井上医院

血管外科では、動脈や静脈など下肢の血管にかんする症状や疾患について診療をおこなっております。なかでも、下肢静脈瘤の治療に力を入れていて、下肢静脈瘤は立ち仕事をされている方などが発症しやすく、患者様のライフスタイルが大きく影響する疾患です。症状としては下肢の血管が浮き出たり、こぶのように膨らんだりしてむくみなどがあらわれます。視診や触診、超音波検査をおこなって診断し、症状に応じた治療方法をご提案いたします。

下肢静脈瘤の治療方法には、血管内焼灼術やストリッピング手術、硬化療法などがあります。たとえば血管内焼灼術の場合は、高周波を発する細いカテーテルを使用して静脈を焼灼していく手術となり、傷口は小さくほとんど目立ちません。また20分ほどで終了する手術のため、翌日から通常の生活が送れます。手術後は基本的に翌日・1週間後・1カ月後・3カ月後というように定期的な通院をしていただき、アフターケアとして1年間の経過を観察していきます。