺クリニック

乳腺外科では、乳房のしこりや痛みといった症状について、診療をおこなっております。しこりがある場合には、視触診やマンモグラフィー、超音波診断装置などを使って検査をします。しこりがあったからといって、必ずしも乳がんとは限らず、水が溜まっている、乳腺に厚みがあるだけということもあり、検査をしてみないとわかりません。検査の結果、良性疾患だったときは、経過観察となりますが、乳がんの疑いがあるときは、さらに細胞診や針生検などの検査をおこないます。検査の結果、乳がんなどの大きな疾患が見つかった場合は、専門性の高い医療機関へご案内いたします。

乳房の痛みについても、診療しています。チクチク、ズキズキという痛みが乳房にある場合は、ほとんどが女性ホルモンの影響によるものです。乳腺症や良性腫瘍、乳がん、そして筋肉痛ということもあります。定期的に痛みが現れる場合は、正常範囲内ですが、痛みが続くようでしたら、一度ご来院ください。ホルモンバランスの乱れによって、乳房に痛みが出ている場合、患者様に生活習慣や環境の変化などを振り返っていただき、見直しを図ります。症状の多くは、自然と軽快に向かいます。いつまでも痛みが続くときは、漢方薬などの処方によって、症状が軽減することがあります。