八木小児科

小児科では、お子様の風邪やインフルエンザ、水イボなど、さまざまな症状について診療をおこなっています。小児科の診療で心掛けていることは、お子様一人ひとりに合った治療を提供することです。例えば、保育園などに通っているお子様の場合、昼に薬を飲むのは難しいので、朝と晩だけの薬にするなどの工夫をしています。また、疾患の検査や治療だけでなく、日常生活での注意点などアドバイスもおこなっています。親御様に体調不良が見られる場合は、お子様と別の医療機関にかかるのは大変ですので、必要であれば、当院で診療をおこないます。

アレルギー科では、気管支ぜん息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎などに対応しています。気管支ぜん息は、お子様用の治療をおこなうだけでなく、運動会などで症状が悪化しないよう、行事に合わせて薬の処方を調整しています。食物アレルギーは、どれだけの量まで食べて良いのかを判断して、お子様一人ひとりに合わせた食事指導をおこなっています。アレルギー性鼻炎の治療法として、アレルギーの原因物質を少量ずつ投与し、時間をかけて身体に慣れさせていく舌下免疫療法という体質改善法をおこなっています。舌下免疫療法は、スギ花粉とダニが原因の場合におこない、改善を実感できるまで2～3年ほどかかります。