サンビレッジクリニック鴻巣

呼吸器内科では、気管支ぜん息や肺炎など呼吸器全般の診療をおこなっております。主に咳の症状で来院される方が多く、その原因は、ウイルスや細菌などによる感染症、カビやハウスダストを含むアレルギー性疾患とさまざまです。気管支ぜん息は、気道が炎症を起こすことで慢性的に咳や呼吸困難が起こります。治療の方法としては、主に吸入薬を使っていただきます。ただし、吸入器を正しく使わなくては症状の改善につながりません。このため薬局とも連携を取り、正しい吸入のためのアドバイスをしています。そのほか、ウイルス・ほこり・喫煙などで起こる間質性肺炎や、喫煙などによる慢性閉塞性肺疾患も診療し、禁煙治療もおこなっております。

当院では、慢性咳嗽（がいそう）の診療もおこなっています。咳嗽とは咳のことを言い、慢性咳嗽は8週間以上続く咳のことを言います。症状としては、乾いた咳でたんの出ないタイプと、湿った咳でたんを伴う2つのタイプに分かれます。これらは原因となっている疾患も違うため、問診や検査をおこないしっかりと診断することが大切です。原因が明らかになれば、吸入薬を使うなどそれぞれの状態に合わせた治療をおこなっていきます。咳が出るのは必ずしも風邪とは限りません。あまり長く続くようでしたら、一度受診してみてください。