ミノキシジル外用薬は、AGA(男性型脱毛症)や薄毛治療で広く使われている成分のひとつです。市販品から処方薬まで選択肢が多く、「どれを選べばいいのか」「副作用は大丈夫なのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ミノキシジル外用薬の効果や仕組み、1%・5%など濃度ごとの違い、正しい使い方、副作用の注意点、市販薬と処方薬のコスト比較まで詳しく解説します。初めてミノキシジルを使用する方も、自分に合った治療法を選ぶ参考にしてください。
ミノキシジル外用薬とは?内服薬との違いを整理する
ミノキシジル外用薬について理解するために、まずは成分の仕組みと、よく混同されがちな内服薬との違いから整理していきます。
ミノキシジル外用薬の仕組みと特徴
ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として開発された成分です。その使用中に発毛・増毛効果が確認されたことから、外用薬として育毛・AGA治療に応用されるようになりました。
外用薬として頭皮に塗布した場合、主に次の2つの作用が働くとされています。
■ミノキシジルの主な作用
- ✓ 血流の改善:頭皮の血管を拡張し、毛乳頭への血流を増やす
- ✓ 毛包への直接作用:休止期にある毛髪を成長期へ移行させ、発毛を促す
毛乳頭は毛髪の成長を司る細胞の集まりで、ここへの栄養供給が改善されることで発毛・育毛効果が期待できるとされています。
ただし、ミノキシジル外用薬はAGAの根本原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑える作用は持っていません。あくまで毛包環境を整えて発毛を促す「育毛促進薬」という位置づけです。
内服薬とミノキシジル外用薬の違い|効果・副作用・使い方を比較
ミノキシジルには「外用薬(塗り薬)」と「内服薬(飲み薬)」の2種類があります。同じ成分でも、体への作用の仕方や副作用のリスクが異なります。
外用薬は頭皮に直接塗布するため全身への吸収量が内服薬に比べて少なく、全身性の副作用リスクは相対的に低いとされています。一方、内服薬は血中濃度が上がりやすく、より広範囲に作用する可能性がある反面、動悸・むくみ・多毛症といった全身性の副作用が出やすい傾向があります。
日本では、ミノキシジル内服薬はAGA治療薬として国内未承認(2026年時点)であり、処方する場合は医師の判断のもとで行われます。
外用薬は市販品(最大5%)と処方薬の両方が存在します。
| 比較項目 | 外用薬 | 内服薬 |
|---|---|---|
| 作用の範囲 | 頭皮に局所的に作用 | 血流を通じて全身に作用 |
| 副作用リスク | かゆみ・赤みなど局所症状が中心 | 動悸・むくみ・多毛症など全身性副作用に注意 |
| 国内承認 | 市販品・処方薬ともにあり | AGA治療薬として国内未承認 |
| 使い方 | 1日1〜2回塗布 | 1日1回服用 |
| 向くケース | 初期段階・女性・副作用が心配な方 | 外用薬で頭打ち・進行が速い方 |
このように、外用薬と内服薬は作用する範囲も副作用のリスクも異なります。どちらが適しているかは症状や体質によって変わるため、迷ったときは医師に相談すると安心です。
ミノキシジル内服薬の効果・副作用についてさらに詳しく知りたい方は、内服薬(飲み薬)について解説した別記事もあわせてご覧ください。
※上記は一般的な情報です。効果・副作用には個人差があります。治療方針は必ず医師にご相談ください。
市販のミノキシジル外用薬(リアップ等)と処方薬はどう違う?
ドラッグストアで購入できる市販品の代表格が「リアップ」シリーズです。ミノキシジル1%・5%の製品が販売されており、医師の処方なしで購入できます。
一方、クリニックで処方される外用薬は、医師が患者の状態を診たうえで適切な濃度・剤形を選んで処方します。市販品と同じ濃度の製品が処方されることもありますが、基剤(薬を溶かす成分)や添加物が異なる場合があり、頭皮への浸透性や使用感に差が出ることもあります。
最も大きな違いは「医師による適応確認と経過観察の有無」です。市販品は自己判断で使用しますが、処方薬は定期的な診察を通じて効果・副作用を確認しながら使い続けられます。副作用が出た場合の対応や治療方針の見直しも医師と相談しながら進められる点は、処方薬の大きなメリットといえます。
ミノキシジル外用薬の種類と濃度|1%・2%・5%の違いは?
ミノキシジル外用薬を選ぶうえで最初に押さえておきたいのが「濃度」です。ここでは濃度別の特徴と、性別や頭皮の状態に合わせた選び方を見ていきます。
ミノキシジル外用薬の濃度別の特徴と使い分けの目安
ミノキシジル外用薬は濃度によって効果の強さや副作用リスクが異なります。
国内の市販品で中心となるのは1%と5%の2種類で、女性には1%、男性のAGAには5%が推奨されています。2%は中間的な濃度ですが、国内では市販されておらず、海外製品やクリニックの調剤で扱われることがあります。
一般的に濃度が高いほど発毛促進効果が強くなる可能性がありますが、頭皮への刺激や全身への吸収量も増えるため、副作用リスクも高まる傾向があります。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、男性のAGA治療においてミノキシジル外用薬(5%)が推奨されています。
濃度が上がるほど効果も副作用リスクも高まる傾向があるため、いきなり高濃度を選ぶのではなく、自分の頭皮の状態や性別に合った濃度を見極めることが大切です。
※効果・副作用には個人差があります。
※日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」を参考にしています。
女性がミノキシジル外用薬を使う場合の濃度の考え方
女性がミノキシジル外用薬を使用する場合、推奨される濃度は男性と異なります。女性には1%または2%が適切とされており、5%製品は女性への適応外となっています。
理由のひとつは多毛症(顔や体に不要な毛が生える)のリスクです。女性はホルモンバランスの関係から高濃度のミノキシジルに対して感受性が高い場合があり、顔周りへの産毛増加などが起きやすいとされています。また、妊娠中・授乳中の女性は使用を避けるべきとされており、使用前に必ず医師・薬剤師に相談することが必要です。
市販品の中には「女性用」として1%製品が販売されているものもありますが、自己判断での使用は避け、まずは専門家に相談することをおすすめします。
ジェネリックのミノキシジル外用薬と先発品の違い
ミノキシジル外用薬にも、先発品(オリジナルの製品)とジェネリック(後発品)があります。ジェネリックは有効成分(ミノキシジル)の種類と量は先発品と同等ですが、基剤や添加物が異なる場合があります。
価格はジェネリックの方が安くなることが多く、長期継続を考えるとコスト面でのメリットがあります。ただし、基剤の違いによって頭皮への浸透性や使用感が変わることがあるため、先発品からジェネリックに切り替える際は医師に相談することが望ましいです。
クリニックやオンライン診療では、ジェネリック外用薬を処方しているところも多く、費用を抑えながら医師の管理下で治療を続けられる選択肢として活用されています。
ミノキシジル外用薬の正しい使い方
ミノキシジル外用薬は、正しい使い方を守ることで効果を引き出しやすくなります。使用回数・塗布量から塗り方の手順、他製品との併用まで、具体的なポイントを確認しましょう。
ミノキシジル外用薬の1日の使用回数と塗布量の目安
ミノキシジル外用薬の一般的な使用回数は1日2回(朝・夜)です。製品によっては1日1回のものもあるため、処方された薬や購入した市販品の添付文書・指示に従ってください。
1回あたりの塗布量は製品によって異なりますが、リアップ等のポンプ式製品では1回1mL(プッシュ1回分)が目安とされています。多く塗れば効果が上がるわけではなく、過剰使用は副作用リスクを高める可能性があるため、指定量を守ることが大切です。
ミノキシジル外用薬の塗り方の手順|頭皮への浸透を高めるポイント
頭皮が濡れた状態で塗布すると薬剤が薄まり浸透効率が下がる可能性があります。
塗布後すぐに横になると枕に薬剤が付着して密着が妨げられることがあるため、少し時間をおいてから就寝することをおすすめします。
シャンプー・他の育毛剤との併用時の注意点
ミノキシジル外用薬を使用している間も、シャンプーは通常通り行って構いません。ただし、塗布後4時間以内のシャンプーは薬剤が洗い流されてしまう可能性があるため、就寝前に塗布した場合は翌朝シャンプーするのが一般的です。
市販の育毛剤や頭皮ケア製品との併用については、成分の組み合わせによっては刺激が増す可能性があります。特にアルコール濃度の高い育毛剤と同時に使用すると頭皮への刺激が強くなることがあるため、使用する順番や間隔を空けることが望ましいです。複数の製品を使用している場合は、医師や薬剤師に相談して確認することをおすすめします。
ミノキシジル外用薬の効果が出るまでの期間と目安
ミノキシジル外用薬は、効果を実感するまでに一定の期間が必要です。初期脱毛のタイミングや経過の目安を知っておくと、焦らずに続けやすくなります。
初期脱毛はいつ起きる?どれくらい続く?
ミノキシジル外用薬を使い始めてから2〜8週間ほどの間に、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起きることがあります。これは治療が失敗しているサインではなく、休止期にあった毛髪が成長期へ移行する過程で起きる現象とされています。
初期脱毛の期間は個人差がありますが、多くの場合1〜2ヶ月程度で落ち着くとされています。この時期に「悪化した」と感じて使用を中止してしまうケースが多いですが、初期脱毛が起きているということは薬が作用しているサインである可能性があります。不安な場合は自己判断で中止せず、処方を受けているクリニックに相談することをおすすめします。

副作用について質問をした際、わかりやすく答えてもらえたのが良かったです。副作用というのは、初期脱毛についてです。薬を処方してもらう前に一応聞いてはあったんですが、想像していた以上の毛が抜けたので慌てて連絡しました。医師は落ちついてわかりやすく説明してくれたので安心できましたし、実際医師の言う通りになったので流石だなと感じ、満足出来ました。
ミノキシジル外用薬を使い始めてから効果を感じるまでの流れ
ミノキシジル外用薬の効果を実感するまでには、一般的に3〜6ヶ月以上の継続使用が必要とされています。
毛髪の成長サイクル(ヘアサイクル)は数ヶ月単位で動いているため、短期間での効果判定は難しいです。
上の表のように、効果は段階を追って少しずつ現れます。数週間で「効かない」と判断せず、まずは半年を目安に継続することが大切です。
※あくまで目安です。効果の出方は薄毛の進行度・年齢・使用濃度・生活習慣などによって個人差があります。
効果が出にくいケースと見直しのタイミング
6ヶ月以上継続しても効果を感じられない場合は、治療方針の見直しを検討するタイミングかもしれません。
効果が出にくい主な要因としては、以下のようなケースが考えられます。
自己判断で使用を続けるよりも、一度クリニックで現状を確認してもらい、フィナステリドやデュタステリドとの併用など、より効果的な治療への切り替えを検討することが有効な場合があります。
ミノキシジル外用薬の副作用と注意点
ミノキシジル外用薬を安心して使うために、起こりうる副作用の種類と、受診の目安となる症状、出たときの対処法を整理します。
ミノキシジル外用薬で起きやすい副作用の種類
ミノキシジル外用薬で比較的多く報告されている副作用は、頭皮への局所的な反応です。主なものを以下に挙げます。
頭皮のかゆみや赤みは、製品に含まれるアルコールや基剤への反応として起きることが多く、濃度を下げるか基剤の異なる製品に変更することで改善する場合があります。
症状が続く場合は使用を中止し、医師に相談してください。
全身への影響が出るケース|どんな症状が受診の目安?
外用薬は内服薬に比べて全身への吸収量が少ないとされていますが、頭皮から一定量が吸収されるため、全身性の副作用が起きる可能性がゼロではありません。
特に以下の症状が現れた場合は、使用を中止して速やかに医師を受診してください。
これらの症状は頻度としては多くないものの、心臓や血圧に関わる症状は特に注意が必要です。
既往症(心疾患・腎疾患・低血圧など)がある方は、使用前に必ず医師に相談してください。
副作用が出やすい人の特徴と使用前の確認事項
以下に該当する方は、使用前に医師・薬剤師への相談が特に重要です。
副作用が出たときの対処法と医師への相談タイミング
頭皮のかゆみや赤みなど軽度の局所反応が出た場合は、まず塗布量を減らすか、使用頻度を1日1回に下げて様子を見ることが一般的です。それでも改善しない場合は使用を中止し、医師に相談してください。
動悸・むくみ・めまいなど全身性の症状が出た場合は、すぐに使用を中止して医師を受診してください。「少し様子を見よう」と自己判断で継続するのは避けましょう。
クリニックで処方を受けている場合は、副作用が出た時点で担当医に連絡することで、塗布量の調整や代替薬への変更など適切な対応を受けられます。副作用への不安があるからこそ、医師の管理下で治療を進めることに意味があります。

副作用など何か気になる事や不安があれば来店をせずにオンラインでも直ぐに相談ができ、基本的にレスポンスが早く毎回スピーディーに解決できましたし、対応自体も丁寧で事務的だと感じるような事もなく、こちらとしても安心ができ助かりました。
ミノキシジル外用薬はどこで入手できる?
ミノキシジル外用薬は、入手方法によって価格やサポートの手厚さ、安全性が大きく変わります。市販品・クリニック処方・個人輸入の3つを比較しながら見ていきましょう。
薬局・ドラッグストアで買えるミノキシジル外用薬(市販品)の種類
ミノキシジル外用薬は、医師の処方なしでドラッグストアや薬局で購入できる市販品があります。代表的なものは大正製薬の「リアップ」シリーズで、ミノキシジル1%・5%の製品が販売されています。
市販品は第1類医薬品に分類されており、購入時に薬剤師からの説明を受けることが義務付けられています。購入前に薬剤師に自分の状態を伝え、適切な製品を選ぶことが大切です。
クリニック・オンライン診療で処方されるミノキシジル外用薬との違い
クリニックやオンライン診療では、医師が診察のうえで患者の状態に合った濃度・剤形の外用薬を処方します。市販品と同じ5%製品が処方されることもありますが、ジェネリック品や基剤の異なる製品が選択される場合もあります。
処方薬の最大のメリットは、定期的な経過観察と副作用への対応が受けられる点です。また、フィナステリドやデュタステリドなどAGAの根本原因に作用する薬との併用処方も、クリニックでは可能です。
オンライン診療は自宅にいながらスマートフォンで受診でき、処方薬が自宅に届くため、忙しくて通院が難しい方にも利用しやすい選択肢です。AGAオンライン診療のおすすめクリニック比較については、別記事でも詳しく解説しています。
個人輸入・通販サイトでの購入は避けた方が良い理由
海外サイトや個人輸入代行を通じて、国内未承認の高濃度ミノキシジル外用薬(10%・15%など)を入手しようとする方がいますが、これには複数のリスクがあります。
厚生労働省も個人輸入に関する注意喚起を行っており、医薬品の個人輸入には健康被害のリスクが伴うことを明示しています。
費用を抑えたい場合でも、オンライン診療でジェネリック品を処方してもらう方が、安全性と経済性の両面で合理的な選択といえます。
ミノキシジル外用薬の料金相場|市販品・処方薬・オンライン診療で比較
治療を続けるうえで気になるのが費用です。ここではミノキシジル外用薬の料金を、市販品とオンライン診療の処方薬それぞれの目安に分け、長期的なコストもあわせて比較します。
ミノキシジル外用薬の市販品の価格帯(リアップ等)
市販品の価格は製品・容量によって異なりますが、リアップX5(60mL)は実勢価格で5,000〜7,000円前後が目安です。1日2回使用した場合、1本で約1ヶ月分となるため、月額コストは5,000〜7,000円程度になります。
オンライン診療で処方されるミノキシジル外用薬の費用目安
以下は主要クリニックのミノキシジル外用薬まわりの料金・スペック比較です。
外用濃度 | 15% | 12% (フィナステリド0.01%配合) | 15% | 外用あり(MINOCK) | 5%・15% | 5% |
外用薬の月額目安 | 8,305円 | 10,285円 | 8,742円 | 12,000円 | 外用単体なし (積極発毛11,713円/月に5%内包) | 外用単体なし (積極発毛18,000円/月に5%内包) |
初診/再診 | 0円/0円 | 0円/0円 | 1,650円/0円 | 0円/0円 | 0円/0円 | 0円/0円 |
配送料 | 550円 | 550円 | 550円 | 要確認 | 550円 (長期1,100円) | 1,000円〜 |
お届け | 最短当日 | 最短翌日 | 最短翌日 | — | 最短翌日 | — |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※表示価格はすべて税込みです。月額は主に12ヶ月プランの1ヶ月あたり金額を記載しています。
※2026年6月時点の情報です。料金・プランは変更になる場合があります。最新情報は各クリニックの公式サイトでご確認ください。
※レバクリ・AGAオンクリはミノキシジル外用薬の単体プランがなく、内服薬とのセットプランに外用5%が含まれます。
同じミノキシジル外用薬でも、濃度・月額・配送料はクリニックによって差があります。
市販品は最大5%ですが、クリニックでは医師の診察と経過観察を前提に12〜15%などの高濃度が処方されることもあり、自己判断で高濃度品を個人輸入する場合とは安全性の前提が異なります。
初診料・再診料が無料のクリニックも多いため、薬代だけでなく総額で比較するのがポイントです。
ミノキシジル外用薬を長期継続する場合のコスト比較
ミノキシジル外用薬は長期継続が前提の治療です。1年・2年単位でのコストを比較すると、市販品とオンライン診療処方薬の差が見えてきます。
市販品(月額6,000円)を1年継続した場合の年間コストは約72,000円です。
一方、オンライン診療では診察料・再診料が0円のクリニックも多く、外用薬の月額と配送料を合わせると月9,000〜13,000円程度が目安です(クリニックやプランによって幅があります)。
市販品より費用はやや高めになる場合もありますが、経過観察・副作用対応・治療方針の調整といったサポートが含まれる点を踏まえると、「薬代+サポート」として考えると納得しやすい選択肢といえます。

いくつか他のクリニックのサイトも見ましたが、月々の料金が圧倒的に安かったのがレバクリを選んだ決め手です。初診料や診察料もかからず、薬代と送料だけっていうのが分かりやすくて良かったです。正直、給料もそこまで高くないので、毎月無理なく続けられる価格じゃないと厳しいと思っていました。12ヶ月プランだと月1650円で発毛と予防ができるのは、本当にコスパが良いと思います。
フィナステリド・デュタステリドとの併用でAGA治療効果を高める
ミノキシジル外用薬の効果をさらに高めたい場合、内服薬との併用という選択肢があります。外用薬単体の限界と、内服薬との組み合わせ方を解説します。
ミノキシジル外用薬だけで治療する場合の限界
ミノキシジル外用薬は発毛促進・育毛効果が期待できる一方で、AGAの根本原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑える作用は持っていません。DHTは5αリダクターゼという酵素によってテストステロンから変換され、毛包を萎縮させることでAGAを進行させます。
外用薬だけで治療を続けた場合、発毛促進の効果は期待できても、AGAの進行自体を止める効果は限定的とされています。特に薄毛の進行が速いケースや、広範囲に薄毛が広がっているケースでは、外用薬単体での対応には限界が出てくる可能性があります。
ミノキシジル外用薬とフィナステリド・デュタステリドの組み合わせ方
フィナステリドとデュタステリドは、5αリダクターゼ阻害薬と呼ばれる内服薬です。DHTの産生を抑えることでAGAの進行を止める作用があり、ミノキシジル外用薬と組み合わせることで「進行を止めながら発毛を促す」という相補的な治療が可能になります。
このように、ミノキシジルが「発毛を促す」のに対し、フィナステリド・デュタステリドは「進行を止める」役割を担います。両者は目的が異なるため、併用することで互いの弱点を補い合えます。
内服薬の追加を医師に相談するタイミングの目安
以下のような状況になったとき、内服薬の追加を医師に相談することを検討してみてください。
「外用薬だけでは不十分かもしれない」と感じたタイミングが、医師に相談する良い機会です。内服薬の追加によって治療効果が高まる可能性があります。
ミノキシジル外用薬が向いている人・向いていない人
ミノキシジル外用薬は誰にでも最適というわけではありません。外用薬から始めることが多いケースと、別の治療を検討した方がよいケースを整理します。
ミノキシジル外用薬から始めることが多いケース
毎日の塗布ルーティンを継続できる方は、外用薬から始めることが多いとされています。
ミノキシジル外用薬だけでは対応が難しいケース
「自分は外用薬が向いているのか」と迷う場合は、自己判断せずに一度クリニックで診てもらうことが最も確実です。
医師が頭皮の状態・薄毛の進行度を確認したうえで、最適な治療方針を提案してくれます。
ミノキシジル外用薬に関するよくある質問
ここでは、ミノキシジル外用薬について多く寄せられる質問に、ポイントを絞って回答します。
Q. ミノキシジル外用薬は毎日使わないといけませんか?
継続使用のポイント
- 1日1〜2回を継続する
- 使い忘れても2回分をまとめて使わない
- 効果維持には継続が重要
Q. 塗った後すぐに帽子をかぶっても大丈夫ですか?
塗布後すぐの帽子着用は避けることをおすすめします。乾燥までの目安は15〜30分程度で、乾燥前にかぶると薬剤が帽子の内側に付着して浸透が妨げられる可能性があります。急いでいる場合でも最低10分程度は待つことが望ましいです。
Q. 女性が使う場合、男性用と何が違いますか?
女性が使用する際の注意点
- 推奨濃度は1〜2%
- 5%製品は適応外
- 妊娠中・授乳中は使用を避ける
Q. 外用薬をやめると薄毛が元に戻りますか?
中止すると一般的に3〜6ヶ月程度で効果が失われ、脱毛が再進行する可能性が高いとされています。AGAの根本原因(DHT)を抑制する作用を持たないため、やめると毛包への刺激がなくなり元の状態に戻っていく傾向があります。継続使用が前提の治療薬なので、やめることを検討している場合は自己判断せず担当医に相談してください。
Q. 市販のリアップと処方される外用薬は何が違いますか?
市販品と処方薬の主な違い
- 濃度や基剤が異なる場合がある
- ジェネリックで費用を抑えられることがある
- 医師による診察・適応確認が受けられる
- 副作用時の個別対応が可能
Q. 頭皮以外に使えますか?
国内で承認されている使用部位は頭皮のみです。眉毛・ひげ・まつ毛などへの使用は適応外で、粘膜・傷口・炎症のある皮膚への使用は禁忌とされています。頭皮以外への使用は予期しない副作用(多毛症・皮膚刺激など)のリスクがあるため、必ず医師に相談してください。
まとめ|ミノキシジル外用薬は正しく使い続けることが大切
この記事で解説してきた内容を整理します。
ミノキシジル外用薬のポイントまとめ
- ✓ 発毛を促す育毛促進薬
頭皮の血流改善や毛包への直接作用によって発毛を促す一方、AGAの原因であるDHTは抑制しない- ✓ 濃度選びが重要
男性は5%、女性は1〜2%が一般的な目安であり、自己判断で高濃度製品を使用するのは避けたい- ✓ 効果実感には時間がかかる
一般的に3〜6ヶ月以上の継続が必要で、初期脱毛は治療が作用しているサインである可能性もある- ✓ 副作用にも注意する
頭皮のかゆみや赤みが中心だが、動悸・むくみなど全身症状が出た場合は使用を中止して受診する- ✓ 処方薬の方が安い場合もある
市販薬だけでなく、オンライン診療を含む処方薬の料金も比較して検討したい- ✓ 内服薬との併用も選択肢
フィナステリドやデュタステリドと併用することで、AGA治療効果の向上が期待できる- ✓ 継続使用が前提となる
使用を中止すると3〜6ヶ月程度で効果が失われる可能性があり、継続が重要ミノキシジル外用薬は、正しい濃度・正しい使い方で継続することで、はじめて効果が期待できる治療薬です。
一人で悩まず、専門家と一緒に取り組むことで継続しやすくなります。
【本記事について】
・本記事で紹介するAGA治療は健康保険適用外の自由診療です。治療費は全額自己負担となります。
・一部、国内未承認医薬品を含む場合があります。未承認医薬品は医師の判断のもと個人輸入・処方されるケースがあります。
・フィナステリド(プロペシア等)・デュタステリド(ザガーロ等)・ミノキシジル外用薬(5%以下)は国内承認薬ですが、ミノキシジル内服薬(ミノタブ)は国内未承認です。
・薬剤により、性欲減退、勃起不全、動悸、頭痛、多毛症などの副作用が報告されています。
・未承認医薬品および承認外用法での処方は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
・口コミ・体験談は個人の感想であり、治療効果を保証するものではありません。







