前山内科

消化器内科では、食道や胃、腸などの消化管や、肝臓、すい臓、胆のうなどの疾患について、幅広く診療をおこなっております。必要に応じて、内視鏡や超音波診断装置などで検査をおこない、疾患の有無を確認します。胃内視鏡検査では、患者様の苦痛をやわらげるために、鎮静剤や細いカメラを使用しています。大腸内視鏡検査でも、鎮静剤を使用したり、おなかが張りにくい炭酸ガスを使ったり、患者様の苦痛を軽減する工夫をしています。また、肝炎や脂肪肝など、肝臓疾患の診療にも力を入れています。健康診断で肝機能について異常を指摘された方は、お早めにご相談ください。

内科では、風邪やインフルエンザなどの急性疾患のほか、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患にも対応しております。高血圧症、糖尿病、脂質異常症は、生活習慣病と呼ばれており、初期の段階では自覚症状があまりありませんが、放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などを起こす危険性が高まります。そのため、放置してはいけない疾患だと意識していただけるよう、患者様に現在の状態や将来的なリスクについて説明しています。生活習慣病の治療法は、基本的に食事療法と運動療法です。当院では、必要に応じて薬物療法も組み合わせ、患者様に合わせた治療法を提案しています。