板倉病院

腎臓内科では、腎臓の機能に何らかの異常が疑われる状態である慢性腎臓病に対応しています。腎臓機能が低下して病状が進行すると、むくみや夜間のトイレ頻度が増えるなどの症状がでますが、自覚症状が乏しく、自身では「なんともない」と感じてしまいがちです。放置すると末期腎不全となり人工透析や腎移植などが必要となる可能性もあり、健康診断などで尿や腎機能の異常を指摘された方は、一度ご相談ください。その際に、詳細な検査が必要かどうかの判断をいたします。また、発病の原因になり得る生活習慣病との関連にもしっかり目を向けるとともに、腎炎など腎臓自体の病の有無についても見極めをおこなっております。

脳神経内科では、脳や脊髄・神経・筋肉に関する疾患に対応しております。もの忘れ・めまい・頭痛・手足のしびれ・筋肉のけいれんなどさまざまな症状に対し、MRIなどの検査を取り入れながらしっかりと診断や治療をおこなっております。例えば、パーキンソン病には早期内服で進行を緩やかにし、脳梗塞には術後のリハビリで再発防止に努めるなどが挙げられます。認知症治療においては、MRIとスクリーニングテストで診断をおこない、病状については患者様のみならずご家族の方にも一緒に説明をさせていただき、それぞれの患者様に合わせた治療をおこないます。