社会医療法人　笠置記念胸部外科　松山笠置記念心臓血管病院

胸部外科では、漏斗胸の治療をおこなっております。漏斗胸とは、胸に陥没したような変形が見られる疾患のことで、胸部の変形によって、心臓や肺、胃などの機能に影響が出てきます。また、変形が他者からもわかるため、精神面にも影響することがあります。漏斗胸の治療では、筋層下Nuss法という、胸骨を肋骨に固定したバーで持ち上げる手術をおこないます。治療を受けるのがお子様の場合は、身体が成熟してしまう前の、骨がまだ柔らかいうちに手術されることをおすすめします。漏斗胸は、治療をおこなえば見た目も機能も改善されますので、治療をご希望の方はお早めにご相談ください。

心臓内科では、循環器内科でみられるような症状や疾患の診療をおこない、睡眠時無呼吸症候群や狭心症、心筋梗塞、不整脈などに対応しております。心臓病は症状が出にくく、気付きにくいため、放置してしまう方がいらっしゃいますが、早期発見・早期治療が大切です。心臓病は治療が難しく、患者様の生活が制限されてしまうことが多くあります。発作が起こって、救急搬送されるほど悪化してしまう前に、治療をおこなう必要があります。些細な症状でも、気になることがあれば早めに受診してください。