元町レディースクリニック

婦人科では、月経異常や更年期障害、デリケートゾーンのかゆみといったトラブルについて診療をおこなっております。デリケートゾーンにかゆみを伴う疾患のひとつに、膣カンジダ症がございます。これはかゆみのほか、おりものがおからのような形状となるのが特徴です。カンジタはカビの一種で、多くの人に常在するものです。しかし、疲れやストレスによって発症を繰り返すこともありますので、異常を感じたらお早めに受診ください。まずは、膣内で炎症を起こしている細菌を調べます。膣カンジダ症は、膣の中で溶けるお薬で治療し、かゆみが強い場合には軟膏を処方いたします。

当院は、月経痛や月経困難症などの症状についても診療をおこなっております。月経痛とは、生理で子宮が収縮することによって起こる下腹痛、腰の痛みなどを言います。また、それだけでなく頭痛や吐き気、めまい、下痢といった症状が出る方もいらっしゃいます。このような不快症状が強く、日常生活に支障をきたしてしまうものを、月経困難症と言います。これらの原因には、子宮内膜症や子宮筋腫が潜んでいる可能性もあります。症状についてお話を聞き、超音波（エコー）検査をおこないます。その後、症状に合わせてピルや鎮痛剤、漢方薬を使用します。ピルには女性ホルモンが含まれており、月経による子宮内膜の過剰な収縮をやわらげてくれます。