【人気】3歳におすすめの絵本13選｜昔話や童話、言葉遊びも楽しめる♪

3歳向け絵本を選ぶポイント

3歳は言語の習熟が進み、少し難しい言葉も使える年頃。物語の理解力も上がり、空想の世界を隅々までイメージできるため、2歳までだと理解が難しかったストーリー絵本も十分に楽しめるようになります。いろいろな種類の物語に触れさせることで、想像力をさらに伸ばしてあげたいですね。

しっかりとしたストーリー

童話や昔話など、起承転結がしっかりとした物語は3歳におすすめ。繰り返しの多い展開や、単純明快でメリハリのあるストーリーが好まれます。今後もっと高度な内容の物語を読むための練習にもなりますよ。

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優しい気持ちを育む

友達や家族など、周囲の人たちの気持ちにも気づきはじめる年頃。優しく楽しい世界観の絵本もおすすめです。周囲への思いやりがハッピーエンドにつながるストーリーは、優しく朗らかな気持ちを育んでくれることでしょう。

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親子の会話が生まれる

シュールでふしぎな世界観の絵本は、好奇心旺盛な3歳児への読み聞かせにぴったり。独特なイラストや、ちょっぴりおかしな展開に、お子さんの「なんで？」「どうして？」が止まりません。親子でおしゃべりしながら楽しめますよ。

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言葉遊び

日々たくさんの言葉を吸収する3歳には、しりとりや擬音のリズムを楽しめる「言葉遊び絵本」もおすすめです。遊びを通して使える語彙が増えるのはもちろんのこと、今までに覚えた言葉の使い方を学ぶこともできますよ。

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ここからは、選び方で解説した3歳向け絵本をご紹介していきます。お子さんが繰り返し開ききたくなるような、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

しっかりとしたストーリー

昔話や童話など、しっかりとしたストーリーの絵本をご紹介します。はっきりとした起承転結や、繰り返しの多い展開で、お子さんの興味を惹きつけます。本格的な物語に初めて触れるお子さんにも、理解しやすいのがおすすめのポイントです。長年多くの子どもたちから愛されてきた、ベストセラー3作品をピックアップしました。

おおきなかぶ
福音館書店

「うんとこしょ どっこいしょ」のフレーズでおなじみ！50年以上も読み継がれてきたロングセラー絵本です。大きく育ったかぶを引き抜くために、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、と人手が増えていく力強いストーリーが特徴。ダイナミックなのにどこか可愛らしい絵柄も、お子さんが繰り返し読みたくなるポイントです。

三びきのこぶた
福音館書店

イギリスの原作を忠実に絵本化した、ラストシーンが印象的な「三びきのこぶた」です。子どもに媚びない、少々シビアなストーリー展開が特徴。なんと、こぶたの兄弟を襲ったオオカミは最後に食べられてしまいます。いいものはいい、悪いものは悪いという物語は、単純明快で子どもウケ抜群です。

おばけのバーバパパ
偕成社

ベストセラー絵本「バーバパパ・シリーズ」の第一作目です。洗練されたお洒落な絵と、心温まるストーリーが世界中で人気の理由。自由自在に変形する体を活かして人助けをする姿に、子どもたちは夢中です。バーバパパが生まれた経緯からしっかり描写されているため、独特な世界観にもすんなり入っていけますよ。

優しい気持ちを育む

優しく朗らかな気持ちを育む絵本をご紹介します。3歳は友達や家族など、自分の周りにいる人たちのことを意識し始める年頃。思いやりのある言動がみんなをハッピーにするストーリーは、お子さんの考え方や価値観にも良い影響を与えてくれるはずです。

どうぞのいす
ひさかたチャイルド

思いやり溢れるキャラクターたちが魅力的な絵本です。うさぎくんが作った椅子を中心に、ロバさんやクマさん、キツネさん、リスさん、みんなの親切心がリレーのように連鎖。優しい気持ちになれるだけでなく、クスっと笑わせてくれるユーモアもありますよ。テンポよく進むストーリーとリズミカルな文章で、読み聞かせするパパ・ママもお子さんと一緒に楽しめます。

ぐりとぐら
福音館書店

いつの時代も子どもたちに大人気！ふたごの野ねずみが活躍する「ぐりとぐら」シリーズの第一作目です。道に落ちていた大きな卵を使って、巨大カステラづくりに挑戦。ゾウやライオンなど、森中の動物たちと仲良くカステラをほおばる姿は、穏やかで愉快な雰囲気に満ちています。素朴でかわいい絵がお子さんの想像力を掻き立て、愛着が沸く一冊になること間違いなし。軽やかなリズム感の文章で、最後まで集中して聞いてくれそうです。

てぶくろ
福音館書店

森の生き物みんなで仲良く温まろう♪おじいさんが落とした手袋の中に、ネズミやカエル、ウサギ、キツネなどの生き物がどんどんやってくるお話です。動物たちの表情や動きがユーモラスでキュート。はらはら＆ドキドキの展開もあり、終わりまでお子さんを飽きさせません。秋冬の寒い時期に読み聞かせしたい、心温まる絵本です。

ねずみくんのチョッキ
ポプラ社

真っ白な背景が印象的な、ほぼモノクロのベストセラー絵本です。余白部分がお子さんの想像力を掻き立て、キャラクターのいきいきとした表情をさらに引き立てます。ねずみくんがお母さんに編んでもらった小さなチョッキ。さるやライオンをはじめ、友達が次々に着ていくうちに伸びていきます。いつか破れてしまわないかお子さんはドキドキ。ちょっぴりかわいそうなねずみくんですが、最後はハッピーなオチが待っているので安心です。

親子の会話が生まれる

シュールでふしぎな世界観！親子の会話が生まれる絵本をご紹介します。思わず笑ってしまうような、気になるイラストや文章がたくさん。お子さんの「なんで？」「どうして？」という好奇心を刺激します。親子でたくさんおしゃべりしながら楽しみましょう♪

もう ぬげない
ブロンズ新社

服がひっかかって脱げない！男の子をおそう緊急事態を、コミカルに描いた絵本です。服が脱げないだけなのに、「これからどうやって生きていこうか」「脱げないままだったらどうしよう」と真剣に思い詰める主人公の姿はシュール&キュート。大人も思わずクスっと笑ってしまうはずです。予想の斜め上を行く、驚きの結末にも注目です。

そらいろのたね
福音館書店

土に植えると家が生えてくる、不思議なタネのお話です。日の光を受けてどんどん大きくなる家には、森の動物や町の子どもたちが大集合。みんなで仲良く楽しい時間を過ごしていると、ちょっとした事件が起こり…。夢いっぱいの世界観と、しっかりとした展開のストーリーがどちらも楽しめますよ。絵本「ぐりとぐら」の作者による、素朴な絵柄と軽快なリズムのお話は、何度も繰り返し読みたくなる魅力にあふれています。

ぶたのたね
絵本館

木にたくさん実った「ぶた」が衝撃的！足の遅い不器用なオオカミが、ぶたを捕まえようとあの手この手で奔走するお話です。何度失敗してもあきらめない、とことん前向きなオオカミの姿が可笑しくも印象的。思わず応援したくなるはずです。お腹を抱えて笑ってしまいそうな自由なストーリーで、親子の会話を促してくれますよ。シンプルで味のある絵柄も、お子さんが気に入りそうなポイントです。

おばけのてんぷら
ポプラ社

ちぎり絵と切り絵が組み合わさった、ほのぼのとした雰囲気が特徴の絵本です。食いしん坊な主人公、うさこが初めて天ぷらづくりに挑戦！マイペースで能天気なうさこの姿に癒されます。タイトル「おばけのてんぷら」の意味は、読んでからのお楽しみ。おばけと言っても、全くこわくないので安心してくださいね。

言葉遊び

しりとりや擬音のリズムを楽しめる「言葉遊び絵本」をご紹介します。3歳までに覚えた言葉の使い方を、遊びを通して楽しく学ぶことができます。初めて出会う言葉も、遊びながらどんどん吸収していきますよ。

わたしのワンピース
こぐま社

とにかく可愛いがいっぱい♪50年以上もの間、女の子を夢中にさせてきたベストセラー絵本です。うさぎ、お花畑、お星さま、ミシン、お洋服など、おしゃれに目覚めた女の子が気になる要素が満載。「ラララン コロロン」と愉快でキュートなリズム言葉の数々は、口に出したくなること間違いなしです。

さる・るるる
絵本館

「さる・みる」「さる・とる」など、「る」で終わるシンプルなリズム言葉が楽しめる絵本です。主人公のさるをはじめ、愛嬌たっぷりの動物たちがページをめくる度に登場。ひょうきんな表情の数々に、親子で笑えること間違いなしです。しっかりとオチの付いたストーリーにも注目ですよ。