山田醫院

内科では、漢方薬を使った治療に対応しています。頭痛などの痛みがあったとき、西洋医学では、直接痛みに作用する薬を処方します。ところが、身体がだるい、頭痛がする、というような不定愁訴の症状ですと、西洋医学では対応できないこともあります。そういったとき東洋医学では、患者様の症状の傾向に合った漢方薬を処方して、症状の緩和をはかります。当院では、西洋医学による診療を基本としていますが、漢方薬の処方を選択肢に加えることで、治療の幅を広げられます。生活習慣病の治療もおこなっていますが、高齢の患者様が多いため、運動よりも食事指導を中心におこなっています。当院では、炭水化物を控える、糖質制限をおすすめしています。

脳神経外科では、頭痛や傷などの治療をおこなっています。頭痛の多くは、肩こりが原因なのですが、脳内出血によって起こっていることもあります。ほかにも、うつ病だと思っていたら、脳腫瘍が脳を圧迫して、性格に影響を与えていたこともあります。頭痛の原因の多くは、脳とは関係ない不調によるものですが、なかには重篤な疾患が原因になっていることもあります。たとえば、くも膜下出血の初期症状が、小さな頭痛ということもあります。いつも頭痛を感じてるときは、くも膜下出血の可能性も考え、CTスキャンなどで検査をおこなっています。